三人寄ればなんとやら - 箱庭稽古日報 5/5
稽古から帰って、疲れ切って夕飯も作る気にならずぽっかりと口を開けてパソコンを眺め、よっこいしょと腰を上げて鮭を蒸してゆっくりと食べていたら2時間立っていました。ひらたです。
鮭はカレー屋の店長・國吉さんからの貰い物です。最近國吉さんから、いちごやいくらを頂いては夕飯に食べています。私、可愛がられていますね。自覚ありです。
夕飯後に仕事をして、気づいたら1時を回っていました。稽古日報のお時間です。
稽古日報
今日からアンサンブルの皆さんが稽古に参加しました!アンサンブルは6名。ミュージカルにおいてアンサンブルはとても大事な役割です。
その場の空気感や、シーンの温度、登場人物がその場でどんな風に扱われているのか…などをお客さんに教えてくれるのがアンサンブルです。ダンスや歌の要素としても欠かせない存在。この6名無くしては「ひみつの箱には、」は完成しません。
そんなアンサンブルたちが来たということは、ダンス稽古ですっ!
振付・落合佑介くんがどんどん振りを入れていきます。
今回は"ミュージカルといえばジャズやバレエ!"という概念を捨て置いて、「今」作っているミュージカルのための振付…に挑戦してもらっています。今の若い人たちがどんなダンスを見ているか。どんなものをかっこいいと思うのか。佑介くんとふたり、雑談混じりに朝までZOOMで会議しました。
普遍性も大事だけど、日本のミュージカルは普遍的を大事にしすぎている印象があるので。今回は思いっきり、冒険してみています。
振付の隣では作曲の樹原くんがメインキャストと歌稽古を。集会所「箱庭」のメンバーの自己紹介ソングがどんどん出来上がっていきます!わくわく!
私はミュージカルやアイドルによくある「自己紹介ソング」が大好きでしてね…!!メンバーで歌いまわしていって、それぞれの個性がトラックに表現されてたりする曲が本当に大好きで。今回本番を客席で見られたならば、この曲で泣きそうです。あくまで個人的な趣味で。笑
樹原くん・佑介くんが来たということは製作スタッフが勢揃い。
振付・作演出・監修・作曲の四人でS&D Projectのほとんどは回っています。てんてこ舞いです。笑 学生のサポートがいつも本当にありがたい。今回の写真も、ミュージカルサークルS&Dの4期生であるしばわかが撮ってくれています(ありがとー!)
4人で作っているようなものなので、4人集まると話が本当に早い。
振付の時に「ここの音があるから…」と作曲家がアドバイスをしたり、音に合わせて私(作詞もしてます)が歌詞を変えたり、台本や人間関係を踏まえて動きを試行錯誤したり。そして「これって舞台どうなんだっけ?」と思ったら星くんがすぐに答えてくれる。
三人…いや、四人寄ればなんとやらです。
ただですね、「三人寄れば文殊の知恵」ってのは平凡な人でも複数人集まれば解決にいたるよ!みたいな意味なんですよね。なんかもっと才のある感じがいいな。笑
佑介くんと二人で考えた動きを「めっちゃいいじゃん!」と自画自賛して大喜びしていたら、石井亜早実にクスクス笑われました。きっと私たちがずいぶんと可愛かったんでしょうね(ポジティブ)
さて!明日も振り稽古・歌稽古なのでもうちょっとお仕事して寝ます!おやすみなさい。明日もがんばります。
公演詳細
ミュージカル「ひみつの箱には、」
日時 (開場は開演30分前・上演時間80分・休憩なし)
6月4日(金)19:00
6月5日(土)11:30 / 15:30 / 19:00
場所:北沢タウンホール
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https://s.confetti-web.com/detail.php?tid=60950&
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