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【コロナ療養03】ホスピタリティと多様性を考えた日

今日は2022年5月19日ですが2日遡って…
5月17日(火曜日)

メローなメロディにメロメロ


朝、6時半に自然と目覚めた。やっぱりホテルのベッドは気持ちが良い。物音が聞こえないのも良い。夜中、咳が出て何度か水を飲んだので、熟睡とまではいかなかったが、久しぶりにゆっくり安心して眠れた。自宅だと、咳をするのも気を使っていたっけ。朝のうちは頭痛が続いていたが、朝食後、入浴したら回復した。お風呂でSpotifyからCavetina が流れてきた。映画「ディアハンター」のテーマ曲。穏やかで優しく悲しいメロディーが今の私には心地良くてメロメロになる。

ホスピタリティ


入浴後、洗濯をした。金曜日の夜から同じ服を着続け、そのまま入室したので、この衣類を洗濯したらさぞ気持ち良かろう。衣類洗剤じゃなくても、石鹸でもシャンプーでも何でも良いと思って持ってこなかったが、1回使い切りパックのNANOXが好きなだけもらえた。なんと太っ腹な!こういう時の洗剤なんて粗悪品を想像していたので驚いた。NANOXなら、濯ぎ一回で済むので手洗いにも嬉しい。
今回の宿泊療養で常に感じるのは、コロナ陽性患者扱いではなく、ほとんどホテル宿泊者としておもてなしされている感覚だ。サービスにセコさがない。役所がやっている感じがしない。マスクだって、ちゃんとしたサイズの良質な物を好きなだけいただける。最初に配布されたマスクは台湾製で、パッケージに「日台友好〜124万回分のワクチンをありがとう!〜」と書いてあった。
コロナウイルスの性質上、掃除や洗濯はセルフだが、それを、より負担なく出来る様に考えてくれている。コロコロを貸してくれたり、スポンジも取り放題だったり。と言っても、マグカップ洗う用と風呂掃除用の2つで十分。最初から個数が決まっていると1つでも多く欲しくなるかもしれないけれど、好きな個数もらえると、無駄にしたくないから最低限しか欲しいと思わない。上手なサービス提供だなぁ。
昨日は入室後、電話で何度も「ありがとうございます」と言われた。「それはこちらのセリフですよ!」と思いつつ、気持ちが和らぐ。
昼食後、今日は昼寝をしないで過ごしてみようと思い、発症日の5月14日(土曜日)から遡ってこの日記を書き始めた。
同じマンションの友達Aさんから、「留守番3人にビスコッティを焼いている。夜8時にドアノブにかけておくので伝えて」とラインあり。ありがたや。私たち家族の幸せの30%くらいはAさんからもたらされている気がする。

子どもの食器洗い問題


YouTubeでよめ子さんを見ながら夕飯を食べていると、吉ちゃんが「食器洗いが大変。パパが油物とそうでない物を重ねちゃう!」とラインで訴えてきた。ちょうどよめ子さんがキュキュット泡スプレーで食器洗いが非常に楽になるとお勧めしていたので、早速Amazonで置き配を頼んだ。これで問題解決すると良いなあ。
数年前まで食洗機を使っていたけれど、なんやかんや言って予洗いするのと、食洗機に溜まったゴミを捨てるのが面倒なのと、食洗機がいっぱいになるまで汚れた食器を溜めておくのが、性に合わなかった。15年も故障しなかったのでずっと使い続けて便利な思いもしたけれど。よめ子さんは自分で食洗機を作っているけれど。
夕飯後、風呂のお湯を溜めている間にYouTube「10分痩せるダンス」をして入浴した。

はやく多様性のある人間になりた〜い


それから映画を見たくてAPAの視聴可能な作品から選ぼうとしたが、ピンとくるものがない。こういう時は、自分が見たい作品というより、今だから見られる、今しか見られないものを思い、選んだのがAPAオリジナル『凛として愛』。「国家のために尊い命を捧げた英霊を忘れるべからず」という内容。靖国神社に軍服参拝する人に共感されそう…という印象。うーん……理解しようとがんばる人が、本当の、多様性のある人なのか?自分はまだまだだなぁ。
その後、持参したiPadで、Amazonプライムから映画『えんとつ町のプペル』を見た。ファミリー向けエンタメというジャンルが好みではないので、所々に違和感を覚えたけれど、作品のテーマにはとても共感する。原作者の実体験が元になっているだけあって、説得力がある。
YouTube「おやすみヨガ」をやって12時頃に寝た。

〜【コロナ療養04】に続く〜

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