政治(防衛)講座ⅴ582「韓国に先を越された。『日の丸』戦闘機の完成はまだか」
韓国初の国産超音速戦闘機KF21の試験飛行が成功したとのニュースが入って来た。 そこで今回は日本の戦闘機の開発は「心神」を2016年に試験飛行していた報道があった。あの「心神」はどうしたのであろうか?あらまー!韓国に先を越されていた! スマホの開発もサムスンに先んじられ、ガラケー携帯からスマホという時代に遺された。世界を席巻したカラーテレビなどもアナログからデジタルに替わり、パソコンのOSはWindowsやアップルに席巻されて昔の面影がなくなった。盛者必衰である。自動車もEVへとシフトしつつある。負けるな日本!頑張れ日本!陽はまた昇る!
皇紀2682年11月11日
さいたま市桜区
政治研究者 田村 司
国産超音速戦闘機 試作2号機が試験飛行に成功=韓国
2022/11/10 15:42
【ソウル聯合ニュース】韓国初の国産超音速戦闘機KF21(通称「ポラメ=若鷹」)の試作2号機が10日、初の試験飛行に成功した。7月の試作1号機の試験飛行成功に続くもので、KF21開発事業が順調に進んでいることを証明した。
防衛事業庁によると、KF21試作2号機の試験飛行は、開発事業者の韓国航空宇宙産業(KAI)の本社がある南部の慶尚南道・泗川で実施された。午前9時49分ごろに同地の空軍第3訓練飛行団の滑走路から離陸し、35分間飛行した後、10時24分ごろに安全に着陸した。最高速度は試作1号機の最初の試験飛行と同程度の時速約407キロだった。
今後は2機のKF21試作機で試験飛行を進めることになる。試作3~6号機も地上試験と試験飛行準備を終えれば、年末から来年前半にかけ順次に試験飛行に入る予定だ。
KF21は2000年11月に当時の金大中(キム・デジュン)大統領が開発を宣言。21年4月に試作1号機が出庫され、22年7月に初の試験飛行に成功した。試作機は約2000回の飛行を重ね、飛行性能や空対空戦闘の適合性などを確かめる。
韓国は26年のKF21開発完了を目指している。空軍は26~28年に40機、32年までにさらに80機を実戦配備する計画だ。
この事業が成功すれば、韓国は世界8番目の超音速戦闘機開発国となる。mgk1202@yna.co.kr
韓国、超音速戦闘機「KF21」を公開 開発成功なら世界で8番目
2021.04.10 Sat posted at 11:45 JST
ソウル(CNN) 韓国は9日、国産の超音速戦闘機「KF21」の機体を公開した。最終試験に成功すれば、超音速戦闘機を保有する世界で8番目の国となる。開発プログラムは52億ドル(約5700億円)規模となる予定で、韓国は輸出けん引や雇用創出に期待を寄せている。
KF21は運用開始後、空対空や空対地ミサイルを搭載する見通し。空中発射式の巡航ミサイルを装備する可能性もある。
エンジンは双発となり、任務に応じて単座と復座の機体が用意される。
文在寅(ムンジェイン)大統領は、慶尚南道・泗川市にある韓国航空宇宙産業の工場で開かれたお披露目式に出席し、「新たな自主国防の時代が幕を開けた。(韓国の)航空産業の発展において歴史的な節目となる」と語った。
文氏によると、KF21は地上試験と飛行試験を経て量産を開始する。2028年までに40機、32年までに120機を配備するのが目標だ。
文氏は「本格量産が始まれば10万人分の追加雇用が創出され、5兆9000億ウォンの付加価値が生まれる。輸出に至れば効果はさらに大きくなる」と期待を示している。
KF21の部品のうち国産は65%のみだが、航空機生産の長い歴史を持たない韓国にとって、今回の機体公開は重要な成果となる。
韓国政府は声明で「将来的に最終試験が完了すれば、韓国は先端超音速戦闘機を開発した8番目の国となる」と説明した。
開発済みの国は米国、ロシア、中国、日本、フランス、スウェーデン、英独伊西で構成される欧州のコンソーシアム。
このうち、国産の第5世代戦闘機を配備するのは米国と中国のみだ。北大西洋条約機構(NATO)の統合空軍力センターによると、第5世代戦闘機にはステルス技術やレーダー妨害能力に加え、機内とリモートのデータを統合して操縦士に完全リアルタイムの作戦状況を伝える高度な電子機器が搭載されているという。
「心神」国産初のステルス機が報道公開 初飛行はいつ? 名称はX-2に(画像集)
