5月の成幸読書で届いた『高校生と考える 21世紀の突破口(桐光学園大学訪問授業)』(左右社・刊)です。
本書は、2004年から桐光学園中学校・高等学校が行っている「大学訪問授業」の講義がまとめられています。桐光学園のホームページには、次の説明があります。
新型コロナ禍を過ごす生徒達に、それぞれの講師が「今、伝えたいこと」「今、考えたいこと」を語っており、それが読みやすく述べられています。
一人の講座が十数ページ、最後は生徒との質疑応答から1つ、そして講師への「わたしの思い出の授業、思い出の先生」の3つの質問
があります。そして「わたしの仕事をもっと知るための3冊」の図書名があります。
講義は上部4分の3ほどで記され、下部には講義を補足する用語の説明や写真があり、専門的な話が分かりやすくなっていました。
気になる内容(章)、興味のある話題、講師を選んで読むとよいでしょう。
もし、中高生が読むのなら、最初の田中真知氏の『「わからない」旅にでよう』から読んでほしい。
どのような旅に出て、どのような経験をし、そして何を考えたのか…。
さまざまな分野の講師から、最先端の情報を聞き、そしてこれからを考えさせられます。
若者にお薦めの一冊です。
【関連】
◇大学訪問授業(桐光学園 中学校・高等学校)
◇左右社 SAYUSHA 検索結果「高校生と考える」
図書と一緒に届いた冊子『清水克衛の成幸読書』の解説にある「読み合わせにおススメの本」は次の本でした。
【読書のすすめ「成幸読書」】
☆最近紹介した本
◇『小さき者たちの』(松村圭一郎・著)(2023/03/05)
◇『不思議の国 ニッポン』(ヤマザキマリ・豊田有恒・著)(2023/03/29)
*以前に紹介した本は、カテゴリー「読書のすすめ」から
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