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政治講座ⅴ809「盗まれた仏像がまだ戻らない。上告とは盗人猛々しい。」

李承晩時代から知識人の粛清を行い、従来からの法知識の源泉である書物(漢字表記)を読む能力と理解する能力を奪うための焚書政策、つまり、ハングル文字のみの教育で愚民政策の成果がこれである。
歴史を歪曲して、朝鮮民族の歴史も抹殺して、都合の良い歴史観を言っているのである。仏像盗難事件に焦点を再三当てているのは、都合の悪い歴史に蓋をして、嘘を付く国民性を治して欲しいからである。正直な民族であって欲しい。
韓国人にも立派な人がいた朴鉄柱氏である。朝鮮半島から日本をみると「心」の文字に見えるといった人物である。朝鮮は悲惨な歴史である。日本は神武天皇から2605年(当時)の長い歴史を持ち、「心」が示すように朝鮮に近代の技術、科学、法律などの文化を与えた。この朴鉄柱氏は李承晩により粛清され投獄された
時代をもっと遡ると「溺れる犬は棒で叩け」という韓国のことわざのように、国教を儒教に変えたとき仏教の弾圧は熾烈を極めた信仰の対象の仏像を哀れんだ僧侶が、仏教の盛んな日本の寺院に持ち込んだと考えるのが妥当であろう。僧侶は都の漢陽に入ることを禁止された上、賎民階級に身分を落とされた。また、全国に1万以上もあった寺院は、国家的に保護を受けるべきものが242寺に限定されその他の寺院は所有地と奴卑を没収され、また多くが破壊された
これらは、現在においても、日帝残滓をことさら騒ぎ立てて建造物や文化財を破壊する韓国の所業からも当時の仏教の弾圧の熾烈さは想像出来るのである。韓国で弾圧された仏教とその象徴である仏像の破壊を免れたものであることは十分想像がつく。それを倭寇に奪われたとは何たる無知であろうか。
そして、時を経て、韓国の盗賊団により、日本で崇めれれてきた仏像は哀れにも韓国人により盗まれたのである。
文在寅韓国大統領の時は返還する素振りもなかったが、新大統領の政治力のお陰かもしれない。事態は良い方向に動き出したが最高裁は上告の動きあり、また例の国民情緒法とやらを発動して判決を覆すのであろう。今までの経緯と報道記事を紹介する。

         皇紀2683年2月2日
         さいたま市桜区
         政治研究者 田村 司

盗難仏像の返却までの顛末記事

対馬“仏像盗難” 韓国で所有権めぐる裁判 日本の住職が法廷に

テレ朝news 2022/06/16 08:06

長崎県対馬市の寺から2012年に盗まれ、韓国に渡った仏像の所有権を巡る裁判に日本側の寺の住職が15日、初めて出席しました。田中節竜住職:「すでに10年という月日が流れていますので、早期返還を強く求めるところです」この裁判では、盗まれた「観世音菩薩坐像」を現在、保管する韓国政府と「元々、倭寇によって略奪されたもの」として所有権を主張する韓国の浮石(プソク)寺が争っています。韓国政府側の「補助参加人」として控訴審に出席した観音寺の田中住職は、法廷で「窃盗団による盗難という事件の本質に立ち返るべき」と訴えました。

 一審で地裁は浮石寺への引き渡しを命じています。

韓国の盗賊団が盗んだ仏像が発見されたが自称所有者「浮石寺」という者が現れて争っている事案である。



現在、韓国で行われている日帝残滓の所業をみると李氏朝鮮時代の仏教弾圧における仏像破壊行為や仏像放棄が容易に想像がつく。

前述した解説部分にある通り裁判で浮石寺は500年 - 600年前に倭寇が強奪した仏像だと主張する根拠を求められたが、「根拠を示す鑑定書は仏像を失ったときに、思い出すのが悲しいので捨てた」と主張し、根拠は提示できなかった

