「忘れてて 再び気づく マイ・ウェポン」の話
noteを始めて2年と半年。
当初はフォローしてくれる人も一人だったのが今では500人になった。
取り敢えず、一年間は毎日更新しようと決意しそれを果たした。
その後
「音楽を作りたい」
と宣言し、数曲作って自らも歌った後
一段落して
(毎日更新してた頃って……どうやってたんかな?)
前と同じ様に記事を書ける気が全くしない。
noteを開けば色んな能力を持った人々がこれでもかと才能を発揮して楽しみまくっている。
(何か……惰性で続けてるような……どうなんコレ?)
職場や家庭に何のストレスもないのに
(あー……そろそろ何か書かんとマズイよな?)
何だか面倒くさくなり半ば義務かのように重い腰を上げる。
書き始めると楽しくなり、コメントのやり取りもそれは楽しく……
そして……
しばらくするとふりだしに戻る。
そんな日々が続く中ゴーストオブツシマに出会い無我夢中で堪能した。
何と今5周目。
4周目に至るも
中ボス表ボス裏ボス戦で何回も挑戦しないと
勝てない己の不甲斐なさに涙を流した。
同じ相手に5連続で負けると
「難易度を【易しい】にして再挑戦しますか?」
って聞かれるんだ……
「……してたまるか、この野郎ーっ!!」
つくねはYou Tubeで戦いの何たるかを学んだ。つくねに足りないのは
「防御と受け流し」
であった。
(私っぽいな?)
タイミングを掴むのが中々に難しかったが某かのコツを掴んだ私は……
べらぼうに戦闘が上手くなった。
(当初のつくねと比べて)
中ボス戦でも
(アレッ?すげぇあっさり勝てた……)
動画で見たゲーム実況の人々のように
サラリと攻撃をかわしカウンターで迎え撃つ。
(うぉぉ……かっこいい!!)
思うように戦えるようになると
それはとてもとても楽しい。
ストレスなく楽しめるようになった。
が。
ヒリつくような緊張感とは少し縁遠くなり
(こちらも一段落しましたかなぁ……)
その時、ふと頭によぎった。
(私……もし全ての望みが叶ってしまったら……今この瞬間何するんかな?)
少ーし考えて、割とすぐに答えが出た。
(あー……私きっと日記書くんじゃろうなぁ)
小1の時、おばあちゃん家に行って柿をもらった時、でっかい柿を描いた絵日記に先生が花丸をくれた事。
小5の時、美人で頭の良い少しいけずな先生だったけど、日記に一言添えてくれる言葉が実は楽しみだった事。
大学生の時、友達が手帳に日記を書いてるのを見て自分も真似して書いてみた事。
妹にも
「お姉さん、日記書くの好きよな。小学生の頃、めっっっちゃマメに書いてたよな。アレ……義務じゃなかったじゃろ?」
と言われた。
アクセのお店をしてた時、ブログを始めて
それを読んだ叔母が
「つくねちゃん、あんたのブログ面白いなあ!文才があるんじゃなあ!」
と絶賛してくれた事。
その娘さんでもある私の従姉妹が
「ウチのお母さん、お店行って口うるさい事言ってない?いらん事言ってたら言い返していいから!ウチのお母さん、失礼超えて無礼じゃからなあ!」
このように評される程に忖度を知らない叔母からの、手放しの称賛が衝撃であった事。
誰かが言ってたな。
心屋仁之助さんだっけかな。
好きな事ってそれをしなくても余裕で生きていけるけどそれがないと死んだみたいになってしまうヤツ。
他の人のnoteを読んでは
(あたし……何も持ってなくない?)
とうっすら落ち込んだりもした。
「自分の武器って実は背中の辺りにあって、自分では中々気づかないんだ」
って若林さんかな?
そんな事言ってたような……
つくねは思い出した。
(あー……そうね。そうだったわ。私、何てことない日常のちょっとした出来事を……面白おかしく書くのが……得意だし、何より好きなんだよな)
何も武器って攻撃だけの為でなくて
回復魔法にも使うので……
(魔法使いのロッド的なヤツ)
自分も周りも癒やしたりもするんだろうな。
本当、私はうっかりさんで……
すぐ忘れる。
最近はそれすら少し、愛しいなと思える。
それは
noteの皆さんのおかげだと思う。
ありがとう。
あっ!
終わらないです!
これからもよろしくね。
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