槻木沢 幸太郎

はじめまして、しがないサラリーマンです。 某ゼネコンに勤めており、細々と公共事業に携わっております。 この度、建設業界のイメージアップのために、若輩者ながら建設業を舞台とした企業小説を書いてみました。 是非一読ください。 よろしくお願いします。

槻木沢 幸太郎

はじめまして、しがないサラリーマンです。 某ゼネコンに勤めており、細々と公共事業に携わっております。 この度、建設業界のイメージアップのために、若輩者ながら建設業を舞台とした企業小説を書いてみました。 是非一読ください。 よろしくお願いします。

マガジン

  • 土木技術者の徒然なるままに……

    ベテラン土木技術者が不定期につぶやきます。 興味のある方は覗いてみてください。

  • 若手技術者のためのトンネル講座

    トンネルの基本を応用するために技術者として身につけておきたい知識、技術、心構え等の現場で即役に立つものをわかりやすく説明していきます。

最近の記事

『1+1=1』問題

『1+1=1』問題という言葉を聞いたことがあるだろうか? ない? そうだろう。私がつくった言葉だからだ。 これは、『1+1=1』ではないことを証明するという類いの話ではない。今の若者が『1+1=1』と信じてしまうという危機的な問題なのだ。 本日はこの問題について話をしよう。 私は建設現場で働いているのだが、若手技術者の口から「1+1=1です」という報告をしばしば耳にする。 そんな馬鹿な! そう思うのは無理もない。小学生でもわかるこの計算を一流大学出身の技術者が、こんな簡

    • 土木技術者の徒然なるままに・・・・・・

      私は某ゼネコンで働く土木技術者だ。 もうベテランといわれる歳である。 この歳になって思うのは、『私は社会に何を貢献できただろうか』ということだ。 もちろん、これまでに橋やトンネルといった構造物を構築し、国民のために少なからず貢献してきた自負はある。しかし、それは仕事の一環であり、土木技術者として当たり前のことである。胸を張れるようなものではない。仕事以外に何も社会に貢献することなくこのまま人生を閉じてしまってもいいのだろうかと疑問に思うのである。 若いころには思いもしなかった

      • 若手技術者のためのトンネル講座

        いきなりで申し訳ないが、『土木技術者の徒然なるままに』に記したように、若手技術者のための技術の伝承を試みようと思う。 かなり上から目線の内容だが、気にすることはない。絶対に損はさせない。必ず君のためになる技術を含んでいるはずだ。なんせ、私は三つ星技術者なのだから。 ちょいちょい自慢話が出てくるが、さらっと流してもらいたい。歳よりは若い者に自慢したいものなのだ。  さて、内容をどうするか考えた末に、トンネル技術に絞ることにした。私は、高架橋、ボックスカルバート、造成、杭、山留

        • kindle本を出版して1ヶ月が経ちました

          小説「シビルエンジニア ~ハイアーゲーム~」をkindle本を出版してから1ヶ月が経ちました。 この1ヶ月で59人の方に小説を届けることができました。 この数字が多いか少ないかは私にはわかりません。しかし、50という数字を目標としていた私にとっては1ヶ月で目標を達成したことに満足しています。 前回の記事でも書いた通り、私はこの小説を匿名で書いていることもあり、身近な人に手売りすることができません。Amazonで売れることを待つしかないのです。 それでも好調な滑り出しとなった

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        • 土木技術者の徒然なるままに……
          2本
        • 若手技術者のためのトンネル講座
          1本

        記事

          noteに感謝!

          会社においてベテランといわれる年齢に至った理系の技術者が、無謀にも小説を書きkindle本を出すまでの経緯をまとめてみました。 1.小説新人賞への応募私は某ゼネコンに勤めるしがないサラリーマンです。気が付けば、もうベテランといわれる年齢になってしまいました。 そんな私が2年ほど前、建設業の裏側を描いた長編企業小説を書いたのです。いや、書かざるを得なかったのです。 なぜ、バリバリの理系出身の私が文学の道を志すような暴挙に至ったのかは、別の記事でお話しします。 さて、こうして

          シビルエンジニア ~ ハイアーゲーム ~ 序章の一部を公開

          シビルエンジニア ~ハイアーゲーム~ kindle本(電子書籍とペーパーバック)で発売されました。 興味がある方のために、序章の一部を公開します。 面白いと思われた方はぜひ購入してください。 序章 二つの大志 1  平成十六年三月、水元建設名古屋支店のエントランスに、招かざる客が現れた。  ダークスーツに身を包んだ男女合わせて二十数名が、黒い波のように押し寄せてくる。  越雲健治は受付嬢の松崎美月と談笑していたが、黒い行列を見るや否やただ事ではない雰囲気を感じてたじ

          シビルエンジニア ~ ハイアーゲーム ~ 序章の一部を公開

          シビルエンジニア発売します!

          令和4年7月5日、シビルエンジニアをKindle本(電子書籍&ペーパーバック)で発売します。 の予定でしたが、ペーパーバックが本日発売になってしまいました。 これまで、応援いただいた皆様、ありがとうございました。無事、書籍化することができました。 南口綾瀬様、水蝸牛様、旭山リサ様の記事を参考にさせていただいたお陰で、kindle本の作成はスムーズに進みました。本当に感謝しかありません。 電子書籍の表紙はこんな感じです。 冗談で「note創作大賞2022 一次選考通過作品

          シビルエンジニア発売します!

          『シビルエンジニア』書籍化の準備に入ります

          『シビルエンジニア ーハイアーゲームー』を読んでくださった方、スキしてくれた方、コメントいただいた方、ありがとうございました。 応援いただいた皆様のお陰をもちまして、「note創作大賞2022」の一次選考を通過することができました。賞は取れませんでしたが、良い経験となりました。 私の小説にどのくらい需要があるかわかりませんが、書籍化の準備に入ります。よって、これまで公開していた記事を非公開にしました。 書籍化の暁にはnoteの記事でお知らししますので、興味のある方は購入してい

          『シビルエンジニア』書籍化の準備に入ります