つくしはるか|寄り添い疲れの人専門コーチ

大病を乗り越えた夫を12年間支える|看護師|一児の母|自己犠牲を避け、自分と家族を大切…

つくしはるか|寄り添い疲れの人専門コーチ

大病を乗り越えた夫を12年間支える|看護師|一児の母|自己犠牲を避け、自分と家族を大切に生きる方法をお伝え|「寄り添い疲れ」の人をサポートし、新たな一歩を促す|コーチング個別セッションを提供

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今日が最後の日だとしたら

「あのときああしていれば」と後悔することなく生きたい。そう心から願っています。ちょっと重いかもしれませんが、「明日死んでも後悔しない生き方をしたい」という思いはずっと持ち続けています。命が儚いものであることを、痛烈に感じていた時期があるから。 例えば、私が本を読みたい、あるいはメールの返信をしたいと思っているときに、娘が「ママ、一緒にゴロゴロしよう」と言ってくることがあります。そんなとき、一瞬「あとでね」と言いたくなる気持ちもあるのですが、「もし私に何かあったら?」「今日が

    • 情報過多時代をどう生きるか

      インフルエンザの季節がやってきましたね。 私もこの度、娘と一緒にインフルエンザワクチンを受けてきました。毎年、注射が怖い娘は泣きじゃくり、車から降りるだけでも大変で、診察室でも私の足にしがみついて離れないという状況。お互いにとってとてもストレスフルな時間でしたが、今年は少し違いました。 今年から、日本でも鼻から接種できるインフルエンザワクチンが始まったという情報を知り、そちらを選択。 このことについて、よくお母さんたちからも質問を受けます。 「ワクチンを受けた方がいい

      • 自分を犠牲にしない支え方 — 家族の病気と向き合うあなたへ

        家族の病気や介護。支えるって、予想を超えるほど大変です。もちろん、その度合いは人それぞれ異なります。もしかしたら、勝手に自分で自分を辛くさせている場合もあるかもしれません。 私のパートナーは以前、抗がん剤治療が必要な病気になりました。あれから12年の時が経ち、ようやく俯瞰してあの頃を振り返られるようになったと思います。当時、私は看護師としての仕事に全力を尽くす日々を送っていました。自分自身もがん患者さんと携わるチームの一員として、献身的に働いていたのです。 そんな最中、パ

        • 「いい人」その先にあるのは「どうでもいい人」への道

          いい人でいようとすると、どうしても疲れてしまうものです。いい人の定義は人それぞれですが、共通して言えるのは、自分を無理して相手に合わせることで、だんだんと自分を見失うということ。そして、それが度を超えると、自分が「どうでもいい人」になってしまうのです。ここで言う「どうでもいい人」とは、他人にとってどうでもいい存在という意味ではなく、自分自身がどうでもよくなってしまう、つまり、自分の魂を他人の期待や評価に売ってしまう感覚に陥るということを示します。 なぜ「どうでもいい人」にな

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          「断る勇気」を見つけませんか?

          「なんだか頼まれごとが多くて、つい引き受けてしまう」 「断りたいけど、どうしても言えない…」 そんなお悩みを抱えていませんか? 実は、以前の私もそうでした。 仕事で「これお願い」と言われるたびに断れず、みんなが嫌がる出張や、毎年後輩指導を引き受けてる。 「何でもできる自分でいなきゃ」と思い込んでいたんです。でも、気づいたら、心も体もボロボロになっていました。 「断ればいいのに」とアドバイスされましたが、それができなくて困ってるんです!と幾度となく思ったことか(涙)

          新生オンラインサロン「リトリートスペース」をオープンしました!

          この度、オンラインサロン「リトリートスペース」を新たに立ち上げました。私は、7月まで1年間「ナーシングサロン」というオンラインサロンを運営していたのですが、そのテーマは「健康」 しかし、運営を続ける中で、医師以外の者が個人に健康アドバイスを行うことには法的な制約があることに気づきました。そのため、この形ではサロンを継続することが難しいと判断し、一旦運営を中止した経緯があります。 ブラッシュアップと再出発への3ヶ月間 ナーシングサロンを終了した後も「いつかまたサロンを運営

          新生オンラインサロン「リトリートスペース」をオープンしました!

          忙しい毎日の中で、自分の時間を確保する方法

          9月に入り、看護師として仕事に復帰しました。週に2回の勤務で、5時間休憩なしで働き、その後娘を迎えに行く日々を過ごしています。娘は、児童館や公園で遊びたがることもあり、家に帰るのは夕方5時半を過ぎることが多いです。そのため出勤日は、朝起きてから夜寝るまで動き続けているなぁと感じています。 加えて、出勤日以外は、副業の時間に当てているので、上手くこなさなければ、一週間ずっと稼働していることに(どちらが副業か、わからない状態ですが笑) 家事や育児、そして仕事をこなすうちに、ど

