見出し画像

ステンレスフライパンを買ったので、色々焼いてみた記録🍳

我が家ではもう7年くらい、アサヒ軽金属さんの「オールパン」シリーズの大小セットを使っていました。

「なんでもできる万能選手」という立ち位置で、我が家の食卓を支えてきてくれた愛用品。しかしながら最近、さすがに樹脂加工がくたびれ始めた印象。

フッ素樹脂加工品ってどんなに丁寧に扱っていても、いずれ買い替えが必要になるんだよなぁ。
まあ7年も現役バリバリで使えてるのは立派な方か。それに、今すぐ捨てなきゃというようなくたびれ方でもない。
ただ、次の道具を考えなければいけない時期に来たことは確かみたい。

そこでアタクシ、以前から気になっていたステンレスフライパンを、クラファン経由で購入してみました。

くっつきやすいと評判(?)のステンレス製。
実は今まで、ステンレスフライパンは買ったことがありません。(鍋はあるんだけどね)

それでも私は、鉄製のフライパンや中華鍋なら持っている。
登場頻度は低いものの、今でもしっかり使っている現役の道具だ。

「まあ未経験のステンレスパンだけど、予熱しっかりしとけば大体なんとかなるんじゃね?」という楽観的な憶測で、3点セットをポチ。

ほどなく届いたフライパンは、鏡面仕上げが美しい22、24、26センチの3兄弟。シンプルな作りで、好感度高し。

それにしても……普段はフッ素樹脂加工のオールパンに慣れきっている私。どこまで勘を取り戻せるのか。若干の不安が残る😓

というわけで、最初はリハビリ兼ねて野菜からやっつけてみます。
失敗してもオサイフ的&精神的ダメージが少なくて済むからね!w

まずはナス🍆を切って、皮目には切り込みを入れておく。

ちなみに今回、ネギの千切り用カッターで切り込みを入れてみたら簡単でよかった。おすすめ。


ステンレスは鉄と同じく、予熱が肝心。
それでも初めて使う道具は、見た目だけじゃ判断しづらいからね。こういう時は遠慮なく、文明の利器に頼っちゃうよ。

コンロの温度センサーを200℃にセットしてしばらく放置。
温度到達のお知らせがピピっと鳴ったら、フライパンに少しの水を垂らしてみる。すると綺麗に転がる水玉! ふむ、焼き面の予熱は大丈夫そうだね。

それでも私は油断しないぞ!
念のためにフライパンを傾けて、コロコロ水玉を縁の方へと誘導。
すると案の定、ジャッという音と共に水玉は弾け、蒸発してしまった。

つまり、縁の方はまだ予熱が不十分ということ。
まあ仕方がない。温度センサーは火を受ける下面の温度しか拾ってないから。

でもね、全体の温度を上げ切らないと、縁にくっついて大変なことになるんだよ。
私、鉄フライパンで散々やらかしたんだよ! もう騙されないんだからねっ!!


――さて(コホン。
縁まで十分に予熱されたフライパンに多めの米油を流し、隅々までよーく馴染ませます。
その後、切っておいたナスを投入すればシャーッといい音をたててくれます。

シャーッ✨

全体的に焼き目がつく頃には、中まで火が通ってとろとろに。
ナスは取り出して、漬け汁に投入しておきます。
レンチンしておいたピーマンも引き続き投入して、これも焼き目をつけたら、熱々のうちに漬け汁にポイっと。

出来上がり〜🍆🫑✨

最後までフライパンに引っ付くことなく、綺麗にナス&ピーマンが焼けました♪

使用後のフライパンは、まだ熱いうちにたっぷりのお湯を入れてあげる。
すると冷める頃には綺麗に焦げや油が浮いてくる。洗う前に、炒める時に使っていたゴムベラでサラッと撫でれば、ほとんどの汚れは落ちてしまいます。
まあそこまでは、鉄製の扱いとあまり変わらない。

ステンレスの真骨頂は、最後に洗剤を使って綺麗に洗えること。薄い油膜を残しておく必要がない! これは嬉しいなぁ。

すっかり味をしめたアタクシ。
調子に乗って、お肉に挑戦です。

しかしながら冷蔵庫に塊肉なぞ常備してるわけもなく。
有り合わせの豚バラ肉に、塩胡椒&小麦粉を薄くまぶして焼いていく。

もちろん、事前の予熱はしっかりとね!

