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政治講座ⅴ515「米国中間選挙を巡る攻防とトランプ氏の活動」

 トランプに対する理不尽な攻撃は、ナンシー氏による2回もの弾劾裁判であり、報道機関によるフェイクニュースや報道の隠蔽へSNSなどのアカウント停止などで真実の訴えを妨害された。挙句の果ては、統計学上あり得ない投票数字の改竄(バイデンジャンプ)も世界中の知る事となった。投票率100%を超えることも起きていた。これで戦況違反を疑わない訳にはいかない。未だ、議会襲撃事件とか機密文章の持出云々と民主党政権の権力の濫用と思しき報道がある。
米国の司法・立法・行政が正常に機能していないように見えるのは吾輩だけであろうか。真実が白日のもとに晒されるのはもう少しであろう。

        皇紀2682年10月30日
        さいたま市桜区
        政治研究者 田村 司

「ナンシーはどこだ」ペロシ米下院議長自宅にハンマー持った男…夫が襲撃され、頭の骨折る重傷

読売新聞 2022/10/29 10:48

© 読売新聞 ペロシ米下院議長と夫のポール氏
(2019年12月)=AP

 【ロサンゼルス=渡辺晋】28日未明、米カリフォルニア州サンフランシスコにあるナンシー・ペロシ米下院議長の自宅にハンマーを持った男が侵入し、夫のポール氏(82)を襲撃した。ペロシ議長は首都ワシントンにいて不在だった。警察は男(42)の身柄を拘束し、動機などを調べている。

 ペロシ議長の報道担当者によると、ポール氏は頭の骨を折るなどの重傷を負って病院に運ばれたが、命に別条はない。AP通信によると、男は襲撃前、「ナンシーはどこだ」と叫び、ペロシ議長を探していたという。男は殺人未遂容疑などで訴追された。

 米国では11月8日に中間選挙が行われる予定で、ペロシ議長も立候補している。昨年1月にも大統領選を巡る米連邦議会への襲撃事件が起きており、米国では政治に対する暴力への懸念が強まっている。

「ドル高・円安」加速の裏に米中間選挙でリードするトランプ共和党の思惑

2022/10/29 07:15

© マネーポストWEB 提供 米国の景気悪化は、
トランプ前大統領や共和党にとって有利に働く(Getty Images)

 米中間選挙が11月8日に投開票となる。選挙予測で信頼度の高い「FiveThirtyEight」の最新データによると、上院は民主党が辛うじて過半数を取り、下院は下馬評通り共和党が過半数を獲得する見通しだ。米議会はねじれ状態になり、「バイデン・レイムダック政権」は、大統領選挙までの2年間、ますます身動きが取れなくなる。そして、このジョー・バイデン大統領の苦戦が、急速なドル高・円安の背景だという見方がある。

 米議会では共和党が多数になる下院が予算審議で優先権を持つ。当然、バイデン大統領は直面するインフレ・物価対策で共和党の主張を無視することはできない。その共和党が選挙戦の最終コーナーを回ってテレビ、ラジオ、ネットで連日連呼しているのは「インフレ」「物価高」だから、このテーマは新しい議会で最初の対決案件になりそうだ。

 ところが、今のところ共和党候補たちは、自分たちが勝ったら何をするか、具体的な施策にはあまり言及していない。せいぜい、政府のばら撒き支出阻止、企業優遇税復活と高額所得者への減税など従来からの党の主張の範囲だ。

有権者はインフレ阻止とガソリン価格引き下げといった身近なことしか耳に入らない。国民総生産(GDP)とか雇用率が上がったといった抽象的な経済指標などには関心を示さない」(保守系シンクタンク「アメリカン・エンタープライズ研究所」のマイケル・ストレイン上級研究員)

 だからなのか、大衆へのアピールが得意なドナルド・トランプ前大統領を支持する候補たちがネットで流すメッセージは、「バイデンの失策でガソリンが高騰している」「記録的インフレ率、犯罪の増加はバイデンのせいだ」「罪なきトランプ前大統領に対する魔女狩りをやめろ」といったところ。

