【お礼】2021、たくさんのご支援ありがとうございました!2022も頑張ります!
なぜか、カラスミの話から
あけましておめでとうございます。
晦日は、ソーシャルグッドな兄貴たちと、お酒を飲むという名目でビーンズの将来のメンタリングをしていただき、
大晦日も飲みながら、メンタリングの振り返りをしながら、真剣な議論をして……
今日、元旦は、親・祖母とオンライン飲みをした後、事務所に行って日本酒とカラスミでキメて一年の計をたてようと。
で、この「カラスミ」なんですが、高校から調理の専門学校、就活まで伴走した生徒が、先日遊びにきたときの、いただきものなんです。
高校生の時は、
・塾に来ようとすると体調が悪くなり
・進路を考えようとすると頭痛になり
・ついでに腕も背中もあちこち痛い
……って感じだったんですが、就活が決まって、最近何してるかなー?と思えば、バキバキのバイトしてて、しかも大抵1日10時間以上は働いていると聞いてびっくり。「お金のためじゃなくて、今は経験が欲しい」と言って、僕はひっくりかえったわけです。
そして「正月、自家製のカラスミを召し上がれ」と日本酒とカラスミを置いていくと。
この瞬間、生徒の前で日本酒を一気飲みして、このお手製カラスミと心中してもよいような気持ちになったのでした。
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なんだか、お酒飲んでいるばかりみたいな話になってしまいました……。
このままだと、「塚﨑は生徒からもらったカラスミをあてに晦日からお酒を飲んでる」という話で終わりそうなので、話題を変えます。
不登校問題とビーンズメソッド
さて、めちゃくちゃ突然ですが……。
私は不登校という状態は悪いことでもなんでもないと思っています。
心身の状態ゆえに、一旦、学校以外の居場所やご家庭で、自尊心を高めていったほうが、かえってその後の人生で馬力が出る中高生がほとんどだと思っています。ゆえに「その生徒にとって、あの時期の不登校は必要だったな」と、後になって思える場合がビーンズでは多いです。
ただ、不登校が増え続けている(都内では不登校中学生は1万人を超え、全国で13万人)事実です。
また2018年の日本財団さんの調査では、学校は行っているものの学校で辛い思いをしている中学生が全体の10%以上いる結果となり、
さらに2019年のNHKさんの調査だと、それが23.7%にまで跳ね上がります。
そして、中高生の自殺者数の統計史上最多の更新も。
参考資料:令和2年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要
そして、ここ数年ビーンズにくる生徒たちも、特に入塾初期には、本当に辛い状態で、
・入塾初期は講師と喋れない。入塾してから授業開始するまで時間がかかる生徒たち
(その間、ビーンズでは保護者さまサポートをばっちりやって、スクラムをくんでおきます。)
・「消えてなくなりたい」「もう、僕の人生は終わってるんで」「ふつうになりたいのに、勉強がんばって、学校へ戻りたいのに、どうしてもできない。なぜだかわからない」といった言葉をワーッと話してくれる生徒たち
・そういった中高生とご家庭で向き合う保護者も追い詰められてしまう。「子どもと顔を合わせられない」「子どもを愛しているのにどうしても正論をぶつけて傷つけてしまう」といった、言葉を私たちに投げかけてくれます。
こういう状態の悩める中高生を、『4つの時期』に応じて『4階構造』を構築し、1人1人へサポートしていく。そして保護者・ご家庭もまるっと含めて寄り添っていく。これが『ビーンズメソッド』の要諦です。
こんなスタイルでサポートするわけですから、サポートの主体であるスタッフの皆さんへの要求はめちゃくちゃ高い(笑) でも、皆さん課題をこなし、テストにチャレンジし、ベテランスタッフからフィードバックをもらって……その結果、大学生スタッフでも堂々と保護者対応できたり、授業開始時は一言もしゃべらない生徒とも少しずつ関係をつくって、進路指導をしたり。もう本当に安心して生徒たち、そして保護者さまを任せられるようになりました。もう本当に感謝しかないなと。
コロナとビーンズ
さて、この2年はコロナでした。
2020年で、生徒全員オンラインでの個別指導とオンライン居場所を実施し、業務もテレワークが基本になって、
2021年は、中高生からの「コロナだからこそ青春したい」という声に後押しされ、オンライン校が盛り上がったことが、2021年の最も印象深い出来事だったように思います。
スタッフ、そして生徒たちと「オンラインでも青春するぞ!」と楽しみオーラ全開でいたので、新しく入塾してきた生徒たちとも、自然と人間関係ができてきて、コロナ前のような「ビーンズの生徒」という一体感が生まれてきました。
「なんだかオンラインでも、楽しいね」と言う雰囲気が当たり前になってくると保護者さまからもこんなメッセージをいただいたり。
ふぅ。色々書いてみましたが、少しはビーンズの取り組みが伝わるようになったかなと思います。
(本当に少しだとは思いますが……笑)
最後に2022へのビーンズの抱負とか
最後に雑感をいうと
間違いなく悩める中高生や保護者支援は大変なのだけど、心の底から楽しんでやる、これがビーンズらしさになっていったのかなと思います。
「ビーンズは不登校支援だけど、ぜんぜん悲壮感がないね」とか、
「場が明るいですね~」と、ポジティブなメッセージを保護者さまに言っていただく機会が増えました。
そんなビーンズですが、個人的には2020~2021年は長い長い準備期間だったと捉えています。もうずっと塾に閉じこもって、作業してたので。
2022年は、コロナ以前のようにビーンズを発信し、盛り上げていきたいです。そして応援していただける方を増やしていくつもりです。
まず、年明けから『ビーンズメソッド』を発信する準備を仕掛けていきます。
あと、今年も推薦入試組がたくさんいるので、ビーンズらしい楽しい自己分析、楽しい国語力アップ、楽しいエントリーシート・面接対策をもっと洗練させていきます!
そして、「いろいろやってるけど、これがビーンズだね」と多くの人に知ってもらえるよう盛り上げていきたいと思います。
最後になりましたが、ビーンズは多くの方のご支援のもと成り立っています。ご家庭・保護者さまからの物心両面からのご支援はもとより、行政・様々な団体さんからのご支援をいただいて、毎日前進しております。
学習支援塾ビーンズが目指すところをビーンズ単独の力で成し遂げるのではなく、皆さんと一緒に進めていければなと思っています。
2021年はものすごくお世話になりました。
2022年もビーンズをどうぞよろしくお願いします!!
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