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相談することは時間術『マンガでわかる神・時間術』読書感想

時間術の重要要素は「相談する」ことにあると感じました。すべては産業医である主人公春子に相談することから始まるからです。

誰にも相談することができず、一人で思い悩む時間はとても長く苦しい。それでも自分の力でなんとか頑張ろうとしますが、それには限界があります。もちろん、できなくはないと思いますが、苦しいものはそもそも不得意であることが多いので、着手するにもそれをこなすのにも時間がかかるのです。

それではなぜ相談できないのか。私の場合は、まずは自分でなんとかしてからと思っていました。「できないやつ」と烙印を押されるのが怖かったんだと思います。でも、本当にそうなのでしょうか。私の例を挙げてみます。

例1.メルカリをやってみたいと思ったとき、本を買って読んでみたけどいまいち想像ができなくてどうしようどうしようと足踏みしていた。友達が遊びに来たので聞いてみると、ヘビーユーザーだったと知る。パパパっと説明してくれて、その場で出品。悩んで何もできない時間がなくなったと同時に、収益を得ることができた。

例2.今年は庭のタンポポが増えて、抜いても抜いても生えてくる状態にげんなりしていた。庭がきれいな知り合いに相談したら、タンポポに効く肥料がもらえた。撒いたらあっという間にきれいな状態に。タンポポを抜く手間も省け、記事を書く時間に当てられている。

お二人とも快く相談に乗ってくれました。そして「できないやつ」と思うかどうかは、私には知ることができない領域であると気づきました。ただ、自分に置き換えた場合、相談されたらどう思うでしょう。私は「うれしい」と感じます。できないことに対して見下すなんてしないですし、私で役に立てることがあるのなら、お手伝いしたいとも思います。「私にも、できることがあったんだ」と、相談してくれた人に感謝の気持ちを抱くのです。

相談することは時間術です。もちろん勇気のいることだとは思います。ぜひ、あなたが信頼できる人を選んで声をかけてみてくだい。もちろん、解決にいたらないことも往々にしてあるでしょう。それでも、ただ傍にいて話を聞いてくれる人がいるだけで、今日という1日がほんの少し明るくなるのは間違いありません。一人思い悩む時間から解放されたら、その時間をあなたの楽しいことや心休まることに使ってほしいと思っております。


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