見出し画像

やさしい物理(天体)講座ⅴ107「月の『静かの海』に位置する巨大地下洞窟の新発見」

「静かの海」は、月の表面にある月の海の一つ。
月で餅つきをしているウサギに海を見立てた場合、ウサギの顔に相当する。アポロ11号の月着陸船が着陸した場所でもある。
1969年7月20日に人類として初めて着陸した地点は、月面緯度0.7度、月面経度23.5度で、「静かの基地」と命名された。
静かの海は、地質的にはベイスン(英語: basin 盆地)を埋めた後期インブリウム代(約38億- 約32億年前)の若い洪水玄武岩である。
周囲の山々は前期インブリウム代(約38.5億- 約38億年前)と考えられるが、静かの海のベイスンそのものは先ネクタリス代(約45.5億年前の月の形成期)にできたものと推定される。




今回は月見をしながら、月に関する新しい発見の報道記事を読もう。

     皇紀2684年7月21日
     さいたま市桜区
     理論物理研究者 田村 司

月に巨大地下洞窟を発見 イタリアなどの研究チームが発表

ABEMA TIMES によるストーリー

月に巨大地下洞窟を発見 イタリアなどの研究チームが発表© ABEMA TIMES

月に巨大な地下洞窟が存在するとイタリアなどの研究チームが発表しました。

【映像】地下洞窟につながる縦穴

イタリアのトレント大学などの研究チームは15日、月面に200カ所以上確認されている縦穴の1つが巨大な地下洞窟につながっていると発表しました。

洞窟につながる縦穴は、1969年にアポロ11号が人類初の月面着陸をした「静かの海」に位置します。洞窟の長さは30~80m、幅は約45mで、地表からの深さは130~170mと推定されています。

研究チームは、激しい寒暖差などから身を隠すことができる基地の場所として有望だと指摘しています。(ANNニュース)


参考文献・参考資料

月に巨大地下洞窟を発見 イタリアなどの研究チームが発表 (msn.com)

静かの海 - Wikipedia

ここから先は

0字
この記事のみ ¥ 100
期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?