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2022年1月の記事一覧

保育現場のDX

保育現場は「子どもたちを預かる、保育する」という仕事だけでなく、園児の登園記録や保育日誌や連絡帳、お便り作成や出席簿など、保育士さんが手書きで行う事務作業がたくさんあります。DXは、必要な目的に対してデジタル化、効率化してサービスの変容が起きることです。 デジタル技術を活用するDXの考え方を取り入れ、事務作業の削減や効率化を実現できれば、職員の残業や時間外労働を抑えることにつながるでしょう。厚生労働省においてもICTシステムの活用を推進し、導入の際の補助金制度を策定していま

「口グセは心グセとなり人生を作り上げる」

---人生のレシピ--- 質の高い質問は 質の高い人生を生み出します。        アンソニー・ロビンズ ------メッセージ-------- あなたの「質問」は何でしょうか? いつも自分自身につぶやいてる 口癖のような問いかけは? 口癖という「クセ」なので、 自分でも気づいていないかも しれません。 その口癖は一日で約3万回も 行われていると言われています。 無意識に刷り込まれていく その「口グセ」はやがて 「心グセ」となり、 そして、あなたの 行動パターン

Web3が生み出す産業インパクトと日本企業に求められる役割

おそらく今年のキーワードになるのではないかと思われるWeb3 (Web3.0とも呼ばれます)。Web3が注目されている理由と未来にむけた個人的な展望について書きたいと思います。 Web3の原点はブロックチェーン技術が生み出す希少性まずWeb3の原点はブロックチェーンにあります。これは、データをブロック単位で管理し、ブロック同士をハッシュ値と呼ばれるデータで繋ぐことにより、改ざんが起きないようにする技術です。この技術は2008年にサトシ・ナカモト(正体は不明)なる人物が発明し

■命令形が多い職場環境は人が育たないワケ■

会社勤めなどををしている時、「〜しなさい」、「〜なんだよ」とやや詰め寄った口調で指示を出す上司などがいます。その様な上司の人数が多い職場環境で居続ける場合、得られるものが少ないんですよね。その要因を「業務という視点で」本日は挙げていきます。 ・拘束性が強すぎる環境は人が育たないよく変化を嫌う人は「〜のままで良い」と保守的な立場を強くとります。自分自身を守る為には必要な事であったりしますが、いつまでもその状態では何も自分にとって変化が無いんですよね。保守的なものと革新的なもの

「歩く」旅の復権

日経クロステックに本日1月7日付で興味深い記事が掲載された。 要約すると、これまで街路の歩行者空間への転換について経済学的な論文が存在しなかったが、日本🇯🇵・アメリカ🇺🇸・スペイン🇪🇸の共同研究チームがスペインにおける街路の歩行者空間への転換についての経済学的影響を分析し、レストランやカフェなどの飲食店については「売り上げにポジティブな影響を与える」とした論文が昨年発表され、その結果を日本にそのまま適用することには慎重になる必要はあれど、国交省が推進する「ほこみち」事業の後

Chatwork CEO山本正喜、社長ブログはじめます!

皆さん、こんにちは!Chatwork株式会社 代表取締役CEOの山本 正喜(やまもと まさき)と申します。 この2022年1月を期に、自分としては人生で初めてとなる、いわゆる「社長ブログ」というものをこのnoteではじめていきたいと思います。 2000年、インターネットの登場に感動し、いてもたってもいられず兄弟で大学在学中に学生起業。兄が代表取締役CEOを、弟の私が専務取締役CTOを務める形で有限会社EC studio(現:Chatwork株式会社)を創業しました。 以

【ファミマ足立CMOに聞く】ベンチャーが上場後も成長を続ける上で大事な「マーケティング」と「組織づくり」の要諦

ベンチャーの本当の戦いは、上場後にあると言っても過言ではない。 上場後さらなる成長が期待される中、「ニッチ領域で一点突破して成長してきた中で、いかにより大きな市場を取りにいくか」「上場までの野武士たちの集まりのような状態から、組織として戦っていくフェーズにどのように移行するか」というマーケティングや組織に関する課題は多くの経営者が共有するところだろう。 今回の対談では、2020年12月より、グロース・キャピタル株式会社のグロースパートナーを務めるファミリーマートCMO 足

とあるSaaSスタートアップCXOの3年間

CXO (Chief Experience Officer) ってどんな役割なんでしょうか。デザイン領域で語られることが多い役割なので、なんとなく「デザインマネージャー」や「プロダクト責任者」のようなイメージがありつつも、まだまだ曖昧な役割だと思います。 2019年から2021年まで約3年間、BtoB SaaSスタートアップにて、分からないなりにCXO業をやっていたので、「こんなことやってたよ」という記録を残してみます。無職になって2ヶ月近く立ち、記憶が薄れはじめている自分

スタートアップの執行役員に求めるものと制度を作った背景を言語化してみた 〜Findy編〜

Findyでは1月に執行役員制度を始めました。創業から5年半が経っており、最近のスタートアップでは創業2〜3年くらいから役員制度を作っている企業も増えている中では遅い方ではないかと思っております。 執行役員制度を創業5年半で作った背景これは以下の3点が前提としてあります。 - 必要になったら作る、必要になるまでは作らない - 過去の経験ではなく自社で結果を出した人がなる - 執行役員はあくまでそのタイミングでのロールであり、執行役員になるならない、執行役員ではなくなったタイ

MetaMask:クリプト・ヒーローの偉業とその未来

今回もテックメディア「The Generalist」からクリプトウォレットの最大手Metamaskについての記事をお届けします。 今回取り上げるのはMetamaskです。おそらくクリプトに関心がある方はほとんどの人が知っていると思います。 しかしその一方でその歴史や、彼らが現在どのような状況にあり、今後どのようになっていくか、ということについて詳しく知っている方はあまりいないと思います。 今回の記事はそんなMetamaskのこれまであまり触れてこられなかった側面を著者本人