歴史的事実

そして、浮石寺の歴史においては、

李氏朝鮮太宗の時代の1407年(太宗7年)の仏教弾圧の際、存続を許された88の寺院の中に浮石寺の名前はない。

世宗の時代の1424年(世宗6年)の仏教弾圧の際、存続を許された36の寺院の中にも浮石寺の名前はない。(朝鮮の仏教#李氏朝鮮時代の仏教弾圧)。

少なくとも15世紀初頭、浮石寺は廃寺になっていた。


李氏朝鮮時代の仏教弾圧


李氏朝鮮時代に入ると、一転して儒教が国教となったため、仏教は徹底的に弾圧された。初期には王族の保護を受けたが、士林派の集権で弾圧が強化された。
僧は都の漢陽に入ることを禁止された上、賎民階級に身分を落とされた。また、全国に1万以上もあった寺院は、国家的に保護を受けるべきものが242寺に限定されその他の寺院は所有地と奴卑を没収され、また多くが破壊された
さらに、第3代太宗の時代の1407年(太宗7年)には、12宗が7宗88寺院(曹渓宗・天台宗・摠南宗・華厳宗・慈恩宗・中神宗・始興宗)に、次の世宗の治世(世宗6年・1424年)にはその7宗派も曹渓宗・天台宗・摠南宗を統合して禅宗、華厳宗・慈恩宗・中神宗・始興宗を統合して教宗と、2宗派にまとめられた。88の寺院は、禅宗18寺院・教宗18寺院の計36寺院を残し廃寺となり、この時期に朝鮮半島の仏教は著しく衰退した。

  • 太宗7年の弾圧の際、存続できた88寺院

    • 曹渓宗24寺梁州通度寺・松生雙巖寺・昌寧蓮花寺・砥平菩提岬寺・義城氷山寺・永州鼎覺寺・彦陽石南寺・義興麟角寺・長興迦智寺・樂安澄光寺・谷城桐裏寺・減陰靈覺寺・軍威法住寺・基川淨林寺・靈巖道岬寺・永春德泉寺・南陽弘法寺・仁同嘉林寺・山陰地谷寺・沃州智勒寺・耽津萬德寺・靑陽長谷寺・稷山天興寺・安城石南寺

    • 天台宗 17寺忠州嚴正寺・草溪白巖寺・泰山興龍寺・定山雞鳳寺・永平白雲寺・廣州靑溪寺・寧海雨長寺・大丘龍泉寺・道康無爲寺・雲峰原水寺・大興松林寺・文化區業寺・金山眞興寺・務安大崛寺・長沙禪雲寺・堤州長樂寺・龍駒瑞峰寺

    • 華嚴宗 11寺長興金藏寺・密陽嚴光寺・原州法泉寺・淸州原興寺・義昌熊神寺・江華栴香寺・襄州成佛寺・安邊毗沙寺・順天香林寺・淸道七葉寺・新寧功德寺

    • 慈恩宗 17寺僧嶺觀音寺・楊州神穴寺・開寧獅子寺・楊根白巖寺・藍浦聖住寺・林州普光寺・宜寧熊仁寺・河東陽景寺・綾城公林寺・鳳州成佛寺・驪興神異寺・金海甘露寺・善州原興寺・咸陽嚴川寺・水原彰聖寺・晋州法輪寺・光州鎭國寺

    • 中神宗 8寺任實珍丘寺・咸豐君尼寺・牙州桐林寺・淸州菩慶寺・奉化太子寺・固城法泉寺・白州見佛寺・益州彌勒寺

    • 摠南宗 8寺江陰天神寺・臨津昌和寺・三陟三和寺・和順萬淵寺・羅州普光寺・昌平瑞峯寺・麟蹄玄高寺・雞林天王寺

    • 始興宗 3寺漣州五峯寺・連豐霞居寺・高興寂照寺

  • 世宗6年の弾圧の際、存続できた36寺院

    • 禅宗の18寺院興天寺(禅宗の本山)・崇孝寺・演福寺・観音堀(開城)・僧伽寺(京畿楊州)・開慶寺・檜巖寺・津寬寺・大慈菴(高陽)・鷄龍寺(忠淸道公州)・斷俗寺(慶尙道晋州)・祗林寺(慶州)・華厳寺(全羅道求禮)・興龍寺(泰仁)・楡岾寺(江原道高城)・覺林寺(原州)・亭谷寺(黄海道殷栗)・釋王寺(咸吉道安邊)

    • 教宗の18寺院興德寺(教宗の本山)・廣明寺・神巖寺・甘露寺(開城)・衍慶寺(京畿海豐)・靈通寺(松林)・藏義寺(楊州)・逍遙寺・俗離寺(忠淸道報恩)・寶蓮寺(忠州)・見巖寺(慶尚道巨濟)・海印寺(陜川)・瑞峯寺(全羅道昌平)・景福寺(全州)・表訓寺(江原道淮陽)・月精寺(黄海道文化縣)・神光寺(海州)・永明寺(平安道平壤)

成宗(在位1469年 - 1494年)・燕山君(在位1494年 - 1506年)・中宗(在位1506年 - 1544年)の時代、仏教はさらに壊滅的打撃を受けた。成宗は1492年、僧侶の度牒制度と出家を禁止した。燕山君は2宗派の本山である興天寺(禅宗の本山)と興徳寺(教宗の本山)を1504年に廃寺にし、そのほかの寺院も遊興施設にかえた。中宗は1507年に科挙の僧科を廃止し、また仏像を破壊させた。

