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「サメテタツ」準備はできた!!

 こんにちは!今回運営チーフを担っております、人間学群障害科学類2年の稲生桜乃と申します。11月23日開催、「TSUKUBA LIVE! サメテタテ」本番の前日に投稿されるという大役(?)を前に、少々緊張しながら筆を執りました。簡単にではありますが、私が携わっているTSUKUBA LIVEの裏側や、開催に込める想いを書いていきたいと思います。

「普段の練習場」から「非日常な空間」へ

 運営チーフとは言ったものの、私が担当しているのは会場内の設計や、当日に滞りなくイベントが進行するための仕事を考え、形にすることです。まだ抽象的ですね。今回行われる球技体育館はまさに「バレーボールをプレーするための場所」として設計されており、「イベント用の会場」としては全く考えて作られていません。選手が気持ちよくプレーするための広さをどう確保するか、感染対策も踏まえ、どうしたらお客さんがワクワクしながら見ることができるのか。実際にメジャーを片手に走り回り、夜な夜な頭を悩ませました。当日手伝ってくれるスタッフの仕事はどこで必要になってくるか、人数はどれくらい必要か。もうこれは想像するしかありません。まさにImagine the future.
そして出来上がった図面の設営に割ける時間は、なんとほぼ当日の朝のみ。…大丈夫です、必ずや「筑波大の球技体育館」ではなく「TSUKUBA LIVE!会場」に仕上げてみせます。乞うご期待。

前回のTSUKUBA LIVE! 水球の試合会場

なぜ障害科学類の人が?

 私にはある野望があります。それは障害者のスポーツ観戦へのハードルを下げ、どんな人でも「見るスポーツ」を楽しめるきっかけを作ることです。3月26日に開催予定だった時から会場部門として活動しているのですが、「来場のしやすさ」とは「段差がない」ことや「点字ブロックがある」「多目的用トイレがある」といった施設面に関するものだけではないことを実感しました。分かりやすいもので言うと、休憩時間の間隔とトイレの関係、観戦する場所と避難経路の問題など、取り組むべき課題は大量にあります。まだまだ勉強中で未熟な身ではありますが、TSUKUBA LIVE!に新たな視点を提案し、障害×スポーツの側面からも日本に新しい風を吹かせたい、という思いで日々活動しています。

最後に

 来場してくださった皆さんにファンになってもらえるようなTSUKUBA LIVE!の実現を目指して、明日も早起きして精一杯頑張ります!今後の動向も含め、長く見守っていただけると幸いです。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。


開催概要

名称: 筑波大学ホームゲーム「TSUKUBA LIVE!」​
主催: 筑波大学アスレチックデパートメント​
日時:  11月23日(水・祝)15:00開演​
会場: 筑波大学球技体育館​
競技: バレーボール​(男子)
試合: 筑波大学 vs 東京学芸大学​
H P:  https://tsukubalive-volley2022.studio.site/

チケット:筑波大学生・教職員 500円
     一般 1,500円

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