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友達には風俗をやらないで欲しい

2人、よく遊んだのに縁を切った友人がいる。
どちらとも、今いる友達よりうんと時間と感情を共有した子達だったし
どちらとも風俗をはじめた。

2人とも可愛くて、結構なお金をもらったんだと思う。
2人とも歌舞伎町に入り浸るようになった。

私は風俗嬢に偏見は無い。
全く無い。えっちな話しは自分がそんなに好まないので楽しくはできないけど別に嫌悪感は無い。

でも傾向として、絶対的に人として合わなくなる。

風俗をやると自分を蔑ろにする気持ちが強くなるし、人に攻撃的になる。私の周りだけだったのだろうか。2人しか事例がないのでそうなのかもしれない。

今でも2人のことを思い出す。
もう一度言うけど、ほんとにたくさんの楽しい時間を共有した2人だった。

1人、縁を切る前に寄り添い続けると試みたことがあった。ホストには一度も行かなかったけれど、大学一年生の秋に困った友人を助けるために深夜歌舞伎町のマクドナルドに向かったことがある。そこで何故か友人と私とホストとトランプをした。その前後はあまり覚えていない。

でも無理だった。


考えが合わなくなることもあるが、
元より私は自己肯定力がないため“その”オーラにズルズル引き込まれる。
風俗を始めたその子たちの話を聞いている時、ダメになりかけるのがめちゃめちゃにタイムリーで自覚していた。

もう大好きな友達を自ら縁切ることなんてしたくないから、友達には風俗をやらないで欲しい。

そう、ひどいことに、彼女のためではなく、自分のための切実な願いなのである。


何度も関係が戻れば良いのにと思い出す。
ふとした時に何度も。


▼今日の画像
朝5時なのにたくさんの車が光の線を作っていた。

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