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技術士(経営工学・情報工学)が教えるDX

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わかったようでよくわからないDX(デジタルトランスフォーメーション)についていっしょに考えていきましょう。
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技術士(経営工学・情報工学)が教えるDX(デジタルトランスフォーメーション)講座4…

 ここまで少しテクニカルなトピックが続いたため、今回は戦略的な話しをしたいと思います。DX…

杉浦 司
8日前

技術士(経営工学・情報工学)が教えるDX(デジタルトランスフォーメーション)講座4…

 2018年に経済産業省が『DXレポート ~ITシステム「2025年の崖」克服とDXの本格的な展開~』…

杉浦 司
1か月前
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技術士(経営工学・情報工学)が教えるDX(デジタルトランスフォーメーション)講座4…

ブロックチェーンはビットコインとしてよく知られていますが、ビットコインはブロックチェーン…

杉浦 司
2か月前
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技術士(経営工学・情報工学)が教えるDX(デジタルトランスフォーメーション)講座4…

 健康保険証との一体化やさらには2024年度中には運転免許証とも一体化されることで話題になっ…

杉浦 司
3か月前
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技術士(経営工学・情報工学)が教えるDX(デジタルトランスフォーメーション)講座3…

 DXの活動はSoE(System of Engagement:関係のためのシステム)、SoR(System of Records:記録…

杉浦 司
4か月前
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技術士(経営工学・情報工学)が教えるDX(デジタルトランスフォーメーション)講座3…

デジタルツインは、2002年にミシガン大学のマイケル・グリーブス教授によって概念が提唱された…

杉浦 司
5か月前
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技術士(経営工学・情報工学)が教えるDX(デジタルトランスフォーメーション)講座37デジタルトランスフォーメーションの実践-デジタルシフトとデジタルトランスフォーメーションとの違い-

 DXの話しを読んだり聞いたりしていると、それはDXではないということがいまだに少なくありません。やはりDXをIT化と同義で考えている人がまだまだ多いということなのでしょうが、その原因は実は深いところにあるのではと最近になって思い始めています。  「D」のイメージはあっても「X」のイメージがつかない人が多いのではないでしょうか。ビジネス革新する気がないのではなく、ビジネス革新するイメージが持てないのではないでしょうか。その結果、DXの多くがアナログ業務をIT化する「デジタ

技術士(経営工学・情報工学)が教えるDX(デジタルトランスフォーメーション)講座番…

 本年最後の連載として、今DXについて思うことを書いてみたいと思います。私はITの専門家とし…

杉浦 司
7か月前

技術士(経営工学・情報工学)が教えるDX(デジタルトランスフォーメーション)講座3…

 昔、データ分析の講習会で講師をさせていただいたとき、参加者に分析してみたいデータを持っ…

杉浦 司
8か月前
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技術士(経営工学・情報工学)が教えるDX(デジタルトランスフォーメーション)講座3…

 SoI-分析のためのシステム-と言うと、難しそうな感じがしますが、実はExcelだけでもできる…

杉浦 司
8か月前
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技術士(経営工学・情報工学)が教えるDX(デジタルトランスフォーメーション)講座3…

 今回から狭義のデジタルトランスフォーメーションの実践に入っていきます。狭義のデジタルト…

杉浦 司
10か月前
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技術士(経営工学・情報工学)が教えるDX(デジタルトランスフォーメーション)講座3…

データウェアハウスやデータマイニングなどSoI(System of Insight:分析のためのシステム)と…

杉浦 司
11か月前
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技術士(経営工学・情報工学)が教えるDX(デジタルトランスフォーメーション)講座3…

 業務の効率化など今ある問題を解決するのは単なるIT化であるのと同じように、どれほど高度な…

杉浦 司
1年前
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技術士(経営工学・情報工学)が教えるDX(デジタルトランスフォーメーション)講座31デジタライゼーション(②SoE)の実践-RPAによる現行業務の自動化はDXではない-

 RPA(Robotic Process Automation)が登場した頃、業務を自動化できるツールとしてデジタル化に遅れた企業でもDX推進できる切り札として注目されました。RPA自体の有効性は間違いなく大きいのですが、RPAの導入や利用がDXにつながるかというと、それは違います。  本講座で何度も強調してきたように、どれほどデジタル化に取り組もうとも、現行業務を対象としている限り、それは単なるIT化であり、DXではありません。DXは新たな価値創造を生み出すために取り組む