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【インタビュー】the CRAFT運動と素敵なご縁シリーズ①(茨城県石岡市)トミデン/前編

はじめに

私の興味事項

初めまして!SPEC 24年2月入学生のRyo(26卒)です!

私は、自分の世界が狭いことに課題を感じており、本所属する大学以外で、優秀な学生が集う場を探していました。

そうした中で私は、仲間と取り組むことを目的でSPECに入学しました。

これから2年PBLを通し、自分の存在価値ってなんだろうということに向き合い、仲間と一緒に学ばせて頂きます。

今回のnoteは、私の興味事項の一つ、かつ日本の社会課題の解決策となるもので、

・中小企業が生き抜くためには?
・地方のまちづくりの現状は?
・この時代における農業の可能性は?
・『the CRAFT運動』のメリットは?

などに私自身疑問があり、行いました。
同じ境遇の方に、ぜひ読んでもらいたい記事となっています!

なお自己紹介は、入学理由編で書いてます。
ご興味お持ち頂ければ、そちらも見て頂けると嬉しいです。

入学理由noteしました

the CRAFT運動と地域の素敵なご縁

the CRAFT運動とは

インタビュー内容の前に、TisTaが事務局を行っている『the CRAFT運動』のことをヒアリングしました。

『the CRAFT運動』は、TisTa社が生み出したコンセプトの一つで、社会の閉塞感を打破する課題解決×活人型ビジネスモデルとのことです。

👆こちらの記事は、TisTa社が開催した『KOBE the CRAFT』の実施に伴い、公開されたものです。

「”つくること””食べること””伝えること”から新たな地域の魅力を発信し、地域を元気に・賑やかにしたい」という『the CRAFT運動』に対する思いや、実現に向かう過程および、そこで感じた信頼関係構築の難しさなどが書かれています。

TisTa社によるジャパニーズクラフトマンシップを通じた地域創生
神戸でどのように実現したのか

辻学長の熱い言葉と共に読むことが出来る記事となっています!

the CRAFT運動が倣っていること

19世紀後半、イギリスでおこった美術工芸運動で‟Arts and Crafts Movement”(アーツアンドクラフツ運動)が参考のようです。

‟Arts and Crafts Movement” がものづくりと芸術の2つからアプローチしているのに対し、わたしたちは多くの日本人が強みとするクラフトマンシップ(解釈まちまちではありますが、簡便的にこの言葉を使います)のほうに着目しています。

『the CRAFT(つくり手とその誇りと定義)』と消費者の繋がりを生み、つくり手たちの汗を伴う地道な活動によってサーキュラーエコノミーと地域貢献のモデル開発を成し遂げることを目標としています。

学長コメント(抜粋)

今後も「神戸」を1つの起点としながら、日本各地での『the CRAFT運動』の展開を考えています。自分たちだけでできることなんて、これっぽっちもない。
だけど『the CRAFT運動』に共感頂ける多くの方と3回飲むことを通して共につくりあげたい。そんなわがままな私の「ただ一緒に飲みたい(笑)」気持ちと一緒に、様々な場所や企業とのコラボレーションを通し、地域の賑わいづくりを通して、日本を元気にしていく貢献ができれば嬉しいです。

TisTa株式会社のストーリー|PR TIMES STORY

私のメリット

これから、the CRAFT運動を共創していく仲間になりたいと思っています。

そのスタートで私の理解を早めたいと思いますし、
色々な事例を知り、ついでにご紹介もしていけたらと思います。

トミデン(本社:茨城県石岡市)和田本社長とのご縁

和田本社長について

【ご来歴】

・福岡生まれ
・1998年 神戸商船大学卒業
・1999年 富嶋電工(現在のトミデン)に入社
・2002年 代表取締役に就任

・2015年 一般社団法人天王洲・キャナルサイド活性化協会 事務局長
・2023年 事務局長退任、エグゼクティブプロデューサー就任
現在に至る

トミデンでの活動に留まらず、天王洲の賑わいづくりにも貢献し続けています!(2021年8月からのPR times STORYご参考)

筆者の私も和田本社長とのご縁から、TisTaが行っている『the CRAFT運動』に参画し、茨城県石岡市の賑わいづくりに参加できたらと考えています!

