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2023年 読んでよかった10冊

あっという間に12月。というわけで、今年も読んでよかった10冊をまとめてみました!


野菜も人も畑で育つ

完成されたシステマチックな経営ではなく、一人ひとりの想いを尊重しながらチームで問題解決する経営に惹かれました。「横に立つコミュニケーション」や「60:60の関係」、「普通をたくさん重ねる」といったチームビルディングの考え方は、共感しかなかったです。

共感と商い

時代の変化を後追いせず、「やらないことを決める」という生存戦略が、同じ製造業として勉強になりました。目指している方向が正しいのか、それを達成した時に何が残るのかを、改めて考えさせられた1冊です。

徳川家康 弱者の戦略

時代問わず「弱者の戦略」関連は好きですが、この本は特におもしろかったです。徳川家康は保守的な印象でしたが、他者の失敗を反面教師にしたり、必要に応じて敵の人材を引き抜いたりと、変化に柔軟なリーダーという印象に変わりました。

貞観政要

ダメとされる言行に思い当たる節がありすぎて、歴史に学ぶ重要性を痛感しました。もっと早く読めばよかったと思えた1冊です。

無印良品の、人の育て方

人材育成本はそれなりの数を読んできましたが、無印良品の考え方は納得感が高いです。なかでも、「リーダーはただ励ますのではなく、励みになる方法を作らないといけない」というメッセージは強く印象に残りました。

デンマーク人はなぜ4時に帰っても成果を出せるのか

働く時間に制約を設けると、あらゆるムダが無くなる(ムダに気づける)ことを理解できました。一つひとつの取り組みに目新しさはありませんが、弊社では実現できていないことだらけなので、生産性向上の教科書にしたいです。

キーエンス解剖

高収益体質に向けて、当たり前の基準を引き上げ、やり抜く。そのために仕組化にこだわる。言葉にすると簡単ですが、改めてすごい会社だなと。特に仕組みを機能させるためのインセンティブ設計が勉強になりました。

フォーカス!

事例は古いですが、考え方そのものは普遍性が高いなと。 隣の芝生は青くみえるせいか、ついつい事業や製品を広げる方向に動いてしまいますが、今の認知や資産を活かし、絞って注力する重要性を再認識しました。

捨てる力

ニュートラルな心理状態を保つ秘訣が、わかりやすくまとめられています。シンプルな言葉だけど、その道を極めた羽生さんだからこその説得力があって、心に刺さるものが多かったです。

負けない技術

雀鬼・桜井章一氏による「勝つ」ことより「負けない」ことの重要性を説いた1冊です。悪く言えばオカルトですが、自然の摂理に沿った考え方は納得感がありました。

最後に

改めて振り返ると、2023年もたくさんの良書に出会えました。相変わらずジャンルに偏りはあるものの、読書は数少ない趣味なので、アウトプット前提ではなく、楽しむスタンスを大事にしたいと思います。

▶︎2022年 読んでよかった10冊

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