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ハッピーライフを見つけた物語『自己紹介』
ハッピーライフを見つけた物語第2話です。
はじめに
はこちら↓
ハッピーライフを見つけた物語『はじめに』
自己紹介
こんにちは。
改めまして。
大西ひろきと申します。
32歳で社会からセミリタイアしました。
お金を持っているわけでもなく、稼ぐ力があるわけでもありませんでした。
じゃあなぜハッピーライフなのかというと、
自分らしい生き方を見つけたからなんです。
元々持っていたけれどそれが何なのかさえわからなかった宝ものを探して見つけた、喜びに満ち溢れているような感覚。
お金、時間、場所、普通や当たり前、
そうしたものに対する知らない間につくられていた価値観から抜け出して、手放していた自由を見つけたような。
悪い夢から覚めたような。
ゴールではなくて始まり。
『自分らしく生きる世界の始まり』
大切にしているのは心と時間の豊かさ。
自分と家族の心身の健やかさです。
現在、山奥の田舎で小さなお米農家を営みながら、家族3人でゆっくり暮らしています。
そんな暮らしやお米つくりをSNSで発信しています。
暮らしの屋号『月とたね』Instagram
それでは自己紹介してみます。
生まれたのは岐阜県の団地で、
物心ついた頃には父親はいませんでした。
アパートに母と弟と3人暮らし。
おこづかいがなかったので、おこづかいやおやつが用意されている友だちが羨ましかったり。
鍵っ子だったから、帰ったら親がいるよりはマシかなと思って自由を満喫していたり。
父親がいないことを知られたくないという気持ちはあったけれど、それなりに楽しんでいました。
小学校を卒業したら中学校に入って、高校受験して高校へ行く。
中学校のテストや勉強、高校受験というものが嫌いでした。
それ自体の好き嫌いというよりは、
なんでいきなりこんなことになっていくのか意味がわからず心が追いつきませんでした。
高校に入ってすぐにアルバイトを始めた理由はお金を自由に使いたかったから。
当時は本当に無駄遣いの嵐。
お金は全く貯まらないし、バイトしているのにお金がないという状態。
子どもの頃から、僕の人生はお金で困っていると強く思いこんでいて、お金による格差がある世界にネガティブな気持ちがありました。
なんで僕の人生こんなことになっているんだろう。。。
と生まれた環境を恨んでさえいました。
高校を卒業した後は、
就職か進学という選択肢しかないと思い込んでいた上に、何をどう考えて選ぶのかもわからない。
だから、もう少し遊びたいというわけのわからない理由で進学してしまいました。
学費は奨学金制度を使ったのですが、仕組みも何も理解できていなくて、払い終わるまでに大きなストレスと大変な思いをしました。
大学生になりバイトばかりの日々。
だけどいつまでたってもお金に困ったままでした。
大学は行っていないようなもので、途中で退学。
この決断が初めて本当に自分で一歩踏み出した時だったかもしれません。
当時の気持ちを覚えていないけど、
『やりたいことをやろう』と決意。
好きなことを仕事にしようと思い、
アウトドアショップで働き始めると、
色々な生き方をしているお客さんと出会えて、世界が広がっていきました。
そこからそれまで全く選択肢になかった長野の農家やスキー場でバイトして、沖縄で暮らしたり、北海道へ移住したり。
色々なところへ旅をして、旅先での出会いや新しい世界の発見にワクワクドキドキして、
ご縁のおかげでやりたいことが次から次へと見つかっていく人生でした。
だけど、相変わらずお金には好かれない。
すごく楽しくて刺激的な旅人生だけれど、二十代後半頃から定住を意識し始めるようになり、
北海道で暮らしていました。
その頃に難病にかかり、
その後に311が起こりました。
この2つは今までの人生を見つめ直す大きなきっかけになりました。
当時は自分のお店を持ちたくて、
頑張って働いていたけれど、
お店を出すよりも大切にしたいことに気づいた。
そんなに働かずにもっとのんびり暮らしたかったみたい。
それから家計簿をつけ始めて、必要じゃない出費をどんどん減らしていった。
この時も散々働いていたのに貯金はほぼゼロ。
だけど、お金を前よりも大切にできるようになり、お金にも好かれ始めた。
固定費が安くなればそんなに働かなくても良いよなーと考えていると、
当時働いていた農家さんから、かなり古い家を家賃0円で貸してもらえることになった。
家賃が0円になったし、
山奥でお店もない、
物欲もなくなっていたもんだから、
1年間で4ヶ月働けば余裕で楽しめるという暮らしが実現。
のこりの8ヶ月は休み。
32歳の夏。
年収(手取り)100万円、夢の仙人暮らしが始まった。
しかも少しずつ貯金も出来たから面白い。
仙人暮らしを満喫していると、
友人の結婚式で福岡に行くことになったのでそのまま旅をすることにした。
もう4年ほど北海道から出てなかったので久しぶりの旅の準備にすごくすごーくワクワクドキドキしている自分を見つけた。
福岡、広島、沖縄と1か月半くらい旅をした。
各地にいる友人たちを訪ねるのはたまらなく楽しかったし、新しい出会いは新しい世界を見せてくれる。
友人たちはいつの間にか事業を始めていたり、会社の重要なポストにいたりして、みんな頑張っていた。
よくよく周りを見渡してみると、僕の周りは自営業の友人ばかりなことにも気がついた。
仙人暮らしも良いけれど、まだまだ色々とやってみよう!と考えるとすぐに浮かんだ。
そうだ!農家になろう!
のんびり暮らすためにも山奥の田舎で自給自足的な農家だ!
農薬や肥料は使わない環境持続型で。
そして、見つけた場所が今暮らしているところ。
お米つくりができる田んぼがあって、
家賃0円の古民家があって、
山奥の田舎。
冬は農閑期。
パーフェクト!
古民家は移住して2年目には購入したけれど、その価格も驚きの安さ。
そんな感じで、
7年目となるお米農家と自給自足的な暮らし。
家族で旅行にも行けるし、
息子が5歳になったらヨーロッパに行くための計画もしている。
そして日々の暮らしは環境も暮らし方も最高のハッピーライフだと思えてる。
そんな僕の人生を、
気づき、成長、変化を中心にもう少し詳しく書いていきます。
僕の経験が誰かの人生のお役に立てたら嬉しいです。
ぜひ続きも読んでみてください。
何か聞きたいことが浮かんだら、コメントしてみてください。
答えられるかどうかわかりませんが、質問されることで、自分のことを整理できると思うのでよろしくお願いします。
つづく
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