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【キャリアとは】大企業から独立?! 社内ベンチャー?! 海外就職?! 異色のキャリアを大暴露!!

SDGsを語り合うオンラインイベント「TSUKURU SDGs NIGHT」のスピンオフ企画のひとつ、「キャリアシンポジウム#1」が開催されました!

今回の司会・進行を務めるのは、代表の辻と凸凹コンビとして懇意とさせて頂いている、働き方のプロとして活躍するコクヨ・坂本崇博さん。
様々な場面で、「働きがい」や「キャリア」についての講演を行っている坂本さんならではの視点で繰り広げられる議論は、おかげさまで毎回高い満足度を頂いております。

誰が司会で、誰がゲストかもわからない、多様性を持つTSUKURU SDGs NIGHTらしく、坂本さん、辻さんと、TSUKURUインターン生(NY支部)の仲間でもある毛利さん。
今回のテーマは『俺のキャリアを聴けーっ!異色のゲストとバトルトーク』
ということで、特徴的なキャリアをもつ3人がトークを繰り広げました!

大学が坂本さんと一緒だったという辻さん。
大学卒業後にサントリーに就職し、約10年サラリーマンをしたあと、退職、TSUKURUを起業されました。

ニューヨークシティ近郊に在住の毛利さんは、現在22歳。
高校卒業後、”かっこいいから”という理由でアメリカへ留学し、そのままアメリカで就職されました。

お二人の異常な(?)行動を奮い起こしているものは何なのか!?
坂本さんのテンポよいトークから、ザクザクとキャリアのお話しが始まり、内容を深ぼられていきました~


1.CareerとCarrier


一般的によくイメージされるキャリアは、歴史、職歴、学歴を表す
”Career”でしょう。しかし、キャリアにはもう一つあると坂本氏。

「荷台」という意味の”Carrier”です。

どういうネットワーク、ご縁を積んできて、これからどう生きていくのか?
単にこれからのことを考えることだけではなく、今までのことをベースにして積み上げていくこと。これがキャリアなのです。

荷台の中に使えるもの(つまり、資源)はどれくらい入っているのか?
それらを、ちゃんと取り出せるように積んできたか?

というところがポイントだといいます。


2.荷台の中に詰め込んできたものは…


【辻さん編】
坂本)辻さんは大学の建築学科ご出身ということで、そこからサントリーへの就職は珍しいパターンだったのでは?

辻)そうですね~
でも”環境問題への貢献”はずっと変わらない思いですね。
サントリーに入ったのも、”水と生きる”っていうスローガンが最高にステキなことだなと思って。地球が続くことにまさに繋がっていると思ったので。

坂本)サントリーで積んだ経験は?

辻)サントリーで宣伝部やりたいと入社したのに、いきなり財務部配属になってしまって、当時は、なにが起きたかわからなかったです(笑)。
設計してきた過去は、どこにいったか。日経新聞をひらすら読む毎日。
理系で建築で意匠系、文字読むことをしてこなかったので、地獄でしたね。金融マーケットについてコメントする、なんて、いま思えばとんでもない機会を頂いていたことがわかります(^^;

当時、上司には「こいつ2週間ももたなそうだな…」と思われてたそうですが(笑)
でもなんやかんや、多くの方にご指導頂き、3年目くらいには仕事の面白さがみえてきて。いい仕事もさせて頂けるようになっていました。

財務で一生仕事しても面白いなぁ。そんなことを考えてる矢先、5年目になって東京異動の内示。今でいう、サントリー食品インターナショナルに行くことになりました。
そこででも5年目だったかな。上司が、チャレンジしたい。とアメリカに行ってしまったんですね。

それまで、その上司の力で成長できたし、いい仕事ができていました。
まさにチームとして、盾と矛の関係で、突破力しかない私を守ってくれる上司がいてくれたからやってこれたことに気づくんです。

上司がいなくなり一気に仕事ができなくなった私は、組織の中で自分の小ささにも気づきました。
自分は組織に合わないのでは…

”地球環境に貢献したい”というずっと大事にしてきた想い、自分の原点に立ち戻って悩む中で、改めて、
「自己責任で日本発グローバルを意識した仕事をつくろう。」
と思い至り、辞めるに至りました。

