家事分担と自己決定感
こんにちは!Hamaru StrategyのChief OTAKU Officerつっきーです。
今日は、SNSでも度々話題になる、同居パートナーとの家事分担についてのお話です。
うちの負担割合
私はいわゆる "新婚さん" ですが、夫との同居歴はそろそろ2年になろうとしています。
コロナ禍での同居生活は、色々なトラブルがつきもの。
でも私たちは、家事の分担でケンカしたことが一度もありません。
そもそも夫が非常に穏やかなタイプだというのがまず大きいのですが……
家事分担については、うちは割と上手くいっている方なんじゃないかな、と感じています。
そんな我が家の家事負担割合はというと
私:夫=75:25
くらいです。
こう言うと
「いや、全然分担できてへんやん!」
「性別役割分担がまだ根強い感じ?」
「尽くすタイプだから?」
「無理してるんじゃない?」
と友達に心配されることもありますが、そうではありません。
これには、私たちの性格上の違いが大きく影響しています。
家事を多く負担する理由
身近な方はご存知だと思いますが、私は「女性だから家事を主体的にやるべき」という考えとは真逆の考えです。
基本的には、一生を通して半々の割合になるのが理想だと思っています。
(ただ、尽くすタイプであるのは本当なので笑
尽くしすぎないよう、私が家事をやることが夫にとって当然の習慣にならないよう、細心の注意を払っています。)
では、そんな私がなぜ、家事を多く負担しているのか。
それには2つ理由があります。
1つは、私がフルリモートワーク、夫がフル出勤だから。
私の方が日中の時間帯に自由が利くので、効率的に家事をやれるんですね。
ただ、そこは さして重要ではありません。
2つ目の理由は、
・私 → 好きな時間に、好きなように家事をやりたい派
・夫 → 考えるのがめんどくさい、指示してほしい派
と、真逆の性格だから。
こちらの方が重要なんです。
私は小さい頃から、とにかく自分で決め、自分で好きなようにやりたいタイプ。
トイレで便器の蓋が自動で開くのにもイラっとしてしまうくらい
(便器に自分の動きのタイミングを決められるのが嫌!笑)
とにかく生活すべてのシーンにおいて、自己決定感を非常に大切にしています。
家事においても
・夕飯の献立を決める
・布団を干す日を決める
・掃除用具の置き方を決める
など、実は細々とした決定事項って多いですよね。
それらを、人に指示されるよりも、自分で決めていきたいのです。
つまりは、私が「自己決定感を多めに持つ代わりに、家事も多めにやる」という考えなのです。
自己決定感の必要性
自己決定という言葉は、キャリアの文脈でよく使われている印象です。
「自己決定度の高い人の方が、幸福度が高い」というやつですね。
近年色んなところで論文が出て話題になりましたが、私は幼少期から本能的にそれを感じていました。
1人暮らしは家事のタイミングを自分で決められるので、正直、実家にいた時より心地よく感じたくらいです。
2人暮らしになってもその心地よさを手放したくなくて、自然と私が多くの家事を負担するようになりました。
実際にこの生活を始めてみると、自分の方に負担がかかっていても
「でも、自分で決めたいしなぁ」
と思い、イライラすることはほぼありません。
※もちろんこの心地よさは、私がしんどい時には夫がきちんと家事をやってくれることが前提。そして、私の指示で家事を一緒にやってくれる、というのも大きいです。
人それぞれだけれど
同棲生活や結婚生活をはじめて、一番最初にケンカするネタ1位は「家事分担」だそう。
それぞれの家に様々な事情があり、ぴったり50:50の分担にできない場合が多いので、この問題は結構根深いです。
多くの人が、なかなかスッキリとした解決策を見つけられずにいるのではないでしょうか。
もちろん、当事者間での定期的な話し合いや、理解の促進は諦めない方が良いと思います。
それでも負担割合がどうしても変えられない……
そんな時に、「自分で決められる自由」を家事の対価としてカウントすれば、少し納得感を得られる方もいるのではないでしょうか。
それで無駄なケンカやイライラが減るなら、それもそれでアリかもしれませんよ。
1つの考えではありますが、どなたかの参考になっていれば幸いです。
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