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TSUKURU SDGs NIGHT 「学生駆け込み寺Vol.1」~続編~

TSUKURUの学生限定オンラインディスカッションの場「学生駆け込み寺」の続編です。
今回は前回の記事に載せきれなかった裏話や、参加者のお悩みとそれに対する山本さんのアドバイスを一挙ご紹介!


本シリーズの記事はこちら↓

気になる目次を見つけた方、ぜひその項目だけでも読んでいってください。
今回も山本さんの的確なアドバイスが満載です~

1.SNSとの付き合い方

参加者)私の周りでSNSをやってる友人は多いですが、やってない人ももちろんいて、そういう人がいると

「え、してないんだ?」

という空気になりがちでした。
(SNSを)してるのが当たり前というか、そういう感じで考えてたんだなと、お話を聞きながら感じました。

山本)流行もビジネスなんですよ。なるべく多くの人に広めてやってないとカッコ悪い、仲間外れに感じてしまうっていう流行をつくってるのがビジネスです。

人がやってるから自分も、てなる。
ここでも他人と比較してるんですね。

大切なのは、自分が楽しいかどうか。

自分にとってプラスになるならいいんですが、マイナスに見えるならやらない方がいいと思います。
不安になるまでして周りに合わせてやらなくても、いいんじゃないかな。

僕が皆さんと同じくらいの年代の頃は、スマホがなかった時代でしたが、楽しく生きてました。

司会者)SNSを使わないことで仲間外れにするような人は友達とはいえないと思います。

自分らしくいられる、認めてくれる友達を見つける、
それが、やりたいことを実現することにもつながると思います。

山本)その通りです!
結局、SNSやってることだけが共通点の人って薄っぺらい関係ですよね。

少し脱線しますが、僕がハワイのベンチャーに行ったときのお話です。

あるとき視察で、ハワイの原住民が暮らす山に入ったんです。
彼らの生活には、スマホもWiFiもない。
連絡手段は村にある固定電話。今でもそんな生活をしている人たちがいて。
野菜を育てて、食べて、自給自足生活をしているんですね。

そんなところに、農園の手伝いをしに世界中から学生たちが来ていました。

SNSもスマホもない中ですが、彼らはとても楽しんでいるようでした。

僕は学生に聞きました。
「スマホないし、連絡とれないし、大丈夫なの?」
するとその学生は、こう答えたんです。
「それがいいんですよ、そういう束縛から解放されたんです。」

農作業で鍛えられた体。新鮮な野菜を食べて健康的な食生活。
とにかくそこの学生たちはみんな輝いて見えました。

世界中の人たちが、こういう生活を欲していて、現状のストレスから解放されたい、という気持ちがあるんだと感じましたね。

本題に戻ると、SNSはビジネスによって気にするように仕組まれている部分があります。
SNSのマイナス面をみると、自信なくしたり、もったいないことにつながるので、本質のいいところだけを理解して楽しみ、それ以外は切っておくことが大切です。

2.大きな目標をもてば、柔軟にやっていける

参加者)今私は、将来の自分の姿について考えているのですが、5年後とか10年後というと、遠すぎて想像できないんです。

山本)未来は正直”どうなるか”はわからないですよね。
ただ、今考えることができるとしたら、”どうなっていたいか”っていうことです。
今自分より5年、10年年上の人達がどんな感じかっていうのを見てみる。
そうして、自分だったらどうありたいか、というのを考えてみることです。

そんなに難しく考えず、こうなってると幸せだな、こういうことやってると充実しているかな、って想像するのでいい。

僕は色んなキャリアを持ってるけど、その都度進んできた結果であって、想定してなかったことばかりです。

最初の頃は、数年後の理想の姿はあったし、目標を作ってましたが、その都度調整してきました。
今は具体的でなくてもいい。
ざっくり、”社会に貢献したい”とか大きい目標でいいと思います。
具体的にするのもいいけれど、大きい目標があると、どんな仕事がきても、目標に関連付けて頑張れます。

僕の場合は「人を楽しませたい」という大きな目標をベースに、5年後10年後を描いてました。

3.時間の使い方

参加者)時間の使い方のコツを教えていただきたいです。
学生団体のサークルと、勉強との両立に悩んでいます。

山本)色んな事で忙しくなったときに、時間の使い方の改善策としては”仕事の効率を上げること”しかないと思います。
”時間を増やす”だと、寝る時間とかを削ることになり、結果的に健康に良くないです。
仕事量が減らせないなら、効率上げるしかないですよね。

では、いかに、決められた時間の中で仕事を押し込むか?

