忙しい毎日の中で、自分の時間を確保する方法
9月に入り、看護師として仕事に復帰しました。週に2回の勤務で、5時間休憩なしで働き、その後娘を迎えに行く日々を過ごしています。娘は、児童館や公園で遊びたがることもあり、家に帰るのは夕方5時半を過ぎることが多いです。そのため出勤日は、朝起きてから夜寝るまで動き続けているなぁと感じています。
加えて、出勤日以外は、副業の時間に当てているので、上手くこなさなければ、一週間ずっと稼働していることに(どちらが副業か、わからない状態ですが笑)
家事や育児、そして仕事をこなすうちに、どうしても自分のやりたいことが後回しになりがちです。やりたいことができないと、だんだんと疲れがたまってきて、気持ちがガタガタと崩れてしまいます。やはり、自分のための時間を確保することが重要だと改めて感じました。
1日の中で10分間の自分の時間を確保する
まず、1日の中でわずか10分でも自分の時間を取ることを大切にするようになりました。そのために、自分がどの時間帯なら家族に邪魔されずに過ごせるかを考え、朝の時間を活用しています。家族より少し早めに起きて、自分だけの10分を確保しています。
この10分の間に何をするかは、その日の気分次第ですが、手帳に今日の予定を書いたり、最近借りた本に目を通したりしています。図書館から20冊ほど本を借りてきて、いつでも手元に本がある状態にしておくと、たとえ10分でも好きな本を読めるという充足感があります。忙しい中でも、自分のやりたいことができたと感じることで、気持ちが落ち着き、充実した一日を過ごせるようになります。
1週間単位で計画を立てる
次に、1日ですべてをやろうとするのではなく、1週間単位で考えることにしました。たとえば、エアロバイクに乗りたい、ヨガをやりたい、映画を見たいというように、やりたいことはたくさんありますが、これを毎日すべてこなそうとすると、ただただ忙しくなってしまいます。そこで、1週間の中でそれぞれ1回ずつできれば十分だという風に考えを改めました。
このようにして、無理なく週の中で少しずつ自分のやりたいことをこなしていくと、気持ちに余裕が生まれます。結果的に、やりたいことも多く達成できているので、自然と充足感を得ることができます。
週末にまとまった時間を作る
さらに、週末にまとまった自分の時間を作ることにも取り組んでいます。夫は土日も仕事があることが多いのですが、家にいるときにはお互いに協力して、一人の時間を確保できるようにしています。
私の場合、朝のカフェでの時間が好きなので、土曜や日曜の朝7時から3時間ほどカフェで過ごす時間を持つようにしています。この時間は、自己内省をしたり、読書や手帳の整理をしたりして、自分と向き合う貴重な時間です。午後は夫が同じように一人の時間を過ごすことで、家族全員がリフレッシュできる時間を作っています。
このような時間の分担を実践するようになったのは、子どもが生まれてから6年が経った今です。お互いに自分が何をしているときにリフレッシュできるのかを理解し、協力することで、無理なくお互いに時間を確保できるようになりました。
自分の時間を大切にすることで得られる充足感
看護師としての仕事や副業、家事、育児をこなしながら、自分の時間を確保するのは簡単ではありません。しかし、短い時間でも自分のために使える時間があることで、忙しい日々の中でも心のバランスを保つことができます。私が取り入れている10分間のルーチンや、週単位での計画、そして週末のまとまった時間は、私にとって欠かせないものとなっています。
忙しさから離れることが何よりも大切
薄々気づいてらっしゃるとは思いますが、漠然とスマホを眺めているだけでは、いい状態を保つことはできません。もちろん、そういった時間も必要ですが、それだけでは、あっという間に時間は過ぎ去り「あれ、何やっていたんだっけ状態」になってしまいます。あなたが「これができれば満足だ」と思えることは何でしょう?
それを見つけるには、喧騒から離れる必要があります。私自身、髪の毛振り回していたころは、何が好きなのかわからないと思っていましたから。《余白を持つことが大切》と言う言葉を知り、じゃあやってみるかと、あえて時間をつくる努力をするようにした。そこからです、「私、これが好きかも」と思えたのは。
忙しい毎日を過ごしている方がいるなら、まずは10分でもいいので、自分のための時間を意識的に確保してみてください。その積み重ねが、心にゆとりをもたらし、常にいい状態をキープできる自分に近づきますよ。
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