【エッセイ】君を思う

僕たちはその人を本当に知ることができるのだろうか。

きっと無理だろうな。
その人の背景にはどれだけのものがあるのだろう。
きっと僕が想像もつかないことが沢山あるんだろうな。
そんなものであなたはできているのだろうね。

それでも、僕は分かり得ないことを知りながらも君を知ろうとする。
そうやって、その繰り返しで貴方を創造する。

人は浅いか、深いかわからないけれど、僕はそんな背景も知れる人になりたい。いや、違うか。
そんな背景を考えられる人になりたいな。

人は誰しも辛いこと、苦しいこと、悲しいこと、人には言えないこと、人には見せられないこと、自分でもわかっていないこと、わかって欲しいこと、そんなものがあるんだよね。

だって人間だもんね。
僕はそんな人間の人間らしい、人らしいものがすきなんだ。

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