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LDLバディ対談 ~「自分が一番人生で刺激を受けた一冊」

LDL(Locally Driven Labs)とは、継続的なオンラインコミュニティを作り、アウトプットまで持っていくことを目的にしたラボです。

LDL恒例のバディ対談今回のお相手はアソシエイトのたつのえみさんです。
たつのさんはnoteで積極的に発信されており、ご自身の経験をもとにした内容はとても面白く、一見の価値ありです。是非チェックしてみてください!

たつのさんの自己紹介記事めっちゃ面白いので是非ご覧ください(^^)

今回の対談テーマは、木下所長から頂いたお題で、「自分が一番人生で刺激を受けた一冊」です。
対談内容は各自の本の紹介だけにとどまらず、不動産業の活動や観光業の課題、日本の働き方についても広がりました。
内容をまとめていましたら、なかなかのボリュームになったので、私のページでは【前編】を、そしてたつのさんのページでは【後編】をリレー投稿でお届けしたいと思います!

【八木】「宜しくお願い致します!ちなみに、これまでにバディ対談をされたことはありますか?」

【たつの】「いいえ、ありません。これが初めてです。」

【八木】「そうなんですね。よろしくお願いします。いつもたつのさんのノートを拝読しています。頻繁に更新されていて素晴らしいですね。」

【たつの】「とんでもないです。実は、本業が非常に忙しくて…。」

【八木】「noteでは、空き家プロジェクトについて書かれていましたよね。」

【たつの】「色々と忙しい中、ありがたいことに多くのことを経験させてもらっています。最近は本業が忙しく、ノートを書く時間が取れなくなってきましたね。」

【八木】「本業は何をされているんですか?」

【たつの】「不動産仲介です。売買の仲介をしています。特に、空き家や相続された使われていない家の売買に力を入れています。これまでは、主に古い家を建売り業者に販売(あるいは譲渡)していました。これらの家は基本的には非常に古く、ほとんどの場合、解体して新たに建て直す形を取っています。しかし、中には物理的には古いものの、破壊せずに活用可能な物件も存在します。そういった物件をどうにかして価値あるものに変えることができないかと考え始めました。また、例えば駅近くの物件であれば、普通の家として居住用に売り出すことが可能です。しかし、地方の物件の場合、住むためというよりは、宿泊所として利用する方が適しているかもしれません。貸し出すことで物件の価値を高めることができるという点にも着目しています。特に、田舎の物件はなかなか値がつかず、売れ残ることが多いですが、私たちのビジネスモデルを活用することで、そういった物件でも価値を生み出し、見直してもらえる可能性があります。現在、このアプローチで実際に動き始めている段階です。
活動の拠点は、現在13件の物件を扱っており、新宿に移転しました。以前は、千葉、埼玉、神奈川に点在していましたが、それらを新宿の一か所に集約しました。事務所も新宿に構えることで、事業をさらに加速させています。この急速な変化はまさにベンチャー企業の典型で、現在のスタッフ数は約100名で、非常に活動的な状況です。

【八木】「noteを拝見したんですけど、最初はパティシエとして働いていたんですね。」

【たつの】「はい、そうなんです。読んでいただき、ありがとうございます。色々やってきました。」

【八木】「パティシエをされていた後は、何をされていたんでしたっけ?結構多岐にわたって活動されているんですよね?」

【たつの】「そうですね、パティシエの後は、ファイナンシャルプランナー(FP)の資格を取得したり、ゲームや会計の分野にシフトしました。そして、税理法人で働き、相続税を中心に取り組んでいました。」

