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シェイプ・オブ・マイ・バッグ

そろそろリュックに入れる荷物をどうにかしないといけない。


今、私が持ち歩いているリュックは、インケースというブランドのバックパックである。大きすぎず小さすぎずかつシンプルなデザインに惹かれ、現在メインで使用しているノートPCの新調に伴って購入した代物だ。

元々はノートPCを持ち運ぶだけの目的で選んでみたが、それを収納するスペースをはじめとした荷室は思ったよりも丈夫に出来ている。なにより外の生地も分厚いもので、ちょっとやそっとの衝撃から守ってくれる安心感がある。

初めて手に取ってからたぶん2、3年ほどは経過しているが、その間に汚れであったり折り目みたいな使用感はほとんど目立っていない。

もちろん、使っているカラーが「黒」だということも一理あるだろう。たいていはどれも長く使い続けていれば、縫い目の箇所がほつれてきたりと気になる部分は出てくるはずだ。

だが不思議なことに、そういった「やはり古くなってきた」と感じさせる要素が一切ない。手に持って背負っていくたびに、改めて所有する喜びと満足を与えてくれる。

今は特に新しいものと入れ替える予定もないので、しばらく…最低でもあと5年はこのモデルを使い倒すつもりだ。もしも途中で買い替えなくてはいけない事態となってしまっても、おそらく私は同じものを選択するだろう。


…と、ここまで所有しているバッグの感想を述べてきたのだが、そこに不満点が一つもないとは言い切れない。

強いて言うなら、その中に入れてあるアイテムと量に問題があるのかもしれない。財布やペンケースだけでなく、ノートPCやらイヤホンやらswitchなどと…。

別段、リュックの中に数多の道具を入れているつもりはない。にも関わらず無意識のうちにあれやこれやと詰め込んだ結果、片手で長時間持つには厳しいほどにかなり重たくなってしまっている。

幸い、実家と往復するぐらいしか今のところ持ち運ぶ機会はない。移動するときも電車の中に座ったり車に乗り込めば、長い時間をかけて背負う必要はほとんどなくなる。

だが仮の話として、これからそれ以外の手段で背負っていくことを想定したら、もう少しだけリュックに入れる量を抑えなけばならないと思うのである。

しかし前述に挙げたものは、どうしても候補から外したくないものばかりだ。なかったらなかったで、いざという時に困ってしまう物も含まれている。

地味に悩ましい問題ではあるのだが、今後のことを見据えておいて必要のないものを一個一個整理していくしかない。


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