【野鳥観察】冬季ラストの渡良瀬遊水地
関東ではいつの間にか桜の花も散り、もう新年度です。
今年に入ってから全く更新していなかったのですが、その間にも記事を読んでくださる方がいてとても嬉しいです。ありがとうございます。
さて、春の気配がまだ薄かった2月末に、栃木・群馬・埼玉・茨城のちょうど境の辺りにある渡良瀬遊水地に行ってきました。コウノトリさんが飛来したという情報があったり、遊水地の水を抜いて「干し上げ」を行っていたりした時期でした。
10時くらいに友達と現地に集合し、谷中湖の周りを歩いてみました。
ちなみに僕はこの場所に来たのは初めてです。
かなり水位が低下していて、干潟のようになった部分にたくさんの水鳥が集まっていました。
おなじみの種では、アオサギさん・コサギさん・ダイサギさんの他、マガモさん・カルガモさん・カワウさんに会えました。それともう一つ、ミコアイサさんにも会うことができました。初対面です!
その後、湖畔でお昼を食べ、湖の北側へ。
小鳥はホオジロさん・ツグミさん・ヒヨドリさんが多く、猛禽はトビさん、ミサゴさん、ノスリさんに会うことができました。
その後、コウノトリの巣塔を見に行ってみようかということになり、歩いて歩いて、やっとのことで見に行ったものの、確認できず…。
でも、その間にベニマシコさんと初めて会うことができました。
渡良瀬川に出るまで単調な景色が続き、妙な静けさが別世界を歩いているかのような雰囲気を醸し出していました。
想定よりも長い距離を歩いて疲れましたが、水鳥から猛禽まで様々な鳥さんたちに出会うことができたので、とても楽しかったです。
ちなみに、普段僕は住宅街の小さな川で観察しているため、双眼鏡をほとんど使っていませんでした。しかし、前回訪れた川に引き続き、今回大きな湖で観察してみて、遠くから見ると点にしか見えないようなものがどんな姿をしていて、どれくらいの個体数がいるのか、などを簡単に知ることができ、遠くの野鳥を見る楽しさが増しました。
近くでじっくり見るのも面白いけれど、遠くの何百個体を双眼鏡越しに眺めるのも気持ちがいいですね。
―その後夕暮れを迎え、帰宅しました。
今度行ったときはコウノトリさんに会えますようにっ!
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