防衛装備庁は1月28日、将来の国産ステルス戦闘機の試作機となっている「先進技術実証機“ATD−X”」(通称・心神=しんしん)を三菱重工業名古屋航空宇宙システム製作所の小牧南工場で報道陣に公開した。名称となる型式は、X-2となった。
Kosuke Takahashi— The Huffington Post
2016年01月28日 19時37分 JST|更新 2016年01月30日 JST
防衛装備庁は1月28日、将来の国産ステルス戦闘機の試作機となっている「先進技術実証機“ATD−X”」(通称・心神=しんしん)を三菱重工業名古屋航空宇宙システム製作所の小牧南工場で報道陣に公開した。また、この実証機の型式を「X-2」と定めたことを明らかにした。型式とは民間航空機でいえば、B-787などの名称にあたるもの。
国産初のステルス機X-2(心神)
今後、心神の地上滑走試験を行ったうえで、早ければ2月中旬にも愛知県営名古屋空港(同県豊山町)から空自岐阜基地(岐阜県各務原市)まで初飛行を実施する。3月末までに実証機の納入を受ける防衛装備庁は2016年度に最大200時間の飛行試験を行い、レーダーに探知されにくくするステルス性や機動性などのデータをさらに集積する方針。
この日、公開された実証機は白と赤をベースにカラーリングされ、全長は約14メートル、全幅約9メートルで、「世界最強のステルス機」とされるアメリカのF22や日本の戦闘機F2よりは小さく、T4中等練習機よりは大きい。最大速度は明らかになっていない。この日は、機体各部の秘匿性が重視され、正面からの撮影は認められなかった。
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■全体の9割国産製品、「X-2」の特徴
X-2の特徴は、優れたステルス性と高機動性にある。敵レーダーに探知されずに敵を捕捉できる高いステルス性能、先進アビオニクス(航空機搭載の電子機器)、耐熱材料など、日本企業の技術を活用した高運動性を武器とする。220社の部品メーカーから供給を受け、全体の9割が国産製品になっているという。防衛省は、この実証機の開発を通じ、独自の先端技術の民間企業へのスピンオフを期待。日本の防衛産業の基盤を維持する狙いもある。
機体は三菱重工業、エンジンはIHI、主翼と尾翼は富士重工業、操縦席は川崎重工業が製造した。機体の約3割に炭素繊維強化プラスチック(CFRP)が使われ、軽量化されている。
戦闘機開発で常に重要なカギとなるエンジンは双発。IHIが主契約企業となってアフターバーナーを備えたツイン・ターボファン方式のジェットエンジンXF5-1を開発した。最大出力は各約5トンで、2つ合わせて10トン級。各エンジンの出力方向を機動的に偏向するためのエンジン推力偏向パドルをエンジンの後方に3枚ずつ取り付け、エンジンの推力を直接偏向できるようにした。
■防衛省、「先進技術実証機」に394億円の開発費
2009年度からは8カ年計画で「先進技術実証機」の予算項目の下、X-2の機体製造や飛行試験など試作費用だけで394億円の開発費を投じて来た。
防衛省は実証機の技術を生かし、航空自衛隊に現在配備しているF2戦闘機の後継機F3の開発を進め、2030年代の部隊配備を目指している。
X-2は、F2戦闘機の後継機となる将来の「第6世代戦闘機」であるF3の生産に向けたプロトタイプ(研究試作機)である。つまり、防衛省は、X-2を「第5世代戦闘機」と呼ばれる現在のステルス機の上を行く、「第6世代戦闘機」のカウンターステルス機の礎にすることを目指している。
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航空自衛隊は2015年3月末現在で、ベトナム戦争で名を馳せた第3世代のF4を55機、主力戦闘機である第4世代のF15を201機、そして、アメリカ企業ゼネラル・ダイナミクス(後にロッキード・マーチンが軍用機部門を買収)のF16Cをベースに日米で共同開発された第4世代のF2を92機それぞれ有している。
防衛省では、将来配備するF3戦闘機を2018年度までに純国産にするか、国際共同開発・生産にするか、あるいは輸入にするのかを判断する方針を示した。同省では、F3を国産にし、新たに100機のライフサイクルコストなどの費用として国家予算から4兆円規模の支出が行われた場合、約24万人の雇用創出効果と約8兆3000億円の経済効果があると試算している。
X-2の初飛行は2014年度中に行われる見通しだった。しかし、エンジンが停止した時に再始動させるための改修作業をしたため、遅れが生じてきた。
