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辻タダオの三多摩だより21

さて小説書きの方はその後はそんなに進んでないけど、
それで「行き詰ったー」と悩むこともなく
あれやこれやの日常を過ごしているんだが
何度も書くように「断酒」は続いてるし、
その前からの「断煙」やら「断パチ」なんかも
十年に近づこうとしてるわけで
かつての自分を思えばウソのようなのだが
あれだけ煩悩まみれだった者が
このように仙人並みの暮らしが出来ているのは
どうしてかとちょっと深く考えてみると
何の事はなく単に「中二」の頃に戻った、と。

中二の頃は「音楽少年」だったんで、
FM雑誌買ってきて
「エアチェック」して
カセットテープにダビングして貯めていく
っていう「金のかからない娯楽」に
いそしんでいたわけで
それでそこそこ十分に「趣味」の領域では
満ち足りていたわけだ。
でその頃「酒」も「たばこ」も「パチンコ」も
無くても特に何も困ってなかったし、と。
まあ「中二」なので
「異性愛」への渇望みたいなのはそれはそれなので、
そうゆうのは別口で書くかもしれないし
書かないかもしれない、ってことで。

で、もう中学生ではないんだが、
70年代終盤と違っていまは音楽聴取に関しては
youtubeってものがあるので
FM→テープダビング
の作業の手間も一切不要で
単に「どんどん聴く」だけなら
無理矢理ダウンロードやら録音なんかせずに
どんどん聴けばいいだけで
何かの曲を覚える、ってのも
同じ曲で無数の動画あったりするから
適当な動画見つけたらそれを数回から数十回
聴きつつ紙に必要箇所をメモれば済む話。
まあ天国のような便利さではないか。

そのうえ自分の場合は「クラシック」への耐性あるんで
なんなら「パブリックドメイン」の古い音源だけを
ずーっと聞いていても余裕で時間つぶせるので
となると外に出て散財していそしむ娯楽とかに
接する機会がどんどん減っていって
「不景気」にどんどん貢献することになるんだが
まあさすがにずーっとそればっかだと身体もなまるし、
「ずーっとじっと」してるってのもストレスではあるので
実際そんなにずーっとは聴いてない。
そんなにずーっと聴いてはいないんだが
一旦「お?こりゃ面白い!」つって
初見のものを「発掘」し始めると
なかなかにとまらなくなる。
全部聴くのでなく、とりあえず「発掘」みたいな。
でブックマークの数が増えていくのだが
まあそれを「全部通しで聴く」ことは無いだろう。
無いのはわかってても「発掘」し続ける、みたいな。
まあこうゆうのも「プチ」依存なのかなあ。
それで「小説」が進まないってのもあるし(^O^)

ついでなので、
最近「発掘」した、
「お?これは!?」
ってのを貼って今回はおしまい。

※クレンペラーとウィーンフィルって組み合わせが珍しいし、
録音のLOFI感が絶妙※





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