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〈卒業制作への道 #5〉 はじめての作品展
いま長野に通いながら受けている「こっぱ人形講習」の講師の先生から、「こっぱ人形をテーマにした作品展に参加しない?」というお話をいただいた。
講師である徳武忠造さんの作品を中心に、いままでの受講生たちの作品を一堂に集めて展示するというものらしい。
「たった2回講習を受けただけの自分が参加していいのか…?」という思いもあったのだけど、「自分の目で見て、感じて、つくる」ことをなによりも大切にしている農
〈卒業制作への道 #4〉 卒業制作1
これはいまから2カ月前の4月20日のこと。
卒業制作は「卒業制作1」から「卒業制作6」まで、通算6回のスクーリングを通して作品制作をしていく。
その記念すべき第一回目に行ってきた、というお話。
4月1日の段階ですでに卒業制作着手の許可は出ていたので、卒業制作を視野に入れたリサーチを進めていた。
ただ、厳密にいえば「卒業制作1」が卒業制作のスタートラインであり、「ここからはもうとにかく最後まで走
〈卒業制作への道 #3〉長野見聞録 -後編-
卒業制作のテーマに農民美術運動を選び、その発祥の地である長野県に来た…という話の続き。
前編はこちら ↓
長野県を訪れた理由は
①本物のこっぱ人形を見ること
②こっぱ人形作家の徳武忠造さんに会うこと
であった。
しかし、実はもう一ヵ所どうしても行きたい場所があったのだ。
初日は松本市の近くに移動して一泊し、次の日に奈良井宿と呼ばれる宿場町を訪れる。
奈良井宿は東京と京都をむすぶ街道『中山道
〈卒業制作への道 #2〉長野見聞録 -前編-
前回、卒業制作のテーマにこっぱ人形を選んだという話をした。
4月上旬。
こっぱ人形をより深く知るため、こっぱ人形の発祥の地である長野県神川村(現 上田市)を訪れた。
農民美術運動とは
農民美術運動とは、1919年に版画家である山本鼎(かなえ)という人物がはじめた美術運動で、当時貧しかった農民に版画や木工、織物などを教えることで副収入と芸術活動への参加を目的としたものであったらしい。
なかで
〈卒業制作への道 #1〉
入学して3年目。
ついに卒業制作に着手することになったので、卒業までの記録をつけていこうと思う。
実は卒業制作のテーマは入学当初から大きく2つの方向性でぼんやりと考えていた。
ひとつは「あたらしい伝統工芸(堺刃物)の提案」
もうひとつは「郷土玩具の復興」
言い換えれば、〈仕事に活かせること〉と〈好きなことの追求〉の2つの方向性。
どちらもやりたいことではあるのでちょこちょこ課題の題材にもし
2月-3月の読書記録 ~崖っぷちの卒制着手~
こんにちは。
京都芸術大学 通信教育部 空間演出デザインコースに在籍するひじきです。
4月も1週間をすぎようとしていますが、前回に引き続き今回も2ヶ月分の合併号でのお届けです。
なにかと余裕のない日々を送っていますが、せめて読書記録は卒業まで続けたいと思っています。
1月に提出したTR「生活空間デザイン史」の採点結果が返ってきて、ギリギリのところでレポートは合格をしました。
となると次は試験対
社会人芸大生2年目の振り返り|京都芸術大学 通信 空間演出デザイン
こんにちは。
京都芸術大学 通信教育部 空間演出デザインコースに在籍するひじきです。
入学してから早くも2年が経ち、いよいよ来年は卒業制作に着手します。
ということは、順調にいけばあと1年で卒業。
今年の卒業制作展で同年入学した学友の作品を目にしたこともあり、『卒業』の2文字がだんだんと現実味を帯びてきました。
仕事と課題とプライベートに追われて駆け抜けてきた2023年度を、ここで一度振り返っ
イラスト/グラフィック/デザイン の境界線の話|京都芸術大学 通信 空間演出デザイン
こんにちは。
京都芸術大学 通信教育部 空間演出デザインコースに在籍するひじきです。
3月12日から通信教育課程の卒業制作展がはじまったので、さっそく観に行ってきました。
どのコースも力作ぞろいで、とてもいい刺激を受けました!
多くの作品を見ている中で、イラスト/グラフィック/デザイン の境界について感じることがあったので書いていこうと思います。
今回の卒展で非常に印象的だったのは、グラフィ
6月の読書記録 ~本はいいぞという話を添えて~
こんにちは。
京都芸術大学 通信教育部 空間演出デザインコースに在籍するひじきです。
入学して2年目。
課題の難易度も着々と上がり、ペースがつかめないまま7月になってしまいました。シラバスや課題の評点を見ても、求められる知識やスキルが確実に上がっているなぁと感じます。
私は建築や空間デザインに関する基礎知識がないので常に四苦八苦しながら課題に追われているのですが、そんな時に頼りになるのは圧倒的に
【随時更新】だれかの役に立つかもしれないし、そうでもないかもしれないtweetまとめ|京都芸術大学 通信 空間演出デザイン
こんにちは。
京都芸術大学 通信教育部 空間演出デザインコースに在籍するひじきです。
「これ課題に使えそう」と思った情報を見つけたときはツイッターで発信しているのですが、今回は過去にツイートしたお役立ち情報的なものをまとめておこうと思います。
だれかの役に立つかもしれないし、そうでもないかもしれません。
今後も随時更新していくかもしれませんし、そうでないかもしれません。
ちなみに、オススメ本は
2022年に読んだ本の中からオススメを紹介|京都芸術大学 通信 空間演出デザイン
こんにちは。
京都芸術大学 通信教育部 空間演出デザインコースに在籍するひじきです。
みなさんは今年、本を何冊読みましたか?
そもそも読書は好きですか?
ただでさえ課題で忙しいのにわざわざ参考文献を取り寄せて読むのは面倒くさい。課題に直結しない本ならなおさら後回しになってしまいますよね。
自分はというと、本は好きなんですが普段からまったくといっていいほど読書の習慣がなく、年に5冊も読めばいいほ
空間演出デザイン演習Ⅱ-1(すまいのリノベーション)
2年次のTW課題である「すまいのリノベーション」。
この課題と、同じく2年次TW課題である「空間ドリル」の単位取得が3年次スクーリングを受けるための条件となっている。
つまり、3年卒業を目指す自分にとって、このふたつの課題を1年目に出すことが大きな目標だった。
課題内容としては、異なる3組のクライアントから1組を選び、そのクライアント向けにマンションのリノベーションプランを提案するというもの。
制作に必要な道具って結局なにを買えばいいの?という話|京都芸術大学 通信 空間演出デザイン
こんにちは。
京都芸術大学通信学部 空間演出デザインコースに在籍するひじきです。
今回は、これから空間演出デザインコースへ入学されるという方に向けて書いていきたいと思います。
大学からコースガイドは届いたでしょうか?
コースガイドには、学習を進めるにあたって重要となる様々な情報が掲載されています。
その中で、おそらく皆さんが疑問に思うこと。それは「課題制作に必要な道具って本当に全部必要なの?」
デザイン基礎1(2次元ドリル)
京都芸術大学通 信学 教育課程で取り組む課題には大きく分けて3つのタイプがある。
課題となっている書籍を読んでレポート&テストに取り組むTR科目。
実際に教室に出向き(もしくはオンラインで)、直接授業を受けるスクーリング科目。
そして、自宅で制作した作品を提出するTW科目。
このデザイン基礎1(2次元ドリル)はその名の通り、デザインの基礎である平面構成について理解を深めるというTW科目だ。
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