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『フォロワー0』で文フリに参加した結果、どうなった?

①はこちら(『フォロワー0』で文フリに出店したら、売れるのか?)
②はこちら(『フォロワー0』で文フリに出店します〜サンプル公開編〜)


11月20日に開催されました文学フリマ東京35。
ひとまず何事もなく無事に終了することができました! お疲れ様でした!
かなり盛り上がっていて、その空気というか、人の多さにもとにかく圧倒されました。聞くと見るでは大違いとはまさにこのことですね。(今までにないくらいの入場者数だったとか。)

開催時間5時間は長いかなと思っていたのですが、終わってみるとあっという間でした。近くのブースの方たちの様子を見ていたり、前を行き交っている方たちの装いを見ていたり(ちょっとしたファッションショーを見ているような気分でした。みなさんおしゃれ。)、その方たちが手に持っている本を見ていたりと、全然飽きませんでした。



結果発表?

さて、初めて参加、そして、認知度もなければ、フォロワーも全然いないような私が文学フリマに参加した結果、どうなったのか?
販売数が結果ではないとは思っていますが、目標としては、せめて10冊は売れてほしいかなと思っていました。
が、結果はギリギリ届かず。
とはいえ、売れただけでもすごい! というのが私の正直な気持ちです。
それよりも、私のブースにいらして、自分の作った本を買って行ってくださる方の様子を目の前で見られるという感動がかなり大きかったです。こうして文学フリマに参加しないと味わえなかったと思います。
認知度もなく、小説の内容も不明瞭な中、私の作品に興味を持ち、購入してくださった方々、本当にありがとうございました。
それと大切なのは、販売することだけではなく、作品を読んでみて、何かしらの感情を動かすことだと考えておりますので、あらためて、もっと作品づくりを頑張ろうという気持ちになりました。

文学フリマ初出店者からの反省、レポート


①一人より二人の方が良さそう

今回、一人で自分のブースにずっと居たのですが、他の方のブースを見て回らなかったのが悔やまれました。お手洗いに立つタイミングも分からないという始末。
離席しますと書き置きを残すやり方は知っていたのですが、初参加ゆえに、その間に誰か来たらどうしようという謎の不安に駆られて動けませんでした。
そういう時に限って、誰も来ないのですが。


②印刷部数について

認知度がほぼないのなら、印刷部数はかなり多めに見積もって20冊くらいでもいいのかなと思いました。
宅配で送らず手持ちで持って帰って来たのですが、これがなかなか結構な重みです。
筋肉痛になりました。


③接客? について

自分の作った物を売るという機会が人生で一度もないので、買いに来てくださった方に対して、少し、しどろもどろになってたかもしれません。「ください」という一言に、簡単なお釣りの計算を間違えそうになるくらいには舞い上がっていましたので。
それと、ブースの前で少し立ち止まって下さった方にチラシをこまめに渡せば良かったかなと思いました。他のブースさんでそうしているのを見かけて、途中から真似してみたのですが、そもそも立ち止まってくれないという悲しさ。
皆さん初めから目的の本を求めて歩いているような感じがしましたね。どこを見てるのかなぁと、その目線を追いかけてみたり、動きなどをちゃっかり観察したりしてました。


④やっぱり認知度は大事!

そりゃ、当たり前だ! となりますが、私の作品の認知度がなさすぎるため、購入しようとはなかなか思わないですよね。
作品をどこにも公開していないので、まさに何が入っているか分からないお楽しみボックスのよう。そう考えると、今回買ってくださった方々に本当に感謝です。
マーケティング的に言えば、物が売れる仕組みの大前提は、まず認知されることですからね。
もちろん、中身だって大切ですよ!


初文学フリマを終えて、今後の目標


まず、作品を作り続けることが大前提ですが、それを何らかの形で公開できればと考えています。
そして、2023年5月に開催予定の文学フリマ東京にはスケジュール的に参加するのが無理そうなのですが、2023年11月の文学フリマ東京にまた出店できればと考えています。
その頃までに認知度が上がるか不明ですが、兎にも角にも、己の理想の文学を突き詰めるため、日々精進するのみです。(あなたの作品が好きですと言われたいのが本心です。)


終わりに

半ば勢いで参加したような文学フリマでしたが、とにかく良い経験になりましたし、何より楽しかったです!
そして、他の創作者さんたちからたくさんのエネルギーを貰いました!

何度も何度も言いますが、買ってくださった方々、本当にありがとうございました!

文学フリマ、楽しいですよ!

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