結論
上記の文献資料から曹渓宗24寺の中に「浮石寺」は無いのである。


蛇足であるが、

李栄薫編著「反日種族主義」によると、
韓国の嘘つき文化は国際的に広く知れ渡っている。
2014年だけで偽証罪で起訴された人は1400人です。
日本に比べると174倍だ。
人口を考慮すれば、一人当たりの偽証罪は日本の430倍になる。
偽に基づいた告訴、即ち、誣告の件数は500倍だろいう。
一人当たりにすると日本の1250倍である。
保険詐欺が蔓延していて、アメリカの100倍と報じられている。
国民だけではなく政治が嘘つきの模範を示している。
この国の政治が嘘を政治の手段とするようになったのには、この国の嘘つきの学問に一番の責任がある。この国の歴史学者や社会学者は嘘の温床である。この国の大学は嘘の製造工場である。
この国の嘘を付く文化はついに司法まで支配するようになった
ひたすら事実に基づいて「正義の原則」により裁判を行われなければならない裁判官たちが、何が事実で何が嘘であるか弁別できず、国の根幹を揺さぶるでたらめな判決を下している。嘘の学問が嘘の歴史を作り若い世代を教えて60年です。その教育を受けて育った世代が遂に大法院(日本で言う最高裁)の裁判官にまでなったので、この国の司法が嘘の裁判をするのは無理のないことかもしれない。

今回の判決の顛末

対馬仏像引き渡し判決取り消し 韓国高裁

共同通信社 - 

 【大田共同】長崎県対馬市から盗まれ韓国に持ち込まれた仏像を巡り、所有権を主張する韓国の寺が、像を保管中の韓国政府に引き渡しを求めた訴訟の控訴審で、大田高裁は1日、寺への引き渡しを命じた一審判決を取り消した。


観音寺の長崎県指定有形文化財「観世音菩薩坐像」=2013年1月、韓国・大田(聯合=共同)


対馬で盗まれた仏像、2審は韓国の寺の所有権認めず…韓国で逆転判決

読売新聞 - 

 【大田(テジョン)(韓国中部)=溝田拓士】2012年に長崎県対馬市の観音寺から韓国人窃盗団に盗まれた県指定有形文化財の「観世音菩薩坐像(かんぜおんぼさつざぞう)」を保管する韓国政府に対し、韓国の浮石(プソク)寺が所有権を主張して引き渡しを求めた訴訟の控訴審で、大田高裁は1日、浮石寺の所有権を認めた1審判決を取り消し、原告の請求を棄却する判決を下した。


「観世音菩薩坐像」(対馬市教育委員会提供)© 読売新聞

対馬から盗難の仏像「韓国の寺の所有物ではない」韓国高裁が逆転判決

朝日新聞社 - 3 時間前

 10年前に長崎県対馬市の観音寺から盗み出され、韓国へ持ち込まれた仏像の所有権をめぐる訴訟の控訴審判決が1日、韓国の大田(テジョン)高裁であった。一審判決は、韓国にある寺の「(自分の寺から)14世紀に倭寇(わこう)に略奪された」との主張を認めて所有権を認定したが、高裁は一審判決を取り消し、主張を退けた。


盗まれた観音寺の観世音菩薩坐像=長崎県教委提供© 朝日新聞社

 仏像は長崎県の指定有形文化財「観世音菩薩坐像(ぼさつざぞう)」。2012年に盗まれ、13年に韓国で容疑者の韓国人グループが検挙されたため、韓国政府側が保管することになった。

 ただ、観音寺や日本政府が返還を求めるなか、韓国中西部の忠清南道にある浮石(プソク)寺が「14世紀に略奪された」として所有権を主張。韓国政府に引き渡しを求めて提訴した。一審判決では「盗難や略奪によって観音寺に渡ったとみるのが相当」と浮石寺の主張が認められたため、韓国政府が控訴していた。

 昨年6月の控訴審での口頭弁論では、観音寺の田中節竜住職が渡韓して出廷。1526年に寺を建てた僧侶が朝鮮半島に渡り、翌年に対馬に戻る際に「仏像を譲り受けたと言い伝えられている」と訴えていた。

 控訴審判決を受けて韓国の浮石寺は、大法院(最高裁)に上告する方針だ。(大田=鈴木拓也)