粘り強く行う必要が必須の地域創生。
本当に地域の課題解決施策で地域が盛り上がったら褒めてくださいね(笑)

このあと、和田本社長のこれまでの取組みや『the CRAFT運動』に懸ける思いを、もしよければ皆さんにもご紹介させて頂きます!

自然豊かな石岡の風景をバックにパシャリ 辻学長(左)と和田本社長(右)

和田本社長から、学んだ2点

①社会における自分の強みを知るべき

和田本社長は、祖業の電気事業を主軸に社会を学んでいく中で、
自分にできることを探し続けた結果、
まちづくりや農業等へと、事業を拡げていく決断をしました。

②恩返しはビジネスチャンスにもなる

電気事業から幅広い事業へと分野を拡げた和田本社長。

こうした他分野への参入のきっかけは、
知人や仕事仲間からの提案から生まれているようです。

を大事にする和田本社長は、
こうした人たちに対して恩返しの気持ちから協力を行っていきました。

その結果、次第にノウハウが蓄積していき、手の届く範囲が広がることで、新たなビジネスチャンスの創出となりました。

私も上記2点を意識して、6月末まで寄り添っていきたいと思います。

株式会社トミデンについて

1974年 茨城県石岡市において富嶋電工設立
    電気工事に注力した経営を行っていました。

2020年 社名を株式会社トミデンに変更
「電気を軸に、お客様のご要望には幅広くお応えしたい」という思いを、”電気愛”という言葉に込め、その言葉通り、電気にこだわらない幅広い事業を拡大させてきました。

トミデンの事業

コーポレートメッセージ

①総合設備工事関連
②厨房設備関連
③トータルマネジメント関連
④エネルギー関連

という4つの軸からサービスの提供を行っています。

トミデンのサービス概要

最近では、地方の魅力を人に伝えたいという思いから、全国の地方創生に対しても力を入れ始めています。

(インタビュー前)ググって抱いた和田本社長への印象

和田本社長の人物像は、以下でした。

・お客様を大切にする!
・固定概念にとらわれない!
・常に新しいことをする!

お客様のご要望に対し、できないことに対しても挑戦していった結果、まちづくりなどの幅広い事業に携わるようになったのかなぁ。

(インタビュー後)和田本社長への印象

その通りと感じられたことと新たに、
自分の軸をブラさない」人だと強く感じました。

詳しくは、このあとのインタビューにもありますが、

・「自分にできること」を常に考え、手の届く範囲のお客様を大切にする
・自分の手が届く範囲を広げようとする人
・自分でやらないと気がすまない

和田本社長の人物像の輪郭がハッキリしました。
大学のヒアリング調査と同じで、インタビューの効果を感じました。

新事業の例:電気事業者が農業に取り組むまで

和田本社長が農業に取り組んだ際、日本の農業に対して

①人材不足
②農業が抱える制御するノウハウ

に課題を感じ、そこからどう活動を進めていくのか。

農家が制御を学ぶべきか?
電気事業者が農業を学ぶべきか?

農機を前に、農業の効率化、制御方法の可能性を語る

トミデンは培った電気事業者のノウハウを活かし、農業への参画を決めました。

また、トミデンが目指しているのは50ha※の規模感です。そこに沿う機材導入をしています。

※北海道での農業と比較しても、非常に大きなスケールです
(引用)農業1戸当たりの経営耕地面積は27年の全国平均で1.43haで北海道20.5ha、都府県1.03ha。販売農家に絞ると全国2.20ha、北海道23.81ha、都府県1.57haになる。

JAcom
農業生産力強化が急務 進む耕地の減少、従事者の高齢化
https://x.gd/8gHPO
トラクター!(トミデン社保有)
コンバイン!(トミデン社保有)
乾燥機!(トミデン社保有)

このことから、

・人と同じことはしたくない
・制御のノウハウを活かした農業の可能性

という想いが伝わってきます!

和田本社長は、「人口減少社会で、電気の仕事が減りつつある中、仕事の受注を待つのではなく、自ら作り出していくきっかけになるのでは」と考えています。

終わりに

和田本社長、トミデンの事業のエッセンスをお伝えした前編でした。

後編では、どのようにして農業や『the CRAFT運動』に目を向けていったのかに続きます。

恩返しにより、電気からまちづくりへと事業の幅を広げていく。

ご興味ある方、引き続きご覧頂けると幸いです(^^)/

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この記事を書いた人
Ryo

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