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先々やりたいことのひとつ:農業

昨日の投稿の中で「これからやりたいことがある」という話を書きました。この「やりたいこと」は一つではなく複数あり、それぞれ一見すると異なったベクトルを向いているんですが、自分の中では最終的にすべて同一線上でつながるヴィジョンを持っています。

その先々やりたいことの一つとして、以前書いた庭で野菜を育てていた頃から考えている農業があります。

生産より販売を考えたい

やりたいことはそれぞれ今すぐにでも取り掛かりたいわけではなく、焦らず段階を踏んで目指していくつもりで考えています。焦ると大抵うまくいかないというのが20代で得られた一番の学びで、物事が成るには時間がかかることを教えてくれたのも畑でした

前述の投稿の中でも「就農を考えて農家体験を試みた時期もあったけれど、なんか違うなと思い直して」と言及しました。この就農を考えていた頃、新規就農フェアに参加したり、いろんな役所を巡って就農の相談をしたり、三連休を使って農家さんに体験に行ったりしました。

そのときどこに行っても必ず聞かれて、そして困惑したのは「何が作りたいの?」という質問です。つまりトマト・ニンジン・芋・白菜・ネギetcどの作目でやりたいの、ということ。

この作目でやりたい、というこだわりが自分には全然ありませんでした。当時はゴーヤを育てていたけどゴーヤに熱いこだわりがあったわけではなく、畑をやって感じられた野菜を育てることの面白さは、どの作目でも感じられると思いました(叔母の畑の手伝いも楽しかったし)。

それよりも畑で感じた課題は、作物をどうやって流通させればいいのか? ということ。当時の自分は一人で消化しきれない量を作ってしまって、せっかくだからうまく売る方法ないかなぁと考えているうちに全部ロスしてしまいました。また逆に、台風の脅威を痛感したり、叔母の畑でうまく育たない作物を見たりして、十分な量を作るのも難しいことなんだなとも気づきました。

そんなこんなが私と農業のファーストコンタクトだったので、生産そのものよりも農業の収益構造への興味が強く、どちらかといえば生産者を求めている就農窓口とはマッチングしないんだな=「なんか違うな」という結論に至ります。

それを踏まえて当時考えた「自分がやるならこんな農業」のビジネスモデルは個人的に気に入っていて、以来ずっと胸に抱きながらも「実現するチャンスはなさそうだなぁ」と半ば諦めていたんですが、これから自分の事業の成立を目指すことになった以上はこれもいずれ実現させたいなっと最近改めて思っています。

フィールドは郡上がいい

自分が岐阜県郡上市というフィールドにつながったことも大きいです。就農を考えていた当時はまだ郡上に出会う前でした(実は郡上市役所の窓口には当時行ってたんですが)。

郡上にも農業に取り組んでいる人が数多くいて、今週末には食と農をテーマにしたBeGood Caravanという一大イベントが開催される予定でした。自分もスタッフとしてお手伝いするはずだったんですが、コロナウイルスの影響で中止に……残念です。

本格的に農業をやるとしても少なくとも5年ぐらい先のつもりで考えていますが、自分が農業をやるならフィールドはやっぱり郡上しかないなと思います。郡上の皆さん、またいろいろ相談させてください。

ともあれ、まずは今までに培ったWEB等のベーススキルで目下の暮らしを成立させることが最初にやりたいことです。それがうまく親和性をもって郡上での農業につながっていく形にしたいな〜。 とりあえず今年はベランダで少しでも育ててみるか……。

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