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natuki羆便り


私は大学時代、ヒグマのストレスについて研究をしていた。その一環として、森に入り、ヒグマの痕跡を歩いて探す「踏査(とうさ)」を研究生全員で行っていた。朝4:00に起床し、踏査ルートには6:00に到着。そこから約6~8時間森の中を歩く。そして、15:00には寝床である建物に戻り、夕飯の準備をし、18:00頃から毎日のように宴をしていた。風呂は2日に1回だ。こんな調査生活を2週間程。年に4回行っていた。とても楽しくはあったが、今この生活をしろと言われると厳しいものがある。

しかし、ここでの経験や知識があったことで、現在の職ではヒグマ専門家的扱いを受けており、活躍出来ている。そして今でもOBとして疎ましがられながらも調査に時たま参加している。

私のnoteではヒグマを中心に、野生動物についての記事を書いていこうと考えているので、どうかよろしくお願い致します。

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