見出し画像

立ち直るって何だろう?

ペットロスやグリーフにおける立ち直り①

僕の所属している一般社団法人日本グリーフ専門士協会では再生という言葉で言い表していますけどね。丁度この立ち直りに関して協会ブログが更新されたので紹介してみます。


僕はこの協会で、「ペットとの死別のわかちあいの会」の責任者をしていたり、協会が運営しているグリーフケアのスクールで「ペットロスケア入門講座」を担当したりしています。

「わかちあいの会」とは死別経験者がご自身の想いを集まった参加者の方々と共に語り、わかちあう場です。概ね8分~10分くらい、その時のお気持ちを語っていただきます。
参加者は他の方が語った内容にアドバイスをしません。
あくまでその場は想いをわかちあう場、だからです。
「わかる」という言葉も「自分もね」という言葉も言われません。
そこにどんな意味があるのかは参加してもらえれば理解して頂けるかもしれませんね。

さて、話が逸れてしまいました。
立ち直りですね。
立ち直ると聞くとどんなイメージが沸くでしょうか。

  • 暗いトンネルから抜ける

  • 前を向いて歩きだす

  • 上を向く

  • 過去を振り返らない

  • 一人で立てる

などなど。とても前向きなイメージかもしれません。
こういったものが立ち直るものだと捉える方もいるとは思いますし、そうであっても良いと思います。

ペットロスやグリーフにおける立ち直り②

ただ僕の中で、ペットロスやグリーフにおける立ち直るのイメージは
哀しみを抱えながら共に生きていく
なのではないかと考えています。

哀しみは何年経っても無くなることはない。
半年経った哀しみ。
1年経った哀しみ。
3年経った哀しみ。
5年経った哀しみ。
10年経った哀しみ。
20年経った哀しみ。
30年経った哀しみ・・・
それぞれに哀しみの現れる形は変わるかもしれません。
それでも哀しみはなくならない。
そう思います。
哀しみの大きさは、同時に愛情の大きさなのだと思います。
だから無くならない。

これは僕にとっての立ち直りのイメージです。
みなさんにとってはいかがでしょうか?
人によって違うはずですね。

この機会にご自身にとっての立ち直るを考えてみてはいかがでしょうか。

追憶屋ではLINEでのご連絡も受け付けております。ご登録は↓からお願いします。

追憶屋のHPは↓です。よろしければご覧下さい。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集