中国でも知られる「心神」、日本はなぜ開発をやめてしまったのか=中国
2021年03月05日(金)12:12
ジェット戦闘機の要となるエンジンについては、日本はXF9-1の開発を続けており、米国のF119エンジンに匹敵するとの評価もあると記事は紹介。日本はこの分野での経験が戦後は少ないとはいえ、日本の工業レベルや材料分野での強さを考えると、決して甘く見ることはできないと結んだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)拡大する(全1枚)
予定していたミッションをすべて終え、2017年にその役目を終了した先進技術実証機X2(通称:心神)。飛行テストは32回だけだったが、なぜ日本は研究開発を終えてしまったのだろうか。(イメージ写真提供:123RF)(サーチナ)
予定していたミッションをすべて終え、2017年にその役目を終了した先進技術実証機X2(通称:心神)。飛行テストは32回だけだったが、なぜ日本は研究開発を終えてしまったのだろうか。中国メディアの捜狐はこのほど、その理由について分析する記事を掲載した。「日本政府と自衛隊がためらった結果」だとしている。
記事は、日本は敗戦後、戦闘機を含めた航空機の研究開発が禁じられたと指摘する一方、それでも練習機などの名目で戦闘機の研究を続けていたと紹介。F2戦闘機の開発を決めた時は「大きな決意」を持って臨んだものの、結局は米国の圧力で日米共同開発という形になったと伝えた。
その後、戦闘機は「第5世代」の時代を迎えるなかで、日本は米国からF22を購入したかったものの、実現しなかったと指摘。こうした状況のなかで第5世代戦闘機開発のためにX2の研究開発が始まったが、日本はF22購入をあきらめきれず、しかもバブル景気で資金に余裕があったF2の開発時とは異なり、資金的にも厳しいなかでのX2の開発となったため、「多くのためらいがあり、断固たる決意がなかった」と分析している。
こうした環境ゆえに、投入する資金には限りがあり、開発を請け負った企業も先進技術を提供することはなかったと主張。その後、F35の購入が正式に決定したことで、X2を研究開発し続ける理由がなくなり、このまま続けるとどれだけの資金が必要になるかもわからないため、開発を停止したのではないかと考察した。ジェット戦闘機の要となるエンジンについては、日本はXF9-1の開発を続けており、米国のF119エンジンに匹敵するとの評価もあると記事は紹介。日本はこの分野での経験が戦後は少ないとはいえ、日本の工業レベルや材料分野での強さを考えると、決して甘く見ることはできないと結んだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
日本の先進技術実証機「X-2」、米専門家から「無駄な玩具」呼ばわり
発信時間:2017-11-06 15:38:02 |
日本が期待を寄せる先進技術実証機「X-2」(心神)が10月31日、最後のテスト飛行を終えた。日本防衛装備庁が三菱重工名古屋航空宇宙システム製作所小牧南工場に研究開発を依頼した技術実証機で、日本が第5世代戦闘機を自主研究する技術の下地を作る。
X-2は2016年4月22日の初飛行から現在まで、名古屋小牧基地や航空自衛隊岐阜基地で各種実験・テストを含む32回の飛行を行った。計画によると、日本はX-2の試験で大量のデータを蓄積し分析した後、次世代戦闘機を独自開発するか、共同開発の道を歩むかを2018年に決定する。
32回のテスト飛行で終了になり、疑問を残した。X-2は技術実証機であり、本来ならば各種技術の検証とテスト飛行を行い、これを終えれば当然終了し次の段階に移るという見方があるが、技術実証機にしてもテスト飛行の回数があまりにも少ないという見方もある。米国の技術実証機「X-31」は500回以上のテスト飛行を終え引退した。航空産業の基礎が米国より大きく劣る日本が32回だけで「大成功」とするのは、常識に合わない。また一部のネットユーザーは、テスト飛行の終了はプロジェクト終了を意味するとした。
戦後日本の自衛隊の装備品は、米国からの援助と支援を受け生産されたものだ。日本が近年輸入している武器の9割以上が米製となっている。しかし日本による「国産戦闘機」製造の努力も続けられている。
日本が戦後に開発したF-1戦闘機が2006年に退役すると、自衛隊には純国産戦闘機がなくなった。現役の主力機種であるF-4、F-2、F-15Jの技術はすべて米国から導入されており、一部は米国からそのまま輸入されたものだ。
