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【野鳥観察】大きな川に行ってみた

なかなか投稿できずに、2022年が終わってしまう!ということで、1年の締めくくりに1本記事を出しておこうと思います。

先日久しぶりに本格的な野鳥観察会に参加しました。地元市内の大きな川で、野鳥の会の方を講師として、高校生や大学生とともに。

南関東の冬を象徴するかのような真っ青な空。

はじめによく見えたのはサギ類。
アオサギさんとダイサギさんがいました。

川岸に佇むアオサギさん
木の上で休むダイサギさん

そして、川面にはオオバンさん。
少し歩くと、マガモさん、カワウさん。

オオバンさん。真っ黒な体に白いくちばしがポイントです。
マガモさん。メスはやや地味な色合い。オスは黄色いくちばしに緑の頭。
この頭の緑色は「構造色」であるため、見る角度や光の当たり方によって色が変わります。
対岸にはカワウさんの群れ。中央の白い斑点・首まわりが白い個体は繁殖羽のオスだそうです。

冬はバードウォッチングには最適な季節です。木々は落葉して枝に止まった鳥が見やすくなります。また、餌も限られてくるので、木の実がなっていると鳥が集まってきます。柿の実はみんなの大好物、ムクドリさんが食べていました。

柿を食べるムクドリさん。

さらに、お食事シーンは見られませんでしたが、他にも実のなる木が。

ツルウメモドキ
ムクノキ

鳥だけでなく、このような木の実を探し歩くのも楽しいものです。どの鳥がどの実を好んで食べるのか、気になります。

さて、観察会も中盤に差し掛かると、猛禽ラッシュが訪れました。

まずはトビさん。ハシブトガラスさん?に追いかけられていました。こうして並んでもらうと、やはり猛禽のトビさんはデカい!頭上を飛ぶと迫力が違います。

ハシブトガラスさんとトビさん

凛々しく佇むミサゴさん。実は僕、この日初めて会いました。
よーく見ると足元にはお魚が。良いごちそうをとらえたようです。

ミサゴさん。魚を専門に食べるようです。

それからチョウゲンボウさんもいました。

ハシブトガラスさんの上にチョウゲンボウさん(枝被りですが)。意外と小さめ?

僕は見つけられませんでしたが、ハイタカさんも飛んでいたらしい!

このあと河原でお昼を食べ、支流の小さな川でしばらく観察して解散しました。

今まで一人で野鳥を観察することが多く、観察会にはあまり参加することはなかったのですが、みんなで観察すると色々な気づきがあります。写真を撮るのが上手な人、鳥を見つけるのが上手な人、鳥の知識が豊富な人。「見て!あそこに○○がいるよ!」と言って鳥の居場所を説明しようとしますが、大きな川だと意外に難しかったです。そんな時に講師の方がのぞかせてくれたフィールドスコープは便利だなぁと感じました。そんなわけで、丸一日みなさんと一緒に野鳥を探し歩いて、とても勉強になりました。

あっ、忘れてはいけません。僕がよく会うハクセキレイさんとセグロセキレイさん、この川でも会えましたよ。

セグロセキレイさん。石に紛れて並んで…かわいい。

それでは、今年もご覧いただきましてありがとうございました。
来年も素敵な出会いがあるといいですね。

みなさまよいお年をお迎えください。

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