ひとつは、自分で全てを抱え込まないことです。
性格的に、何でも引き受けてしまう方かもしれないですね。自分でやる方が楽なこともありますし、僕もそうでした。
でも、そうやってどんどん自分がやることが増えると、その分時間もなくなってしまいます。

まずは自分がやるべき仕事と、人に頼めることを分けてみましょう
組織の中で考えるとか、人と一緒にやれることとかあると思います。そのための組織(サークル)です。助け合うことも大事です。
そうして自分にしかできないこと、やりたいこと、にフォーカスする。

また、組織の中には無駄な仕事やそこまで時間かけなくてもいいものもあると思うので、そこは組織で改善していく。

たぶん、頑張り屋さんで何でも一生懸命やっちゃうんですよ。
頑張り屋さんが陥りやすい悩みだと思います。

4.自分に合う場所を見つけよう


参加者)大手企業で、専門性を若いうちにつけるにはどうしたらよいでしょうか。大手だと成長ペースがゆっくりなイメージがあります。

山本)大手であろうと、ベンチャーであろうと、自分次第だと思います。
大手だと安定していて、ゆっくりしているイメージあるかもしれませんが、その中でもやってる人はいるし、逆にベンチャーであっても受け身の人もいます。

成長したい、専門性を身に着けたい、と思い、それを実現できるかどうかはその人次第ですね。
盛んにいろんなことに挑戦していく人かどうかです。

どんな環境であれ、自分がどれだけ吸収していけるのか、それが大事だと思います。

環境に流されるってのはよくあるので注意ですね。
大手だとそのリズムにのって、のんびりしてしまうってことはあるかもしれない。

司会者)アメリカでは”新卒”っていう枠がなく、大学卒業後に就職先が決まることも普通にあるのですが、日本は一年前くらいから就職先決まってる人が多いですね。
”1年後になりたい姿”を考えて就職先を考えると、就職後のギャップはなくなるのかもしれません。

山本)大学生のうちに就職先を決めるってのは、早いですよね。
そもそも無理やり決めてるところがある。
もっと長いスパンで、大きな目標をたてて就職先選ぶことで、融通が利きやすいのかも。

司会者)僕のように、海外に行くことも一つの道。もっと多くの人に留学を視野に入れていただきたいです。世界が変わると思います。

山本)大手一本、とか何か一つにしぼるのはもったいないですね。
他に自分に合う場所があるかもしれないので、とにかくいろいろ見てみるといいですね。

5.英語習得への近道は、恥をかけ!?

参加者)私は英語が大の苦手で、シャットアウトしちゃってるんです。
これまでも海外に旅行で行く機会はあって、海外の楽しさは実感しているのですが、英語の壁があるので留学はちょっと。。。

司会者)環境に身を置かないと、言語って身に付かないですよ。
好きなTV見つけて慣れるとかからでいいです、それで勇気出たら実際に行ってしまえばいいんですよ(笑)

山本)英語を学ぶってハードル高いですよね。TOEICとか、試験勉強としてはできても、現場では役には立たなかったり。
実際に、英語を使えないとやってけない、という危機感をもつことが必要なんですね。

僕は現在、仕事でビジネス英会話の先生もやっているんですが、生徒はみんな危機感をもって来るから吸収が早いんです。仕事で必ず必要で、次の日からすぐに実践するから。

危機的環境に自分を置き、恥をかく、とにかく頑張る。
そこからだと思いますね。

司会者)間違いを恐れないことですね。文法なんてどうでもいい。
型にこだわらず、どう言えば自分の言いたいことが伝わるかっていうことが大事です。

山本)そうそう、とりあえず伝われば、あとは熱意で商談やビジネスも進みます。


6.まとめ

今回出てきたお悩みと、それに対するアドバイスを整理してみましょう。

SNSのマイナス部分を見てしまった…
マイナス部分は切り捨てよう。大切なのは、自分が楽しめているかどうか。

未来の自分が想像できない…
難しく考えず、自分がどうなってたいか、でいい。
大きな目標があれば、何が来ても頑張れる。


時間の使い方のコツが知りたい…
仕事の効率を上げよう。
・自分がするべきこと、他人に頼めること、を分ける。
・無駄な業務を省く。


大手で成長できるかどうか…
どこであっても、自分次第で成長できる。
自分に合う場所を見つけるため、色々見て経験しよう。


英語が苦手…
使うしかない環境に身を置く。恥をかいて、頑張る。

初回の駆け込み寺は大盛況!

You Only Live Once、人生は一度きり。やりたいことやりましょう!
毎日やりたいことやってるうちに、楽しい人生になると思います。」

という、司会・kennyの素敵な言葉で締めくくられました。

時には知らない世界に自ら飛び込む勇気も必要になるかもしれません。
また、思いもよらない出来事が降りかかってくるかもしれません。
どんな環境に置かれたとしても、自分をしっかりもって、楽しんでいきたいものです。


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この記事を書いた人は
yuri

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