【八木】「なるほど、不動産にもかなり関わってきたんですね。資産家の方々が不動産を持っていることが多いから、宅建やFPの資格も取得されたんですね。」

【たつの】「はい、仕事で必要だったので、いろいろな資格を取りました。」ごめんなさい、話が前後してしまって。」

【八木】「いえいえ、そういう話が面白いと思います!」

【たつの】「ありがとうございます。八木さんのノートを読ませていただいて、本当に素晴らしい活動をされていると感心しています。」

【八木】「ありがとうございます。自分は生まれも育ちも福井県あわら市で、旅館しか知らない中で様々なことに挑戦しています。今旅館では、料理人の人手不足が課題ですね。主婦の方々が結婚や出産後に働く場所を探す際、彼女たちが持っている資格やスキルをもっと活かせる場が必要だと思います。しかしながら、働ける曜日や時間は限られており、平日の午前中や子供が帰宅するまでの時間帯が多いですよね。」

【たつの】「そうですね、資格を持ちながらも活躍できていない人たちは、特に地方で多いかもしれません。結婚や子供がいると、土日が最も忙しい時期に家族時間と重なってしまう、ということもありますね。」

【八木】「本当にそうですね。資格を活かしながらも、家族との時間を大切にできる仕事のバランスを見つけることに苦労しています。日本の教育環境では土日が休みなのが一般的ですが、それに伴い週末はどうしても混雑してしまいますよね。お客さんも、混雑するよりはゆったりと過ごしたいと思っているはずです。」

【たつの】「確かに、社会のシステム上、避けられない部分もあり、それがもったいないと感じます。特にサービス業では、土日に休まない方がいいと考える人も多いはずです。」

【八木】「その通りですね。私自身も子供がいるので日曜日に休むようにしていますが、でかけると、どこもかしこも混雑していてすごく嫌です。ショッピングモールに行ったりするんですが、食事のためにフードコートで長時間待つなんて、本当に絶望的です。笑」

【たつの】「そうですよね。子供がいると、人が多くてごちゃごちゃしているところは本当に大変です。本当に何とかならないものでしょうか。インターネットで色々できる時代なのに、日本の教育システムなど、ほとんど変わっていない気がします。私が学生だった頃と変わらないと感じます。八木さん、LDLに参加してどのくらいになりますか?」

【八木】「えっと、私はちょうど2年前くらいから参加していますね。LDLがコロナの時期に発足したんですが、最初の1年間は知りませんでした。」

【たつの】「なるほど、参加のきっかけは何だったんですか?」

【八木】「実は、今日のお題にも繋がるんですが、私は以前から旅館業以外にも地域作りに取り組んでいたんです。その過程で、一緒に地域作りをしている友人から、木下さんの『凡人のための地域再生入門』という本を紹介されました。その本を読んで、自分が考えていたことが書かれているのを見て、同じような考えを持つ人がいることに興奮しました。」

【たつの】「その後、どうなったんですか?」

【八木】「それから、所長のことを調べ始めました。ちょうどその頃、所長がボイシーを始めたばかりで、私も最初から立ち上げから聞いていました。当初はコメントも結構していて、その後、所長に旅館を経営していることをコメントで伝えたら、本当に訪ねて来てくださって。その後、LDLに入りました。最初からパートナーとして参加しました。たつのんの記事を読んでいますと、旅行もよくされるようにお見受けしましたが、いかがでしょうか。」

【たつの】「はい、特に星野リゾートなどを意識的に訪れるようになりました。プロジェクトに関わるようになってから、旅の視点が変わりましたね。以前は家族旅行で楽しむことがメインでしたが、今はもっと深く、なぜこれがあるのかを考えながら行くようになりました。」

【八木】「関わると見る視点や重視する点が変わりますよね。」

【たつの】「本当にそう思います。自分で体験してみないとわからないことが多いですからね。家族旅行という一般的な視点から、より専門的な視点で見るようになると、全く違ったものが見えてきます。サービス業においては、この視点がとても重要だと思います。」

前編はここまでで、この続きは、たつのさんのnoteでお届けしたいと思います。

【後編】では、たつのさんの「一番人生で刺激を受けた一冊」をご紹介いただきながら対談した内容をお届けしておりますので、【前編】【後編】で併せてお読みいただけると嬉しいです!

LDLバディ対談では、いつもたくさんの刺激を得られます。

改めて、たつのさん今回の対談ありがとうございました!たつのさんのnote更新を今後も楽しみにしております!


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