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海外ボランティアに参加して①(ミャンマー編)

こんにちは、TSUKURUインターン生のngsです。

私はこれまでに4カ国の海外ボランティアに参加してきました。
この場をお借りして、皆さんに過去参加した海外ボランティアについてご紹介したいと思います。

コロナ禍でなかなか海外に渡航することは難しい(ましてやボランティアなんて!)とは思いますが、当たり前に移動できたあの頃を思い出しながら読んでいただけると嬉しいです!

活動概要

渡航先:ミャンマー
渡航期間:2週間
渡航人数:大学サークルのメンバー13人
所要費用:航空券3万円+滞在費(バス、食事、ホテル)7万円+建築資材費(ドネーション)5万円 =15万円
主な活動:住居建築活動、現地小学校で衛生講習、観光

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私は国際NGO Habitat for Humanityの筑波大学支部(いわゆる学生団体)に所属しており、長期休みを利用して海外ボランティアを経験しました。
大学での初渡航先は最貧国の一つであるミャンマー。旧首都ヤンゴンから車で1時間ほどの小さな村で、住居建築活動を行いました。

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ミャンマーでは、毎年雨季になると川の水が増水し、村全体での洪水が頻発します。しかし、冠水に耐えられない強度の家が未だ多く、常に危険と隣合わせの生活をやむをえない人々が多数存在しています。今回のボランティアでは彼らを支援するために、高床式のバンブーハウスを建築しました。

活動内容

今回は更地にゼロの状態から完成まで、一部始終を携わることができました。
建設工程は、その都度現地の大工さんボーイスカウトに教えてもらいます。

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左手前に見えるのが、ホームオーナーさんの古い家。強度が低く、いつ崩壊するか分からない状態で、早急に新しい家に移り住む必要がありました。

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白いチョークの場所が建設予定地で、ここに穴を掘り土台を立てます。基本的に全て手作業。気温30℃を超える炎天下の中、安全面を考慮して基本長袖長ズボンで作業します。

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家の大枠を建てます!
自分たちでモルタル(セメント+砂利+水)を作り、それを使ってレンガを重ねたりもします。結構根気のいる作業です。

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屋根以外は壁も床も全て竹で作ります。もちろん慣れない環境で疲労はピークに達しますが、今後この家に実際に人が住むのだと思うと気が引き締まりました。

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もちろん壁も竹で、手編みです。10日間ほど作業をして、、、

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無事完成しました!!!!
平均7人で一軒建てて、他大学の学生も合わせて50人ほどが参加したので、この2週間で8つの家族に家を提供することができました。

公衆衛生講習@小学校

建築ボランティアの他に、現地の小学生に公衆衛生講座を開きました。
内容としては、
・歯磨き講座
・ラジオ体操体験

です。その他にも、ゴミはゴミ箱に捨てることを教えたり、蚊や犬が持つ病気について紙芝居を通して伝えました。

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子どもたちの中にはすでに歯がボロボロの子もおり、改めて日本の公衆衛生能力の高さを実感しました。ちなみに現地の子どもたちの顔に塗ってあるのは、TANAKAという日焼け止めです。

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ラジオ体操はなぜか子供達に大ウケでした、、、。

海外ボランティアの感想

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ボランティアは偽善、ボランティアは無意味、こう考える人も少なくないと思います。私も全く否定するつもりはありません。

ただ、誰かのために汗を流すこと、
これは何事にも変えられない財産になると私は思っています。

もちろん、日本にいるだけでは気づけないような、家族の暖かさや
モノの豊かさと心の貧しさ、動物と人間の共存など、
様々な価値観に触れて自分自身の糧となることに間違いありません。

しかしそれ以上に、
私が建てた家の家族とはもう一生会うことはないだろうけど、一瞬でも彼らの笑顔が見れたこと、誰かのために自分が役に立っているという事実。
私はこの瞬間のために生きているんだなぁって実感しました。

ボランティアに限らず、今後社会に出ても、この時の自身が輝くこの気持ちを忘れないように、利他主義な社会人になりたいです。

よろしければ、そんな私がTSUKURUでインターンを始めたきっかけについて、こちらを是非チェックしてみてください~

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この記事を書いた人は
ngs

ミャンマーもう一度行きたい


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