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長らく使い続けた物達に

私が一人暮らしするために構えている今の住居には、実家から持ち込んできたものや以前に構えていた住居から引き続き使っているものがある。

主にPCに関係するものや、家電系のものがほとんどである。なんならかつて弟が一人暮らししていた時期に使っていたのを、未だ使い続けているものもあったりする。

 

そして今年こそは、なんとしてでも買い替えなければいけないなと思っているものがある。例えば耐用年数を示すラベルが貼られている家電製品。その中で洗濯機や扇風機といったものが挙げられる。

現に洗濯機については一人暮らしを始めてから長らく使い続けていて、既に定められた期間を上回っている。これ以上そのまま使い続けていたら大袈裟な話、取り返しのつかないことになりかねない。

本当なら昨年に買い替えるつもりでいた。某家電量販店2、3軒ほど出向き展示品を見ては店員さんにあれこれ相談を重ねていたが、結局タイミングが合わず仕舞いとなってしまった。

安く買えるのであれば大いに越したことはない。ただこの先も長く使う物であり簡単に短期間で買い替えができない物だからこそ、選ぶには慎重に見極めなければならない。

といいつつ、買い替えしようとして長引いてしまった要因がその一つに含まれているわけである。ようやくこの年になって自分にある優柔不断さが以前と比べていくらか改善されたかと思っていたが、やはりまだ残っているものだなと実感してしまう。

 

その他に買い替えを考えているものがあるとするなら、パソコンデスク用の椅子だろう。

私には実家にいた時からあったオフィスチェアなるものを今でも使い続けている。ただそれもおよそ10年ほど使い込んでおり、座面をはじめとした至る所にひび割れや繊維のようなものが露わになっている。

とはいえ致命的になるような故障はなく今も使う分に大きな支障はないけれど、年季が入っている分そろそろ新調した方がいいのではないかと、最近は常々考えるようになった。

一人暮らしの部屋で使う分、これといって人前で披露する機会はあまりないかもしれない。だが無理して名の知れたハイエンド機種といった立派なものにせずとも、気休め程度にこんな代物を使っていますと言えるようなものにしておきたいと思うのである。

 

これからの飛躍に向けて、あれやこれやと考えたり用意や準備をしたりするのは良いことだ。

少なくとも今はこの先選んだ道で路頭に迷ってしまうことのないように、念入りに計画を立てていくことも大事である。

ただ本質な意味もなく綿密に立てているようでは、いずれ何かの拍子で並べ掛けていたドミノが一斉に倒されるみたいな絵面を目の当たりにしては、とてつもなく気が狂ってしまいそうだ。

そう考えた時に周囲の緻密さに惑わされず、大胆に攻めることも必要なんだと思う。自分の年齢に問わず姿勢を崩さず、きたる時のために一歩踏み入れる意志を持つことを。

それが今、自分の目の前に立ちはだかる一つの「壁」にして、同時に必ず突き破らなくては進めない「壁」なのかもしれない。

最後までお読みいただきありがとうございました。 またお会いできる日を楽しみにしています!