A new one for all, All for the new one
毎年三が日の朝にポストの中を覗いて開けてみれば、大量の年賀状が収められている。
特に元旦の日は、およそ100枚におよぶ枚数が入っていたと思う。急ぎ家に戻って一枚ずつ手に取りながら確認してみると、もはや山札と化しているハガキの殆どは父に宛てられたものばかりだった。
その一部には、もちろん母宛のものや弟のものも含まれている。ちなみに私に宛てられた年賀状は、残念ながら一枚も届いていない…ワケではない。
ただ、どれくらいの枚数が来たかを数えるよりも、年賀ハガキの山から自分に宛て