          忙しい毎日の中で、自分の時間を確保する方法

          断れないとどうなる?自分の時間とエネルギーを守るために

          「断るのが苦手」というのは、寄り添い疲れの人がよく感じる悩みですよね。人から頼まれたことを断れないと、どうしても自分を犠牲にしてしまうことが増えます。では、断れないとどんなことが起きるのでしょうか? この中で、特に気になるのは「便利屋」になってしまうこと。私もこれを知ったとき、「便利屋だなんて思われたくない!」と強く思いました。まず、この考えを頭に叩き込んでみてください。それだけで、「やりたくないことを断る」ための強い動機が生まれるはずです。 断るのが苦手な人にありがちな

          断れないとどうなる?自分の時間とエネルギーを守るために

          寄り添い疲れから自分を守るための時間と心のセルフケア

          寄り添い疲れを感じている方へ、少し立ち止まって自分自身と向き合う時間を持ってみませんか。家族や友人、同僚、職場の関係者など、大切な人たちに対して誠実に寄り添い続けることは素晴らしい行為です。しかし、気がつけば自分の時間を後回しにし、心身に大きな負担をかけてしまうこともあります。「相手のために」と思って尽くし続けた結果、いつしか自分の生活や健康が犠牲になってしまうのは決して珍しいことではありません。 私自身もそうでした。私を必要としてくれる人の要望にできる限り応えたい、そして

          寄り添い疲れから自分を守るための時間と心のセルフケア

          専業主婦は「ブランク」なのか?

          今月から、3年ぶりに社会に出て働くこととしました。 私の職歴はと言いますと 出産前は「子どもが産まれたら、3歳くらいまでは一緒にいたいな」と思っていたのですが、産後は一転して「早く働きたい」 子育てが辛いという理由ではありませんでした。働いていないことが不安でたまらなかったんですよね。「キャリアが途絶える」「みんなに置いて行かれる」「医療は日進月歩」「早く、早く戻らなきゃ・・・」焦燥感に駆られる日々。 産後はホルモンの変動が激しいと言われています。まさしく激動のメンタ

          感謝の気持ちが支え合う関係を生む

          私たちは日々、誰かとの関わりの中で生きています。その中で、感謝の気持ちを伝えることがいかに大切か、改めて感じています。「ありがとう」という言葉には、相手に対する敬意や思いやりが込められており、その一言がコミュニケーションを円滑にし、人間関係をより良いものにしてくれるのです。 新卒で働いていた頃、先輩から「ありがとう」と感謝の言葉をもらうことで、自分も頑張ろうという気持ちが湧いてきました。そして、私も感謝の気持ちを伝えられるナースになりたいと思ったのです。感謝を伝え合うことで

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          娘と過ごした夏休みを振り返って

          6月中旬から夫が出張で不在、そのまま夏休みに突入。約2ヶ月やり切ったという感じです。今日から幼稚園が始まりました。この夏休みを終えてどう感じたかについて振り返ろうと思います。 まず、手帳がまっさら。これまでずっと、毎月目標やコミットしたいことを手帳に書いていました。ヨガ、ウォーキング、片付け家計簿とか、習慣化したいことも手帳に記録。でもそれがまっさらですね。目標も書けなくなりました。 できなくないけど、今はやらなくてもいいかな。それより家族と私が健康で過ごすことが一番、

          生きていく力ってなんだろう

          おはようございます。つくしはるかです。 生きていく力って、なんだと思いますか? 高校生のころ通っていた学校は、自主退学が多いところでした。 友達も辞めたいと言っていて、担任の先生が私に「彼女を支えて、辞めないようにしてほしい」と頼んできました。 先生は「彼女には生きていく力がまだないから」と。 当時はよく分かりませんでしたが、今思えば「生きていく力」ってコミュニケーション力のことなのかな、と感じます。 さらには、誰かに頼る力や相談する力、困難を乗り越える力のことで

          やりたいことの見つけ方

          おはようございます。つくしはるかです。 よく目にする「やりたいことの見つけ方」 「家族や立場、環境やお金。全部制限がないとしたら、あなたは何がしたいですか?」という質問がありますよね。 「は?制限なく考えられるわけないじゃん、何言ってんの?」と、うがった見方をしていたつくしです(ちょっとダークな一面も、実はありますよ!ははは) 実際には、考えられないのではなくて、思いつかないんですよね。 私は長らく「自分は脇役として生きていく」と思っていましたので。 やりたいこと

          6歳の娘との夏休み。大変だけど、ありがたい毎日

          子どもが大きくなると 少し楽になるかなと思っていたけど 実際はそうでもないですね・・・ 娘は6歳になって 自分のことは自分でできるけど、時々 「もうできない!」 「着替え手伝って!」 と甘えてきます。 重たくなった体を抱えての お世話も大変です。 機嫌が悪いと泣いてパワーも倍増(笑) その分語彙力が増えて 楽しいおしゃべりも増えました。 「あれどこ行ったっけ?」と聞くと 「ママそこ持って行ってたよー」と 教えてくれたり 私が落ち込んで

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          ナーシングサロン、今思うこと