いい感じ〜✨

ちなみに、お肉を載せたら弱めの中火で維持。
一度予熱が通ってしまえば、その後に強い火力は必要ありません。というか強火だと速攻で焦げる。やめとけ。

いい塩梅に、カリッカリ!

上手に焼けました〜!
というわけでこの豚バラ肉は、鬼おろし&ポン酢と合わせて美味しくいただきましたよ♪

ちなみに👇が、豚バラを焼いた直後のフライパンです。

小麦粉を使っているので、焦げがやや残っていますね

これもすぐにお湯を入れて放置します。
食事を終え、他の皿を片付けて、最後にフライパンを洗う。この間90分程度でしょうか。
ゴムベラで軽く撫でればなんの抵抗もなく、するりと綺麗に落ちてしまいました。楽ちん〜!☺️


さーてさてさて。
いい具合に調子に乗ってきたwので、今度はチャーハンなんて作っちゃうYO!
しかも、難易度高めの「納豆チャーハン」!

普段は夫氏の好みに合わせてる都合で、具材はネギと納豆くらいしか入れないのですが。
今回はリュウジさんのレシピを参考に、ひき肉と卵も使ってみました。
その結果は……!


大成功!(テテーン!✨🎉

よし、把握した。

とにかく、予熱しっかり
そして、調理し始めたら弱火〜中火維持
コツはそれに尽きる、といっても過言ではないと思う。
それさえちゃんと守っていれば……ほら。

納豆投入後にもかかわらず、全くこびりついていません✨

ここまでやると、結構自信がついてくる。
新しくお迎えした道具の勘所。こいつを掴んだ時の高揚感がひしひし。
オラわくわくすっぞ!  

よっしゃ、今度は魚じゃー!🐟

スーパーで安売りしてた、生サーモンの特大切り身。
こちらに塩して寝かせて水気を拭き取る。
その後、しっかりと塩胡椒してから小麦粉をまぶしておきます。

予熱十分のステンレスパンに油を敷き、スライスしておいたニンニクを揚げ焼きにする。こんがりいい色になったらニンニクだけ引き上げて。

残った油の上へ、サーモンの皮から置いていきます。

ジューッ!といい音です✨

焼ける皮に引っ張られて、徐々に湾曲してくるサーモン。
なるべく湾曲しないように、皮目全体をフライパンにピッタリ押し当てるように焼いていきます。
そして腹身の薄い部分の縁が狐色になったのを見計らって、そっとひっくり返せば……。

皮目パリッパリ!✨

火加減は弱めの中火。身を下にしたら蓋をして、蒸し焼きにしていきます。
5分ほど焼いて全体に火が通ったら、少し火を強めて側面にも焼き目をつけました。
このサーモンは極厚だったので、全体に焼き目が欲しかったのよね。

最後に、揚げ焼きしておいたニンニクとバター10gを投入して仕上げます

お皿にサーモンとニンニクを取り分けたら、残った汁でソースを作ります。

余った油で付け合わせのネギを焼きつつ。
醤油と少しの味醂、黒胡椒を煮詰めて完成です。

完成〜✨😋🐟

丁寧に鱗を取り除いた皮目は、パリパリで言う事なしのおいしさ。
ご飯がすすむお味でした!

新しいフライパンとは、仲良くやっていけそうで一安心。
焼き物が美味しくなりそうで楽しみです♪


さてさて、今回も大変美味しゅうございました♪
ご馳走様です!🍳(๑´ڡ`๑)✨

よろしければサポートをお願い致します。 頂いたサポートは、取材や資料購入などの活動費に使わせて頂きます。 m(_ _)m