みんなと同じことを諦める
社会に出てから仕事をするようになって、『みんなと同じになるなんて無理だな』って思ったことが数多くあります。
スキルも能力も違いますし、お金の使い方や人付き合いのやり方まで全員同じだなんてほぼあり得ません。
それなのに、『みんなと同じように会話に加わる』、『みんなと同じように電話対応を行う』みたいに上司から言われると途端に【使えないやつ】になってしまいます。
本当にこの2つは苦手で、特に電話対応の方はできなさ過ぎて入社3ヶ月でクビになったこともあります。
もちろんこれらのことはできた方が生きやすいですし、仕事を選ぶ幅だって広がるので、持っていて損はない力だとは思います。
苦手なことがたまたま人の目につきやすいものだったというだけで、会社をクビにされたり仲間外れにされてしまうというのが現実なんですよね。
環境は選べる
転職するのはなかなか大変ですが、それでも自分の弱点が目立ってしまう職場で働き続けることの方が精神的にも辛いはずです。
22歳で新卒で入った会社を3ヶ月でクビになったときは、自分はなんてダメな人間なんだとひどく落ち込みました。
でも今振り返ってみると、自分の弱点を知ることができたきっかけの一つだったというポジティブな形で受け止めることができています。
自分のように、弱点が目立ってしまう人はきっと少なくないはずです。
・ついイライラしてしまって人にあたってしまう
・自分を守るために嘘をついてまで取り繕ってしまう
・飲み会や合コンみたいな人が大勢集まるような場所は苦手
・異性との付き合い方も得意じゃない
全部弱点に思えますが、全部長所でもあるんですよね。
空気を読んで周りに合わせたり、静かな場所でじっくり話し込むことが得意といったように、捉え方によって全部長所にもなり得るからです。
ものの捉え方や環境によって、苦手なことは得意なことに変わります。
今の環境が自分にとってやりづらいもなら、思い切って環境を変えてみるのもおすすめです。
完璧な環境もあり得ない
弱点を得意を変えるために環境を変えても、全てが順風満帆にいくこともないと思っています。
職場が変われば嫌な人や価値観が合わない人だって出てくるものですし、自分の弱点が見えづらくなったとしても慣れない環境にうまく馴染めないことだって普通に考えられます。
なので、決して自分を信じず疑わず、ただ試して確かめるといった科学者の目線で取り組んでいくのが大事かと思うんです。
・転職したから大丈夫
・部署が変わったから働きやすくなる
こうした期待を一切持つなとは言えませんが、そればかりに目がいってしまうと転んだときに立ち上がることが難しくなってしまいます。
それよりも、自分は失敗しても何度でも立ち上がることができる、失敗してもまた変えればいいという心構えでいた方が色々なリスクに備えることができますからね。
失敗を失敗と捉えるのではなく、次のチャレンジだと思ってどんどん行動していきましょう。
諦めない限り、いつかきっと自分が活躍できる場所に行けるはずです。
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