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冬のはじまりと循環と

【循環】 



今朝の東白川村は、とっても寒い朝となりました。
みぞれ混じりの雨が降っています。
本格的に冬が始まりました。

ご縁に感謝して自然とともに暮らす
月とともに'たね'を未来へつなぐ
自然農縁月とたね

よろしくお願いします。

山奥に暮らしていると窓から狸やカモシカが見られます。
山も源流も目の前に在ります。

恩恵を頂いたり、驚異となったり、
自然と深く関わっています。

自然を愛して、感謝して、
だけど自然や地球は在るがまま。
僕らにとって都合の良い存在ではないことも
感じます。



先日、琵琶湖の水位が十数年ぶりに減少して、幻の城跡の一部が見えるようになったというニュースを聞きました。

家の前を流れている源流も
10月、11月と雨がとても少なかったため、
水の量は減っていますが、
枯れることはなく、
今日も水が豊かに流れています。

それを何となく不思議に感じ、すごいなぁと思うのは、地球は大きすぎて僕の想像が追い付いていないからなのかもしれません。



この世界、社会、地球では、様々なもの、こと、が循環しています。

経済、お金、ご縁、空気、水、僕たちの身体を流れる血も体内で循環しています。

空気は木や森、微生物、水など、
地球に在る命のおかげで浄化され、循環しています。
空気がなくなると生きていけないことは知っていても、空気について想いを馳せる時間はほとんどありません。

水も木や森や山、微生物、海、大地、空、
地球の全てで浄化、循環しています。
水の大切さはわかっているような気がするけれど、水について想いを馳せる時間もほとんどありません。

水、空気、太陽、大地から育った命である『食べもの』は、
僕らの血をつくり、身体を育みます。 
ですが、体内での浄化、循環の大切さに想いを馳せる時間もほとんどありません。

時間も循環して蓄積します。
ご縁、人と人とのつながりも循環。
世代が変わっていくのも循環。
好循環、悪循環。

水の循環を意識し始めたのは、
魚釣りのメッカだった川(用水路)から魚がいなくなり、田んぼの周りにたくさんいたザリガニがいなくなった1996年頃。
実際に環境負荷を考えて行動に移し始めたのは2004年頃。
沖縄の海が汚れて珊瑚が死んでいることを知った時でした。
自然の近くに暮らし始めた2012年からは、
水を汚さないこと、水の浄化、地球環境や僕たちの未来を意識して暮らしています。

洗剤をやめたり、環境負荷のないものに変えたりするのは楽しいことでした。
ほんの少しの意識の変化は大きな変化につながるという成功体験にもなっています。

どんなことでも、
楽しめるかどうか、気にするかどうかは、
それぞれのタイミングがあるもんだと思います。

自分らしい楽しめる人生を見つけていきましょう。

それではまたー。

月とたね

おしまい。

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