土木技術者の徒然なるままに・・・・・・
私は某ゼネコンで働く土木技術者だ。
もうベテランといわれる歳である。
この歳になって思うのは、『私は社会に何を貢献できただろうか』ということだ。
もちろん、これまでに橋やトンネルといった構造物を構築し、国民のために少なからず貢献してきた自負はある。しかし、それは仕事の一環であり、土木技術者として当たり前のことである。胸を張れるようなものではない。仕事以外に何も社会に貢献することなくこのまま人生を閉じてしまってもいいのだろうかと疑問に思うのである。
若いころには思いもしなかった