野菜がアイディアを生む。土いじりで仕事の成果を上げる方法
本業で人のために家を設計する傍ら、微生物のために堆肥の家を制作した。
去年になんとなく始めた家庭菜園は、意外にも心地よく、ちょうどいい暇つぶしにもなった。今年は土も少しこだわってみようと、コンポストを設置して堆肥を作っている。使ってみると生ごみも減らせるし、結構便利だ。
家庭菜園はもちろん野菜を育てる為に始めたわけだけど、僕にとっては違う価値がある行為になっているかもしれない。
仕事の合間の土いじりは、ちょうどいいリフレッシュになる。パソコンでパカパカ作業した後に土を触ったり、脳みそフル回転で新しいデザインを考えた後に、家族の胃袋を想像しながら野菜の世話をする。
こういった思考と作業の反復横跳びは刺激とリラックスの両方を与えてくれる。
そして、意外と無心になれる畑作業は、脳内整理にも役に立つ。アイディアはふとした瞬間に降りてくる。さっきまで一生懸命集中して、リサーチをしたり、アイディアを練っていたけれど、なかなか良い案が出来ない。ちょっと草むしりでもするか。作業に没頭してきたその瞬間、小さなひらめきが生まれることがしょっちゅうある。
だからある意味、土いじりは勤務時間内にカウントしても問題ないわけだ。
(僕は仕事をサボる言い訳作りには余念がない。)
もちろん仕事の意外の面でも多くのメリットがある。
週1,2回の1時間程度、土いじりで日光を浴びることで、幸せホルモンでもあるセロトニンを分泌して、ストレスを解消し、幸福感を向上させる。
はたまた、現代の日本人の多くが慢性的に不足しているビタミンDを作り、免疫力も高まる。さらに、汗をかき、運動不足まで解消できる。
そして最後の最後には、自分達で育てた安心安全な無農薬野菜が出来て、胃袋を満たし、栄養となり、健康な身体作りにもつながっていく。
最近はいろんな野菜がインフレしていく中、家庭内食料自給率までUPできる。
一石何鳥だろうか。
少なくとも、土いじりは、暮らしを豊かにサバイブする最高の方法であることは間違いない。
あくせく働き、いろんな物事が猛スピードで過ぎ去っていく都市部を中心とする暮らしの価値観では、こういったゆったりとした時間軸の暮らし方は理解されづらいかもしれない。怠けているだけに見えるかもしれない。
しかし、僕は東京ー浜松の二拠点での生活をしていく中で感じるがある。一見のんびりして、ゆるい働き方や暮らしをしている地方での活動の方が、効率的に良いアイディアを生み、結果として仕事においても高い成果をあげながら、豊かな暮らしも実現できる。心も体も健康に過ごせる、よりクリエイティブな営みなのではないかと思っている。
実際のところはどうかわからない。しかし、僕自身の活動を通して、そういった価値観があるんだ。ということを伝えていきたいと思う。育ちも持ってる能力も感性も、出来る努力も一般ピーポーの権化みたい僕が、考え方やアプローチ次第で、豊かな暮らしが実現出来る。というベンチマークになれたら嬉しい。
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