「検索」で緑を増やせるとしたら、検索しますか?
「地球を美しくしたい」。そう思うだけでも、素敵なことだ。
青い空があり、碧い海があり、大地には緑があふれる。
空気はきれいでおいしく、風景も色あざやか。
そんな地球がこれからも続くことを望む人は、清々しい感性を持っているのだと思う。
もちろん、美しいものが好きじゃない人はいないだろう。
だけど、気候変動や環境汚染の著しいこの時代だからこそ、地球のことを思って行動する人は、少し特別な使命があるのではないか。
そんなことを思いたくなる。
私も地球を想う一人だ、という人もたくさんいて、それはすばらしいことだ。しかし、「地球のためにできること」とは何だろう。そう考えたときに、自分一人にできることはあまりに小さいと、諦めてしまう人もいると思う。
確かに、一人にできることには限界がある。実際、国家や企業のレベルで変わっていかなければ、地球は守れないかもしれない。
でも、できることは小さくても、やらないよりはやった方が、絶対いい。"Better than nothing"だ。一人が諦めてしまったら、ゼロ。でも、その人が24時間のうちにたった3分でも地球に良いことをしたら、その分だけ地球は良くなる。
ならば、できることをし続けよう。そう思う人に、私から提案がある。
普段使っているGoogle ChromeやEdgeといった検索エンジンを、「検索」するだけで地球に緑を増やすことができる検索エンジン「Ecosia」に替えてみるのは、いかがだろうか。
検索エンジンというのは、(すでにご存じとは思いますが)情報を検索するためのサービスのことだ。
Google ChromeやEdgeといった有名なもの以外にも検索エンジンはいろいろあり、自由に選んで使うことができる。「Ecosia」もこの一種だ。
では、Ecosiaについてカンタンに見て行こう。
まず、検索エンジンとしての機能。
これはGoogle ChromeやEdgeと変わらない。私も9月の下旬から約2ヶ月ほど(この記事を投稿した2021年11月12日時点)、Ecosiaを既定のブラウザに設定して使っているが、特に問題なく使えている。使い心地もGoogle Chromeと変わらない。
また、スマホの場合はEcosiaのアプリをダウンロードすると使いやすい。
次に、どれくらい植林できるか。
Ecosiaで植林できる仕組みは、以下のとおり。
Ecosiaを使用して検索する。
↓
Ecosiaは広告収入を得る
↓
Ecosiaの広告収入の約80%が、植林・森林再生活動を行う非営利団体への寄付される
この仕組みによって、約45回検索するごとに、1本の木が植えられる。
しかし不思議なのは、Ecosiaは広告収入を得ているはずなのに、広告が表示されないところだ。これはいったい、どういうことなのだろう?
Ecosiaは、2009年にドイツで開発されて以来、1億本以上の木を植えてきた。
具体的な本数は、検索サイトのトップで確認できる。毎秒植林の本数が増えていることがリアルタイムでわかるため、地球が美しくなっていく様子が想像できて、嬉しい。
さらに楽しいのは、自分が植えた木の本数がわかるということだ。私は令和三年11/12現在、PCでは56本。スマホでは164本植樹したことになっている。この記録は、私が何かを検索をする必要がある限り、今後も更新されていくだろう。
以上で、Ecosiaについてのカンタンな説明を終わる。
ぜひ、みなさんもEcosiaを使って、楽しみながら地球を美しくしてみてはいかがだろうか。
一人の力は小さくても、小さい力が集まれば、私たちは地球を変えられる。
"Better than nothing" この言葉を胸に、私たちの使命を果たしていこう。
旧暦、神無月8日の日。上弦の月が、少しふくらんだ夜に。
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