対馬の盗難仏像巡り韓国の寺の所有権認めず 寺側は上告へ

【大田聯合ニュース】長崎県対馬市の観音寺から盗まれ、韓国に持ち込まれた「観世音菩薩坐像」を巡り、数百年前に略奪されたとして所有権を主張する韓国の浮石寺(忠清南道瑞山市)が像を保管している韓国政府に引き渡しを求めた訴訟の控訴審で、大田高裁は1日、浮石寺の所有権を認めた一審判決を取り消し、原告の請求を棄却した。


判決後、高裁で報道陣の取材に応じる浮石寺の関係者ら
=1日、大田(聯合ニュース)© 聯合ニュース 提供

高裁は「1330年に浮石寺が仏像を制作したという事実関係は認めることができ、(日本の)倭寇(わこう)が略奪し違法に持ち出したと見なせる証拠もある」としながらも、「当時の浮石寺が現在の浮石寺と同一の宗教団体ということが立証できず、所有権を認められない」とした。また、「1527年に朝鮮から仏像を譲り受けたという観音寺側の主張も確認は難しいが、1953年から仏像が盗まれる2012年までの60年間、平穏かつ公然と占有してきた事実が認められる」とし、「すでに取得時効(20年)が完成しているため、所有権が認められる」と判断した。

ただ、「民事訴訟は所有権の帰属を判断するだけであり、文化財の返還問題は国連教育科学文化機関(ユネスコ)条約か国際法に基づいて決めなければならない」と説明した。

判決を受け、浮石寺側の関係者は高裁で記者団に対し、「残念だ」としたうえで、「今後の法的手続きは弁護士と相談して決める」と述べた。浮石寺側の弁護士は「(判決は)認められない」とし、大法院(最高裁)に上告する考えを示した。

仏像は高さ50.5センチ、重さ38.6キロで、韓国人窃盗団が2012年10月、観音寺から盗んで韓国に持ち込んだ。現在は大田にある国立文化財研究所に保管されている。

2017年1月26日に開かれた一審判決では、正常ではない方法で仏像が日本に持ち出されたとして、浮石寺の所有権を認めていた。


観世音菩薩坐像(資料写真)=(聯合ニュース)© 聯合ニュース 提供

kimchiboxs@yna.co.kr

対馬で盗難の“仏像” 韓国・浮石寺の所有権を認めず 中世に「違法に日本へ持ち込まれた」と認めるも…“取得時効が成立”と判断

日テレNEWS - 44 分前

2012年に長崎県の対馬で盗まれ、韓国で見つかった仏像の所有権をめぐる控訴審で韓国の高裁は韓国政府に対し、韓国の寺に仏像を引き渡すよう命じた1審判決を取り消し、対馬の寺に所有権があると認定しました。

対馬で盗難の“仏像” 韓国・浮石寺の所有権を認めず 中世に「違法に日本へ持ち込まれた」と認めるも…“取得時効が成立”と判断

長崎県対馬市の観音寺が所蔵していた「観世音菩薩坐像」は2012年に盗まれ、その後、韓国で見つかりましたが、韓国の浮石寺が「中世に日本に略奪された」として所有権を主張。仏像を保管する韓国政府に引き渡しを求めて提訴していました。
1日の控訴審判決で、大田高裁は韓国政府に浮石寺への引き渡しを命じた1審判決を取り消し、所有権は観音寺にあると認定しました。判決は仏像が中世に日本に違法に持ち込まれたことは認めましたが、観音寺が1953年の宗教法人化以降、占有し取得時効が成立していると判断しました。
判決後、浮石寺側は最高裁に上告する方針を明らかにしていて今後、裁判が続くことになります。

参考文献・参考資料

対馬仏像引き渡し判決取り消し 韓国高裁 (msn.com)

対馬で盗まれた仏像、2審は韓国の寺の所有権認めず…韓国で逆転判決 (msn.com)

政治(法律)講座V231「恨国(韓国)はまだ、盗んだ仏像を返さない。盗人猛々しい。噓つき国家」|tsukasa_tamura|note

政治講座ⅴ246「盗人猛々しい韓国、盗んだ仏像を返せ!その後の進展を記す。日本は『心』の国である。」|tsukasa_tamura|note

対馬から盗難の仏像「韓国の寺の所有物ではない」韓国高裁が逆転判決 (msn.com)

対馬の盗難仏像巡り韓国の寺の所有権認めず 寺側は上告へ (msn.com)

対馬で盗難の“仏像” 韓国・浮石寺の所有権を認めず 中世に「違法に日本へ持ち込まれた」と認めるも…“取得時効が成立”と判断 (msn.com)

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