坂本)サントリーだと荷台の中の資源が集まらなくなったので、資源を求めて出ていったという感じかな…
次の行動を起こす度胸と勢いがありますね。

辻)起業して、失敗をたくさんしていますが、まずやってみる。これを徹底してきました。あまりにい多くの失敗をしてしまったからこそ、今では、
”説得力がある”とは仲間にもよく言われます。失敗って、自分に残った資産なんだと気づくのですね。

いまもTSUKURUは、私にできる気づきを与えながらの『まずやってみる』を大事にしています。考える時間、結構もったいないので。

坂本)”失敗しても死にゃしない”ということを、まさに体現されていますね。セルフブランディングができたが故に、信頼が生まれ、仲間が集まったのでしょうね。

【毛利さん編】
坂本)留学後帰国する人が多い中、アメリカで就職された毛利さんですが、今の就職先を選んだポイントはあったんですか?

毛利)不毛な理由になってしまうんですが、とにかくアメリカで働きたかったんです(笑)
仰るように留学した人の9割くらいは日本に帰ってしまうんですね。
僕はそれがすごくもったいないなあと思って。
1年くらい、アメリカで働いてみてもいいんじゃない?
という考えがありました。

坂本)そこまでして毛利さんを突き動かしているものとは何なのでしょう?

毛利)結構昔から、他人と違うことがしたいというのがあって。とにかく、変なことをしていたい。
高校の卒業した後、職員室の前に卒業生の進学先の大学名が並んでいて、自分一人が海外の大学であるというのを見たときの爽快感はやばかったです(笑)

坂本)(笑)
荷台には人が積んでいないものを積みたい、という考えですね。
親御さんは止めたりはしなかったんですか?

毛利)むしろ、「行け」と言われましたね。
これまで、留学したい学生と話す機会があったんですが、両親に反対されている方が多いという印象を受けました。
自分はその経験がなかったので、とても恵まれているなと思いましたね。

坂本)自分の人生のキャリアに何がプラスの影響を与えているのか、振り返ること、そして感謝することって大事ですね。

毛利さんの将来のビジョンは?これから荷台に積んでいくものは何でしょうか?

毛利)現在、TSUKURUで副業のような、インターンのような形で関わっています。
大学卒業直後に、環境問題に興味を持ち始め、アメリカでの経験を生かして、日本で何か取り組みたいと思って探していて、ご縁をいただいたのがTSUKURUでした。
関わる中で、やっぱり、他者や地球への貢献をキャリアにしたいなあと感じています。今後はそこを生業にしていけたらと思っています。

3.坂本さんの異色キャリア

小学校のころから好きなアニメにハマり、オタクでやってきた、という坂本さん。

坂本)孤独が好きで、人と違うことをしていました。
とにかく道を外れるのが好きで、「こいつ何やってんだ!?」ていう方を選んできたキャリアですね(笑)

会社に入ってもつまらなかったし、残業も多い。
新人の頃から、会社の中で働き方の改革を勝手に進めていました。

原点には阪神淡路大震災や、小学校のころのいじめ体験があります。
何をやっても、この時ほど苦しむことはないだろうというのがあって、それが自分を動かしていると思いますね。

あと、キャリアのなかにアイデンティティがあって、それが明確になるとキャリアの選択肢って変わってきますね。
僕の場合、人に話しかけるのが苦手なのに、人に話しかけられたいという意思を持っていました。”異常”だと自然に声かけられるので、人と違うことをやってきました。

何か新しいことをやろうとするときは、辞める時期を決めておき、意識的にキャリアの質を変えることを自分に課しています。
今までも、29歳、39歳で新天地に異動させてもらってきました。
次は45歳を目処に新しい世界を広げようと決めています。

4.自分のキャリアとは

3人の一風変わったキャリア、いかがでしたでしょうか。

キャリアを広げていくためのきっかけはそこら中に転がっています。
このイベントへの参加もひとつのきっかけ。
有難いことに、今はオンラインで世界中の多様な人々が繋がれる時代になりました。

今回のイベントでは途中、ブレークアウトの時間も設けられ、小さなグループに分かれて参加者同士で各自のキャリアを話し合い、大変刺激的な時間を過ごしました。

自分の荷台に積まれているものを見直す、このような機会を大事にしていきたいものです。

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この記事を書いた人は
yuri

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