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タラの仲間のバスク魚「バカラオ・アル・ピルピル」
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バスク地方の伝統魚「バカラオ」。
タラ科の魚で、タラよりも脂がのっていてとろけるような味わいが特徴だ。
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地元のレストランで見かけた際、ぜひ食べてみたいと思い、注文してみた。
こちらのレストランでは、バカラオを2種類の方法で調理しており、一度に2つの異なる料理を楽しむことができた。
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特に「バカラオ・アル・ピルピル」はバスクの名物料理で、バカラオを赤唐辛子とニンニク、オリーブオイルで煮込んだ、ペペロンチーノのような味わいが楽しめる。
最後にクリーム系のソースをかけていただくのが特徴だ。
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「ピルピル」という名前は、油がはねる音を表しているそうで、とても可愛らしい名前だ。
バカラオの濃厚でありながら癖のない脂がソースにも染み出し、一口ごとに感動を覚えた。
バカラオ自体は淡白でさらっとした味わいなので、濃厚なソースとの相性は抜群。
スペインの調理技術の高さに改めて感動した瞬間だった
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