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ADHDと双極性障害

19の時に双極性障害と診断され、生き辛さを抱えながら人生と闘っていた私だけれど、知識をつけていくうちに自分で病名に疑問を抱いたことがある。

それは、私はADHDなんじゃないかということ。

小さいころから、変わった子だと言われていた。アメリカに住んでいた時は楽しかったけれど、日本の幼稚園、小学校にはなじめず、どうしてみんなで同じことをしなくてはいけないのかが理解できなかった。

妙なこだわりがあり、ボタン、襟、ポケットのついた服が生理的に苦手で夫にもそういう服を着ないようにしてもらっている。

片付けが苦手で、常にとっちらかっている。思考も。

様々なことがADHDのような気がして、ある結論にたどり着いた。

私はADHDの二次障害で双極性障害を発症したのではないかということだ。もともと生き辛さを抱えていたが、中高はお嬢様学校で、個人を大切にする方針だったのでなんとかなっていた。それが、社会に出て一気に世間に対応できなくなり、そのストレスから双極性障害が出たのではないか。

小さいころから波はあったので、卵が先か鶏が先かな話だが、そう思った私は主治医に相談し、ストラテラというADHDで有名な薬を処方してもらった。一年ほど飲み続けているが、今のところ一番変わったと思うのは、早起きができるようになったことだ。

おそらく、今までは起きている間の脳の消耗が多すぎて、たくさん寝ないと疲れが癒えなかったのが、今はある程度回転率が上がって短時間睡眠でもなんとか起きられるようになったのだと分析している。

もちろん、未だに脳みそがストップしてしまったり、思考が止まらなくなることはよくある。でも、ストラテラを飲んでから、双極性障害の波も少し穏やかになってきた気がしている。

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