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ぜんぶ捨てて、自分の心と体で今を生きるー『ぜんぶ、すてれば』

📚#ぜんぶすてれば
👤#中野善壽

🔑Key word
#捨てる #自由

🔥Hot word
#未来 #過去#思い出#家#流れるまま

✍️内容要約
[Key Message]
本当の自由とは捨てること、持たないこと

[まとめ]
📕なぜ、捨てれば自由になるのか?

“何も持たないからこそ、
過去に縛られず、未来に悩まず、
今日を大切に生きることができる”


📗何を捨てるのか?

・過去の後悔
・未来への不安
・人脈づくりのための飲み会
・会社への愛や帰属意識
・大業を成し遂げようという意欲
・家やモノ
・こだわりや欲
・成功
・etc

➡︎過去や周囲の一切合切に囚われず、「今」の自分の「心」に従えば、自ずと自分の納得できる道へゆく。事は成り行きである。

ぜんぶ捨てれば。
要は断捨離の本でしょ?ミニマリストの本でしょ?と先入観を持って、読み始めた。
しかし、著者の「捨てれば」はモノのミニマリズムに収まらない。
過去への後悔。未来への不安などに思いを馳せること。おれはこういう人間だ!という変なこだわりや見栄、プライドを持つこと。周囲への同調圧力に屈すること。
自分の決定をあやふやにするような一切を「捨てれば」と提案しているのです。

みなさんも過去の選択や未来につながる決定を後悔した経験はありませんか?

実はそれは、
これをしたらかっこいいと思われるかな、
こんなこと言ったら嫌われるかな、
おれは嫌だけどこうしたら良いと本にあった、
など実はぜんぶ自分で決めていないから。

この本が本当に言いたいことは「捨てる」ことではありません。
いま自分が囚われている一切合切を「ぜんぶ捨てる」ことによって、本当の自分の好きや嫌い、良いや悪いの観念を無視せずに、自分の心で自分で選択していく。
変なこだわりや執着を持たず、自分の好き嫌いに素直になって行動するやつが最強。自分が気持ちいいと思える方向へ行けば、自然と面白い道へ成り行く。
「それこそが本当の自由だ」というのがこの本の真のメッセージなのだと思いました。

それではっ!


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