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カフェイン依存症

そう遠くもない過去に、日常的にアルコールを摂取していたことについては、こちらの投稿に書かせていただいた。

これを書いている現在も、ごくまれにビールを外で頼むようなことはあっても、ほとんどアルコールを口にすることはない状態は続いている。

アルコールを飲まないことに対して、努力をしているかといえば、そういうわけでもない。

止める時も、体調が悪くなったので自然と止められたし、止めてからも、のみたくて仕方なくなる、という衝動も感じることはない。

もともと下戸だったので、アルコール依存症になるまでの量を、そもそもとるところまで到達していなかったのではないか、という気もしないでもない。

反面、中毒・依存症の自覚があるものとして、カフェイン依存症がある。

何らかのカフェインを、私はもれなく毎日、おそらく基準範囲を超える量を摂取している。

家にいる時は、濃いめにいれた緑茶を3杯以上。

出かければコーヒー。

仕事がある日はさらに、5,6杯のコーヒーが加わり、ブラックでのむので浅いりを薄目で入れているとはいえ、1.5Lぐらいをトータルでのむ羽目になる。

それらの合間に、紅茶や中国茶なども、口直しでのんだりする。

ノンカフェインのハーブティーなどものむけれど、こうして書いていると、特に仕事の日は本当に、のべつくまなくカフェインをとっているな、と我ながら思った。

ここまでカフェインを常習的に取っていれば、急にやめたときに、離脱症状が出てくることになる。

数年前、レモネード断食をしたことがあって、これは3日間、食事は全て手作りのレモネードだけで、水分はカフェインを含んだものは一切だめ、というデトックスの方法だった。

その時、それはそれはひどい、これまでの人生で味わったことのないぐらいの頭痛に襲われたのだった。

「頭の中で、小人が暴れてハンマーを叩きまわっているみたいだ」という言い回しを、頭痛のひどさについての表現で聞いたことがあったけど、まさにそれだ!という感じだった。

頭痛に加えて辛かったのは、まるで底なし沼に引きずり込まれるような倦怠感で、起きて立っているだけでも辛かった。

レモネード断食以外でも、疲労がたまるとしばしば腎盂炎になってしまうことがあった。

腎臓にカフェインは負担をかけてしまうとのことで、そうなるとカフェイン断ちをすることになるのだが、すでに腎盂炎の症状で倦怠感が出ている中、
カフェインの離脱症状の倦怠感も加わることになって、文字通り立ってられなくなってしまうほどだった。

ここまでひどくならなくても、なんとなく疲れていて、軽い頭痛がするな、と思い、気が付けば、今日はお茶もコーヒーも飲んでなかったことに気付く。

それで、コーヒーをのむと、たちどころにシャキッとして頭痛も治る、といった具合で、完全にカフェイン依存症にはなってしまっていると思う。

アルコールと違って、のまないと日常生活に支障が出てくるし、やめていれば「お茶が飲みたい、コーヒーが飲みたい!」という渇望はわいて来る。

そもそも、やめよう、と思ってないのだけれど、また何らかの事情でカフェイン断ちをしなければならなくなってしまったら、地獄の苦しみを味わうんだろうな…と恐れている。

こうして、れっきとした依存症ではあるわけだけど、アルコールと違って、人に絡んだり、吐いたりするわけでもなく、肝硬変にもなるといったような、重篤な症状にもならないのが、やめる理由にならないのだろう。。。

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