日本経済新聞の記事によると、日本は2009年よりX-2の研究開発に約400億円の資金を投じている。それより先の重要技術及びエンジンの開発期間を加えると、20年以上の期間になり、決意のほどが伺える。しかし日本が1980年代に航空産業チェーンの健全化を計画したところ、米国からストップがかかった。そのため日本は整った航空産業を形成しておらず、機体全体の設計、航空エンジン、ステルス技術などで大きな弱点を持つ。さらに米国はステルス技術を機密事項としており、X-2の電磁試験を米国で行うことも拒否したことがある。そのため日本が短期間内に自力で次世代国産戦闘機を開発することはできそうにない。
第5世代機の研究開発には巨額の資金が必要で、かつ技術のハードルが高い。ところが同盟国である米日両国は、日本は戦闘機を自主開発すべきかという問題をめぐり、大きな溝を残している。米軍事専門紙『ディフェンス・ニュース』は、日本にとって当面の急務はF-15Jの改良を米国に依頼し、米軍第5世代戦闘機のF-35を積極的に調達することだと論じた。米専門家は、X-2は航空自衛隊にとって「無駄な玩具」と称した。X-2の研究開発が受けている圧力を、ここからうかがい知ることができる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年11月6日
イギリスと日本、次期戦闘機向けジェットエンジンの共同開発を発表!!
2022年1月27日
イギリス国防省は2021年12月22日、日本の防衛省と協力して、次期戦闘機のジェットエンジン実証機を開発すると発表した。両国は協力覚書に署名し、2022年初頭から始動する予定。日本からは三菱重工とIHI、イギリスからはロールスロイスとBAEシステムズが開発に加わる。
イギリスはまず、計画、デジタル設計、革新的な製造開発に対して3000万ポンド(約46億5000円)を投資し、その後、実物大の実証機用電力システムの開発に2億ポンド(約310億円)を追加する予定だ。今後4年で20億ポンド(約3100億円)以上を投資し、次期戦闘機「Tempest」を中核とする、無人航空機、センサー、兵器、先進のデータシステムと連携可能なFCAS(将来航空戦闘システム)の開発と、2030年代半ばの就役を目指す。
並行して日本は、F2戦闘機の後継となる次期戦闘機「F-X」の開発にあたる。また、日本の防衛省も、エンジンの共同実証事業に加えて、更なるサブシステムレベルの協力について実現可能性を検討し、共通化の程度を日英共同で分析すると発表している。
航空自衛隊:次期戦闘機は日英共同開発。F-2後継機は英国次世代機「テンペスト」と共通か
公開日 2022/05/21
先ごろ航空自衛隊の次期戦闘機を日本とイギリスで共同開発する体制が濃厚になったとの報道があった。次期戦闘機とはF-2戦闘機の後継となるもの。これまで日本の独自開発や、それより現実路線重視でアメリカとの共同開発を既定視されてきた状況が大きく変わろうとしている。
TEXT&PHOTO◎貝方士英樹(KAIHOSHI Hideki)
参考文献・参考資料
国産超音速戦闘機 試作2号機が試験飛行に成功=韓国 (msn.com)
“日の丸戦闘機”の行方は 国産ステルス機が初飛行(16/04/22) - YouTube
終戦の日にも磨かれて。日本で現存するのは一機のみ、戦闘機「飛燕」の数奇な運命 | 和樂web 日本文化の入り口マガジン (intojapanwaraku.com)
「心神」国産初のステルス機が報道公開 初飛行はいつ? 名称はX-2に(画像集) | ハフポスト NEWS (huffingtonpost.jp)
中国でも知られる「心神」、日本はなぜ開発をやめてしまったのか=中国 (2021年3月5日) - エキサイトニュース (excite.co.jp)
日本の先進技術実証機「X-2」、米専門家から「無駄な玩具」呼ばわり_中国網_日本語 (china.org.cn)
イギリスと日本、次期戦闘機向けジェットエンジンの共同開発を発表!! (es-network.org)
航空自衛隊:次期戦闘機は日英共同開発。F-2後継機は英国次世代機「テンペスト」と共通か | Motor-Fan[モーターファン]
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