 熱狂的なトランプ支持者であるロサンゼルス近郊に住む自営業のフレッチャーさん(55)は、そうした言葉を疑わない。

トランプ共和党が勝てば、ドラスティックな改革をするはずだよ。ドル高・円安で日本人は困っているんだって? トランプならなんとかしてくれるよ。彼は日本びいきだから、日本人にいいようにやってくれるさ」と、筆者にまでリップサービス(?)してくれた。

トランプ氏は大統領時代に「金利を下げろ」と要求

 大手銀行バンク・オブ・アメリカのエコノミストであるR氏にフレッチャーさんの話をすると、苦笑いしてこう語った。

「今のドル高円安は、FRB(米連邦準備制度理事会)と日銀の金融政策の違いで生じている。FRBは『家計や企業に痛みをもたらしても、インフレ抑止を優先する』というスタンスであり、日銀は『持続的な金融緩和を行う以外に選択肢はない』という立場だ。そして、中央銀行の政策にはバイデン大統領も岸田首相も口出しはできない。共和党が勝ってトランプが復権したとしても何も起こらないだろう」

 R氏の意見は教科書通りでごもっともだが、実際は政治が金融政策に全く関係ないとも言い切れない。中間選挙で苦戦する民主党の候補者からは、連日のようにジェローム・パウエルFRB議長に対して、「金利上昇と景気後退で国民が苦しんでいる。利上げを止めるべきだ」という嘆願が殺到しているが、パウエル氏は「インフレが止まるまで利上げは継続する」と突っぱねている。「FRBは政治からは独立した機関だと承知している」と釘を刺して、けんもほろろだ。

 しかし、トランプ氏が大統領だった頃には少し雰囲気が違った。同氏はパウエル氏に対して公然と「金利を下げろ」と要求し、実際にFRBは利下げ、金融緩和を進めていた。パウエル氏はれっきとした共和党員であり、議長に指名したのはトランプ氏だ。当時からパウエル氏は利上げ論者だったとされるが、トランプ政権では景気を優先して思う政策を実行できなかったのだろう。では、トランプ共和党が勝てば、フレッチャーさんの言うように「日本人にいいようにやってくれる」のかというと、そうもいかなそうだ。

 良くも悪くも常識人のバイデン大統領は、FRBの独立性を尊重すると繰り返している。パウエル氏にとっては利上げに障害はない。トランプ氏や共和党にとっても、今はFRBを批判する必要がない。多数を握る下院でバイデン政権の失政を批判し続けるためにも、景気悪化は自分たちに有利だからだ。米政界のカレンダーを見れば、中間選挙が終わっても「ドル高・円安」が越年して続くことは間違いなさそうだ。

レポート/高濱賛(在米ジャーナリスト)

トランプ氏「良識ある人に渡った」 マスク氏のツイッター買収を歓迎

朝日新聞社 2022/10/29 05:23

© 朝日新聞社 トランプ前米大統領と自身のSNSトゥルース・ソーシャルのロゴ=ロイター

 米電気自動車大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が買収した米ツイッターについて、トランプ前米大統領は28日、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」の投稿で、「ツイッターが良識のある人の手に渡り、とてもうれしい」とコメントした。

 トランプ氏は「ツイッターは(自動的に投稿を拡散する)ボットやフェイクアカウントを取り除くための努力をしなければならない。(ツイッターは)より小さくなるが、良くなる」として、マスク氏の買収を歓迎した。

 一方で、自身のSNSについて「先週、ティックトック、ツイッター、フェイスブックなどを含めた他のプラットフォームより多くの数字を得た」として、「私の目には(自身のSNSが)より良くみえる」とコメントした。

参考文献・参考資料

「ナンシーはどこだ」ペロシ米下院議長自宅にハンマー持った男…夫が襲撃され、頭の骨折る重傷 (msn.com)

「ドル高・円安」加速の裏に米中間選挙でリードするトランプ共和党の思惑 (msn.com)

トランプ氏「良識ある人に渡った」 マスク氏のツイッター買収を歓迎 (msn.com)

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