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じょーじ
2022年11月26日 23:15
僕(悟)は次の日から朝、ゴミ拾いを始めた。誰かに好かれたいんじゃない。褒められたいんじゃない。ただ昨日の美しい夕日の感動を再び味わいたいのだ。早朝にはたくさんのおじいさん、おばあさんとの出会いがあった。僕は彼らが、なんて優しいんだと感動した。彼らは僕の心を何一つ殺さなかった。こんな僕の話を真剣に聞いてくれた。そして僕の存在そのものをとっても褒めてくれた。その姿勢に「聴く」そして
2022年11月1日 15:09
2章僕(悟)の心は叫び続ける。それは昨日読み漁ったあの巻物の中の知恵だ。僕はそれに耳を傾けることにした。受け入れることにした。まるで心の中に他の誰かがいるみたいだ。目の前では、警察が不良たちの首に手を置き、不良たちは不満そうにパトカーに乗せられていく。不安でいっぱいだった僕の心は次第に落ち着いていった。「正しさとはなんだろう。この恐れはなんだろう」僕は考え始めた。この世界の