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いい人生だったと言うために生まれてきた*致知12月号感想
こんにちは、つぐみです。
はじめに
致知とは
致知出版社からの出版されている
月刊誌のこと。
致知出版社から出ている書物には、
1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書などがあります。
電車内の吊り広告などで見た方もいるのではないでしょうか。
12月号 追悼稲盛和夫
去る令和4年8月24日、稲盛和夫氏(以下稲盛氏)が亡くなられました。
稲盛氏は、致知出版さんとの縁も深いようで、12月号のテーマ自体が追悼・稲盛和夫特集となっています。
自分の意思でこの世に生を受けたわけではない
2013年10月29日に行われた市民フォーラムでの特別講話の一説に、共感したフレーズがある。
私たちは、自分の意思によってこの世に生を受けたわけではありません。
(中略)
そして、自分の意志とは無関係に人生を生き、運命と因果の法則が織りなす人生の布を伝いながら、今日まで生きていています。
「自分の意志によって、この世に生を受けたわけじゃない。」
常々、私も思っていることでした。
だからこそ、「生まれてきてよかったこと」と言われても、そこに自分の意思がないため、答えられませんでしたし、今も答えられません。
でも、今日まで生きてきたのは、運命と因果の法則に則ってるという稲盛氏の言葉は、はっとさせられました。
自分の人生はよかった
「自分の人生はよかった。魂を磨くことができた素晴らしい人生だった」と思えるような生き方をしていただきたい。
そう、「生まれてきてよかったこと」という過去ではなく、「自分の人生はのよかった」と思えるために、どう生きていきたいかの未来なら答えられます。
過去と他人は変えられないけど、
自分と未来は変えることができるから。
稲盛氏の講話は、常々思っていたことを具現化してくれ、道標を示してくれました。
試練は絶好の成長の機会
思い返してみると、成長や価値観のアップデートするきっかけは、困ったことや試練など、いわゆるツイてないなぁ。という時だったような気がします。
試練を、絶好の成長の機会としてとらえることのできる人、
人生とは心を高めるために与えられた期間であり、魂を磨くための修養の場と考えられる人、
そういう人こそが、人生を豊かで実り多いものとし、周囲にも素晴らしい幸福をもたらすことができるのです。
試練などが起きた時、
今の自分に必要なことが起きているんだなぁ、または、注意を促されているんだと考えることが自然とできるようになり、それが試練を成長の機会ととらえるということなのかな、と思います。
「自分の人生はよかった。魂を磨くことができた素晴らしい人生だった」と思えるように日々を過ごしていきたいと思います。
謹んで、ご冥福をお祈りいたします。
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