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浮かれ脚本屋-箱庭稽古日報 4/30

こんにちは。浮かれて反省しています。

そして半額になっていた刺身と、白菜と豚バラを一緒にチンした雑な夕飯を食べて脳みそがとろんとろんになっている脚本家ことひらたです。

今日も稽古日報を書きます。よかったら読んでってね。

稽古日報

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今日は歌稽古からスタート。

オリジナルなので、既存の曲を聞いて復習…なんてことはできません。みんながみんな、初めての曲をどんどこ覚えていきます。

劇中、主人公・"天野一歩"がカウンセラーである"先生さん"と対話するシーンの曲。キャスト全員で歌う、それぞれの心の中の曲。そして、学生たちに変化が訪れるシーンの曲。3曲の音取りと、先日の復習も少し。

徐々に全体像が見えてきたところで、本読みへ。

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音楽を流しながら、覚えたての歌を歌いながら台本を読んでいきます。

28日よりずいぶんみんなの役の輪郭が見えてきてなんだか嬉しくなってしまった私は、いっぱいリクエストを出してしまいました。ただでさえ真新しい音符で頭がいっぱいであろう彼らに。私の目はキラキラしていたと思われます、すごいアドレナリン出てたの自分でもわかるもん。

わたしはあまり「この人はこういう人」という指示は最初から出しません。だけど、言葉のニュアンスとか大事に言ってほしい台詞とか、話を切り替えるポイントとか、何を見てこの台詞をいうかとか、台詞の細かい指示はドバドバ出します。

どんな言葉を大事にしている人なのか、なにを気にして声を出すまでに至る人なのか、そういう部分から勝手に人柄が決まるような…気がしてるのかな?今これを書いててはじめて気付いたことですが。

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まだまだ台本も細かい部分は直していくことになります。情けないことではありますが、読んでもらわないと気づかないことってのもあるもんで…。

最初から最後まで本を読んで、テーマ曲「ひみつの箱には、」にたどり着くと…なんだか答え合わせをしているような気持ちになりました。音楽が、「ああ、そうだよね」と腑に落ちる感覚があります。

前作の「ひとりぼっちの夜」から、ずいぶんとミュージカルらしくなり…いや、ミュージカルらしくなくなり…どっちの面もある作品になりました。笑

ミュージカルらしさとは?みたいな話も、稽古日報のなかで書けたらいいかなと思っております。では、今日はこのくらいで。

今日も稽古、お疲れ様でした。

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ひらたあや

公演詳細

本チラシ

ミュージカル「ひみつの箱には、」

日時 (開場は開演30分前・上演時間80分・休憩なし)
6月4日(金)19:00
6月5日(土)11:30 / 15:30 / 19:00

場所:北沢タウンホール

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https://s.confetti-web.com/detail.php?tid=60950&

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