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#061 虎の威を借るつくね。

今日は長男の友達の話から。
長男が、アメリカで出来た友達の中に、韓国人の友達がいます。彼はお母さんと一緒に住んでいて、お父さんは韓国にいる。そして、お母さんはこちらの大学で働いてるそうだ。なぜに、母子でアメリカに来ているのかというと、その彼がアメリカの大学に入学するためだそうです。

お母さんの話では、まだ本人自体はアメリカの大学にピンと来ていないそうですが、お母さんは熱心に、アメリカの各地にあるトップ大学を訪れては、キャンパスをみたり、教員や学生に会ったりして刺激しているようです。そして先日はハーバード大学にいる韓国人の教授の話を聞いたということで、それで少し彼の刺激になったようだとのことです。

このようなアジア人の熱心な親御さんのことをタイガーペアレンツと呼ぶようですが、私も、私たちも、タイガーペアレンツの端くれです、間違いなく。しかし、別にアジア人が特別というわけではなく、アメリカにはトップ大学を狙って中学生くらいから準備をしている家庭はとても多いように思います。それはなぜかというと、アメリカの入学基準は学校の成績はもちろんのこと、スポーツや芸術の成績、ボランティア活動や課外活動の実績をもとに審査されるため、そういった経験を小さい頃から熱心に行う/行わせる家庭が多いのは事実です。

さてさて、結局、どこの家庭も親がそうやって仕向けるのですが、子どもがいかに納得した上で、取り組むことができるか、ここが合否のポイントだし、人としての成熟度のポイントになるのだと思います。

かくいう我が家も、8月にUCLA、10月にUSCのキャンパスを見てきました。そして、ULCA vs Stanfordのアメフトの試合も観に行ったりして、大学の雰囲気を感じたり、少し憧れを抱いてくれるかなー、と仕向けてみました。
まー、どの大学を希望するかはまだよく分かりませんが、アレコレやりつつ、まだ5年~7年先の大学入学に向けて、テキパキと準備を始めている我が家の近況報告でした。

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